インド

バラナシ(6)バラナシまちあるき〜夜編

赤い粉をつける僧侶

日没のバラナシを歩く

アールティープージャーの始まるまえ、ダシャーシュワメード・ガート付近は大混雑。

● アールティープージャー前の喧騒を楽しむ
● 露店で買い物
● ドーサを立ち食い
iPhoneを紛失しインド警察のお世話になる

大事件勃発、観光どころではない!?
ドタバタ、元旦の夜。

日没前、
アールティ・プージャーの準備でにぎわう

日没の祭礼、アールティ・プージャーに向けて、ガートはにぎわう。

ほんっと、ものすごい人。
インド人の人口の多さにびびる。

アールティ・プージャ待ちの人混み

プージャーまであと1時間以上はあるのに、すでに場所取りを始める人々。

アールティ・プージャ待ちの人混み

額にヒンドゥーの印を受ける。
お布施をして、わたしも施してもらったよ。

赤い粉をつける僧侶

儀式のおじさん

お供え物販売

ヒンドゥー儀式関連の品物が売られていた。たくさんの花。

儀式ようの花

灯篭にしつらえられる。灯篭は、ガンジス河に流す。

灯籠流しセット

異教徒のわたしには、入りづらいところ。

女性

プージャンの準備は、粛々とすすむ。

アールティ・プージャの儀式台

階段には、びっしりと人が埋まった。わたしも日程がタイトでなければ、場所取りしたいところ。でも、観光優先で!

アールティ・プージャ待ちの人混み
日没まで、まだ1時間以上あるよ?
アールティ・プージャ待ちの人混み

売店は活気が増す。

屋台

巨大な「傘」的なものが出現。

大きな傘

いったん、ガートを後にする。ゴードリヤ通りへ行ってみよう。

アールティ・プージャ待ちの人混み

ヒンドゥーの神々

ヒンドゥーの神

ヒンドゥーの神

ヒンドゥーの神

おみやげ

ガートを離れて
ゴードリヤ通りを歩く

バラナシ、ガートへ続くメインストリート。

バラナシの通り

バラナシの通り

野菜の露店販売。こんな時間に!?

野菜

露店は、どこも大にぎわい。

衣類の露店

露店

バラナシの通りの馬車

意外なことに、定期的に掃除している方がいた。ポイ捨ての文化だけれど、ちゃんと清掃もされているんだ。

道を清掃する人

人気店をのぞいてみる。
なんだろう?あまそうだから、やめておく。

大鍋で調理中

お店

おしゃれな女性

これ、なんだろう。

フルーツ売り

ゴードリヤ・チョーク付近のピンクの建物。

混雑する通り

それにしても、めちゃ混雑している。
元旦だから?聖地だから?

混雑する通り

ここにも、人が群がる人気店。

人気の飲食店

ものすごく大きな揚げ鍋。
インドの人口を支えるには、これくらいの大鍋が必要なのかも。

大鍋で調理する男性

めっちゃ脂っこそうな、フライ。でも、飛ぶように売れていく。

揚げ物

めちゃくちゃ人が増えてきた。
アールティープージャーの時刻が、近づいてきた。

混雑する通り

商店

空が暗くなって、街がキラキラ。

混雑する通り

わたしもアールティープージャーに、急がなくっちゃ。

風船売り

ゴミ、汚いなあ。
清掃する人より、ポイ捨てする人の方が断然、多い。

路上のゴミ

混雑の中、通り抜けるサイクルリキシャー。

馬車

チベット系のあたたかウールの洋服が販売されていた。先日まで滞在していたムンバイもアウランガーバードも暑かったけれど、ここバラナシは、ダウンが必要な寒さ。

露店の衣類

風船売り

リキシャーと客

衣類の露店販売。かわいいなあと思っていたワンピースは、すでに他の人の腕の中。あ〜あ。

大人気の衣類販売

わたしも負けじと掘り出し物をさがすけど、ピンとくるものは他に見つからなかった。

大人気の衣類販売

大きな建物

小さい子

露店のなかには、ピアスのショップも。ここでも買いまくる。おもしろデザインも多いんだもん。

露店のピアス

風船の販売。お祭りだね。

風船売り

露店ではなく、宝飾店でもピアスを購入。でも安いものは300円くらい。

陳列されたピアス

おっと、ここにも牛がいた。
どこが住処なんだろ。

路上の牛

ドーサを立ち食い

人が集まるお店、ドーサの露店だった。夕食は、ここに決めた!

ドーサのお店

薄くてパリッとしたドーサは、すぐに完成する。

鉄板で焼くドーサ

注文してから、すぐにサーブされたよ。
ドーサは銀食器で提供された。
ドーサを立ち食いするなんて、斬新だわ。

手でちぎって食べ、サンバルにつける一連の流れを片手で行うのはしんどい。私は苦労したけれど、「不浄の手」左手は使用しないインド人にとっては、おちゃのこさいさいなのかも。

ドーサのプレート

ドーサの食器は、さすがに使い捨てではない。そのはずだ。

ゴミ箱

公衆トイレあり
トイレチップ必要

ガートに降りる手前に、公衆トイレがありました。よかった。インドの人口に比してトイレの数が少なすぎると思う。そして、どこもさほど混雑していないし。日本人がトイレに行き過ぎなのかしら。

公衆トイレ

iPhoneを紛失!
そして奇跡的に見つかる

アールティ・プージャーの時間が近づき、混雑が増してきた。ドーサも食べたし、そろそろガートに降りるかな、と向かう。

これが、最後の写真。

人混み

このあと、iPhoneを紛失しました。

あわや群衆雪崩!?
大混雑のガートへの道

これって「群衆雪崩」の一歩手前なんじゃなかろうか

あまりの混雑に、そう思った。

人間は個体なはずのに、じぶんが大きなものの一部になった気分。自分の意思どおりに体が動かせず、ギュウギュウで固まりでしか動けなくなって、波打つ感じ。みなで、連動して進む。

アールティ・プージャを諦めて引き返すことにしたら、そのときにiPhoneを紛失したことに気付いたのでした。

アールティ・プージャ後の大混雑

アールティ・プージャ後の大混雑(翌日)

警察署に行く

I lost my iPhone!!!

叫んでいたら、周囲のインド人たちがナニナニどうしたの?と助けてくれた。

すぐ先に派出所があるから、まずはそこへ行くといい、と教わる。

こんな大混雑で、
しかもインドだし、
iPhoneは高価だろうし、
絶対見つかるわけない・・

届け出なんてしても無駄でしょ、そう思いながらも警察署へ。

派出所へいけそうにもない大混雑でしたが、連れて行ってくれた男性がヒンディー語でなにかを叫んでくれ、それに呼応した周囲の人が道を開けてくれた。モーセか。

警察署

日本語堪能なインド人男性が呼び出される

警察署のすぐ近くでチャイの店を出店しているというインド人男性がサポートしてくれた。日本語が堪能なので、呼び出されたとのこと。本当に、ありがとうございます。

初めての防犯カメラ調査

いつiPhoneを最後に見たのか?
私の行動位置を確認したあとは防犯カメラをみんなでチェック。これ、警察ドラマでよくあるやつ〜〜!!

スピーカーによる声かけ

警察署からアナウンスしてくれた。気づかなかったけれど、ガンガーにはスピーカーがあるってことなのかな。

ヒンディー語でわからなかったけれど、ジャパニーズとセルフォンというワードは聞き取れた。何度もアナウンスしてくれた。

アールティ・プージャも終わり、諦める

残念だけれど、もう我々にできることはない。
署長さんにいわれた。
映画みたいなセリフで、なんかかっこいいなと思いながら聞いていた。

いま訪れている警察署とは別のところで正式な届出書を書く必要があるとのこと、わたしは警察官と日本語通訳者と一緒に移動することになった。ちょうどiPhoneを落としたあたりの階段をのぼっていると、ひとりの男性が警察官に駆け寄ってきた。

セルフォンをみつけた人がいるよ!
呼んでくるから、待ってて!
(内容は通訳のかたによる)

まじで?
そんなことって、ある?
この時点でミラクルに涙が出る。びっくりして、嬉しくて、涙がでた。

拾い主、現る

いったん署に戻る。しばらくすると、拾い主とその家族がわたしのセルフォンことiPhoneを届けにきてくれた。拾ってくれた彼女は、私が落とした付近の階段沿いでお店を営んでいるらしい。

嬉しくて、泣いちゃった。そしてハグ。うれし泣きって、あまり人生でしたことがないかも。

  • インド旅の思い出の写真がなくなってしまう
  • 明日からのインド観光、大丈夫?(Googleマップがないと旧市街を歩けないよ)
  • iPhoneなしに日本に帰れるのか?
  • iPhoneは高額なので、買い替えの出費が痛い

失くしたことで降りかかるであろう諸々の煩わしさから解放された爽快さと、
これからも楽しいインド旅が継続できそうな予感と、
そしてなにより、迷惑な異邦人に無欲の親切を施してくれたインドの皆様に、めちゃ感謝!

書類記入&記念撮影

簡単に届け出をして、証拠の記念撮影も。日本の警察署にはないノリの良さ。わたしの戻ってきたiPhoneでも撮影してもらったよ。

警察署内

わたし、ガンガーに愛されてるう!

明日のボートを約束

iPhone紛失時に通訳として助けてくれたインド人男性。ボートを持っているそうなので、ガンジス河のサンライズをみるためにボートに乗せてもらうことを約束。

親切なインド男性

綺麗に並んだボート

アールティ・プージャが終わって1時間ほどたったからか、閑散としている。

人気のないパラソルの下

ガート沿いを歩いてホステルへ

ホステルまで、ガート沿いを歩いて帰る。

夜のガート

この暗さで19時台。ガート沿いのホステルにしていて、ほんとうによかった。

ありがとう、ヒンディーの神々。

ヒンドゥーの神の像

綺麗に並んだボート

ガート沿いは、ひっそりとしてきた。

これはトイレじゃなくて、沐浴のための着替え用スペース。

着替えブース

しーんとしている。

夜のガート

きになる壁画。

ベンチとテーブル

ホステル到着

到着したけれど、ガンガー沿いの入り口は閉じていた。横の階段を登って、正面玄関から戻る。

ホステルの外観

食堂スペースは、誰もいなかった。

ホステルの共用スペース

ホステルのベランダ

ホステルのベランダからは、安全にガンガーを眺めることができる。でも、暗くて全く見えないね!

ホステルのベランダからの眺め

バラナシの夜は暗いし、なにもすることがない。寝ます。

NEXT:霧の中の沐浴を見学

早起きして早朝のバラナシ、沐浴を見学する。

 

インド8日間(年末年始)

この旅のスケジュール

インドでお腹を壊した

 

バラナシ
Varanasi

ヒンドゥー教の聖地

 

サールナート
sarnath

バラナシから日帰りで行く
仏教の聖地

 

アウランガーバード
Aurangabad

エローラ&アジャンター石窟群
観光の起点

 

ムンバイ
Mumbai

インドの大商業都市

 

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