乗継時間を利用し、アムステルダムを一日観光。アムステルダムは乗継観光にピッタリの都市。あえて乗継時間の長いフライトを選び、ついでに楽しんじゃうとオトクです。この記事では、アムステルダムが弾丸観光におすすめの理由と、効率よく観光するために知っておきたいアムステルダム観光のコツをご紹介します。
アムステルダムの街が弾丸観光にぴったりな理由
時間との闘いが要求される、フライトとフライトの合間の乗継観光。アムステルダムが乗り継ぎ時間の観光に向く理由は、その「時間短縮となる色々な要件」を備えているところにあるのです。
おすすめ理由①
空港と市街地が近い
アムステルダムのレスポール国際空港(AMS)は市街地からすぐ。スキポール国際空港からアムステルダム中央駅までは鉄道で約15分。渋滞知らずでスムーズに移動できます。移動に時間がとられないので、短時間のトランジットでも挑戦可能です。
おすすめ理由②
空港の処理能力が高い
アムステルダムのスキポール国際空港(AMS)は世界的に評価の高い空港。入出国にかかる時間がかなり短くストレスフリー。乗り継ぎ時間での観光は、時間との戦い。「空港での入出国手続時間の短さ」がそのまま観光可能時間に影響を与えるからです。ここアムステルダムは、弾丸乗り継ぎ観光にぴったり。
ちなみに「乗り継ぎ時間によっぽど余裕がないと諦めるべき」な空港もあります。それは、中国本土とロシアです。入出国審査が大行列でヒヤヒヤすることが多いから。それに較べたら、スキポール国際空港は素晴らしい!安心してオススメできます。
おすすめ理由③
観光名所がギュッと凝縮!アムステルダムの街はコンパクト。
時間がないけれども、見たいところはたくさんある!
アムステルダムの街はコンパクト。短時間での観光も可能です。見どころ間の距離が近いため、移動時間のロスが少ない。
おすすめ理由④
公共交通機関が整備されていて移動がスムーズ
街もコンパクトなうえに、交通機関も整備されているアムステルダム。観光にはトラムが便利。地下鉄と違い、地下に降りて改札をくぐる必要もなく、地上の停留所から乗り込めば良いだけ。停留所の間隔も短く使い勝手が良いです。
「Amsterdam Pass」などの乗り放題カードを持っているとさらに楽です。これは購入すべき。車両を見つけたら飛び乗るだけで良いので楽チンですよ。
事前に知っておきたい!弾丸アムステルダム観光のコツ
コツ①
ザックリと行動計画を立てておく
アムステルダム観光は、行き当たりばったりは不向き。大雑把で良いので行動計画を立てておくこと!
旅なれた人、そして語学堪能な人ほど陥りがち、「現地についてから考える」は、アムステルダム弾丸観光には不向きです。
アムステルダムはコンパクトな街で、移動そのものは行き当たりばったりでもなんとかなる。ただし、美術館などの観光スポットは予約必須だからです。「午前はオランダ国立美術館、午後はゴッホ美術館へ行く」程度の軽い予定を組み、コツ②のとおりwebでチケットを事前購入しよう。
コツ②
観光スポットは事前にwebでチケット購入する
アムステルダムの観光スポットは必ず事前web予約を!
事前に購入しておけば、チケット売り場の行列に並ばなくて良いのはもちろん、人気のスポットのチケットは時間別入場制のところも。チケットを持っていないと「当日券を求めて行列に並ぶ」ことすら許されない。
予約難易度とwebサイト
アンネ・フランクの家
難易度:★★★
ホロコーストから逃れ、日記を綴っていたアンネフランクが実際に住んでいた家を見学できます。人気も高く、またその「隠れ家」であるゆえに小さいため、時間指定制入場券の販売です。事前にwebで購入しておかないと希望の時間に入場できなかったり、また購入できないことも!
見学日が決まったら、いの一番に予約すべきスポットです。
アンネ・フランクの家
Anne Flank House
入場料;10.5ユーロ(大人料金)
公式webサイトはこちらから
ゴッホ美術館
難易度:★★☆
予約難易度が高いというのは少し正確ではないかもしれません。チケットはweb販売のみです。そして時間指定入場制です。事前に購入できれば全く問題ありません。しかし、知らなければ、当日現地に着いて初めて入場できないことが発覚する、そういう類の難易度です。危険度というべきか。
かならず公式サイトで事前に購入してくださいね。
ちなみに、コムギは当日の朝にiPhoneからアクセスして午後の時間を購入できました。ほっ。
ゴッホ美術館
Van Gogh Museum
入場料;19ユーロ(大人料金)
オーディオガイド:5 ユーロ(日本語あり)
公式webサイトはこちらから(日本語)
オランダ国立美術館
難易度:★☆☆
レンブラントの「夜警」が収蔵されている美術館。寡作で有名な”光の魔術師”フェルメール作品も数点ありました。広い館内は鑑賞客でいっぱい。
当日券も販売していますが、長蛇の列。
これに並ぶ時間が勿体無いですね。事前にwebサイトから購入することをお勧めします。
決済画面を提示すれば良いので、チケットを印刷する必要なし。現地からスマートフォン経由で購入しても問題ありません。
アムステルダム国立美術館
Rijksmuseum
入場料;19ユーロ(大人料金)
オーディオガイド:5 ユーロ(日本語あり)
公式webサイトはこちらから(英語)
コツ③
小銭を用意
オランダはカード社会、小額でもクレジットカードOK!
ですが、観光には小銭が必要な場面も。小銭は用意しておこう。
用意すべきコイン:1ユーロ、50セント
コムギが実際に困ったのは、「美術館のロッカー」。
美術館で歩き回る前に、重い荷物を預けたい。「アムステルダム国立美術館」のロッカーはコインが必要。返却式なので実質無料ではありますが、コインがなければ鍵がかかりません。両替機なんで便利なものはなく、小銭に崩したいならばチケット売り場でお願いするしかない。せっかく事前予約で行列を回避したのに、両替で並ぶなんて時間がモッタイナイですよね。
ちなみにコムギはチケット売り場の行列を回避すべく、売店で1ユーロのポストカードを購入し、おつりを50セントコインでもらいました。我ながらナイスアイデアだ!
ですがこんなことをしなくても小銭があればアッサリ預けることができました。
オランダのトイレは無料なので、トイレチップを考える必要はないけれど、いつなんどき、小銭が必要になるのかわからない。カードに頼らず、小銭も少しは確保しておこう。
コツ④
1Day アムステルダムカードは購入必須
交通カード「1 day Amsterdam card」は迷わず購入!
1 day Amsterdam card
価格:17ユーロ
レスポール空港〜アムステルダム中央駅の往復券
+1日乗り放題(トラム、バス、鉄道)
トラムへの乗車回数が少なければ、かえって割高になるかもしれません。ですが、お金を気にせず自由に動けるのはとっても気楽です。
アムステルダムは物価が高く、運賃もかなり高い。トラム1乗車で3ユーロほどもします。
トラムに乗らずに徒歩移動も可能ですが、乗ったり乗らなかったり、どちらが得なのか?お金を考えるのが面倒に感じるコムギは迷わず購入。近距離でも臆せず飛び乗れますね。
気になるスポットがあったら降りてみて、しばらく散策してからふたたび乗車することも可能とにかくお金を気にせず自由度が高く楽しめる。「1 day Amsterdam card」の購入をお勧めします。
事前にコツを掴んで楽しいアムステルダム観光を!
いかがでしたか?
上記のコツをおさえれば、アムステルダム観光はびっくりするほどスムーズです。旅の悩みごとを軽減し、観光に集中できます。
あなたの旅の参考になりますように。
▼実際の観光した記録はこちらの記事で
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