オランダ

【トランジット】乗継時間に行く!アムステルダム滞在12時間の弾丸観光プラン

 

アムステルダム国立美術館の正面入り口


乗継時間を利用し、アムステルダムを一日観光。12時間滞在ですが、効率よくまわれば、これだけたっぷり楽しめる!乗り継ぎ時間を利用した、コムギの弾丸アムステルダムの観光プランをご紹介します♪

弾丸アムステルダム観光、実際のスケジュール

弾丸アムステルダムで訪れた観光スポット

実際にめぐったスポットはこちら。

  1. アムステルダム国立美術館
  2. ゴッホ美術館
  3. アンネ・フランクの家

あいだに、トラムに乗ったり、オランダ名物のコロッケを食べたり、可愛いパン屋さんで買い食いしたりも楽しみました。

今回の乗り継ぎ情報

【渡航時期】2020年1月
【乗 継 地】 アムステルダム(オランダ)
【乗継空港】アムステルダム・スキポール空港
【乗継時間】11時間50分

スーツケース:機内に預けっぱなし

今回は、イスラエル〜アムステルダム〜大阪のルート。スーツケースは預けっぱなしで大阪まで運ばれるため、身軽なまま観光に行きます。

観光のコツ

▼効率よく観光するコツは別の記事でまとめました。

いざ、アムステルダムの観光へ

9:30
アムステルダム・スキポール国際空港に到着

定刻通り到着。KLMオランダ航空、機体は可愛いけれども中は狭かった。あまり利用したくないな。

KLMオランダ航空の機体/

10:00
すんなりとオランダに入国

スキポール空港は、とても空港処理能力が高い!荷物もあっという間に出てきたし、入国審査もスピーディ。ストレスフリーな空港でした。これってトランジット時間を利用した弾丸観光にはすごく重要な要素なんです。

スキポール空港

1Day アムステルダムカードを購入

交通カードの自動販売機

レスポール空港〜アムステルダム中央駅の往復券+1日乗り放題(トラム、バス、鉄道)アムステルダムのレスポール空港から市街への往復運賃と、乗り放題が込の交通カードです。どれだけトラムに乗るか不明だけれど、お金のことを考えるのがしんどいので購入。

1-dayアムステルダムカード

1-day Amterdam Travel card
17ユーロ

10:10
空港の「LEON」で朝食

弾丸旅で忙しくなるし、腹ごしらえをしなくっちゃ。そしてコーヒー飲みたい。アムステルダム空港駅のコーヒーショップ『LEON』で朝食をとる。

LEON

なるべくボリュームのあるものを!と選んだけれど、めっちゃ少量でした。パンも付いていないのに、これだけで11ユーロだって。オランダは物価が高い。北欧だもんね。ワンコインで満腹になる日本はやっぱり物価が安すぎると思う。

BIGブレックファスト

ビッグブレックファスト:6.95ユーロ
コーヒー:3.75ユーロ

11:00
スキポール空港から市街へ鉄道移動

鉄道で移動です。空港からアクセス至便。

空港駅のホーム

カラフルな車両。

Intercityの車両

車内のシートも大きめ。

鉄道の車内

11:07
Lelylaan駅で下車

アムステルダム中央駅まで行かずに「Lelylaan駅」で下車。乗車時間、たった7分。これからむかうアムステルダム国立美術館には、この「Lelylaan駅」で乗り換えた方が近いのです。

Lelylean駅

小雨のアムステルダム。寒い。

11:15
Lelylaan駅にてトラムに乗り換え

駅を降りたらすぐ、トラムの駅があります。のりかえて17番トラムに乗ります。

Lelylean駅のホームとトラム

目的地のアムステルダム国立美術館までドンピシャのルートではないですが、トラムの駅間隔は狭いので、歩けばいいかと適当に乗車。

びっくり!
車内に「切符売り場&インフォメーション」がありました。切符を持たない人はこちらで購入可能。いろいろな国の電車に乗ってきたけれど、この方式は初めてだわ・・・!コムギは交通カードを持っているのでお世話になる機会はなかった。

トラム内の券売所

トラムはとても広くて清潔。窓ガラス面がひろくて、外の景色が綺麗に見えます。

綺麗で広いトラム

11:30
トラムを下車

トラムを下車し、少し歩いて目的地へ。

アムステルダムの街

アムステルダム国立美術館の裏側

お!見えてきた。でもここは美術館の裏側なのです。

アムステルダム国立美術館

それでも風格十分!

11:35
アムステルダム国立美術館

アムステルダム国立美術館
Rijksmuseum 
入場料;19ユーロ(大人料金)
オーディオガイド:5 ユーロ(日本語あり)
公式webサイトはこちらから(英語)

天井が高くて綺麗な美術館です。

アムステルダム国立美術館のロビー

フロアも広い!

アムステルダム国立美術館のロビー

ロッカーに荷物を預ける

スーツケースは機内に預けっぱなしですが、美術館では手ぶらで鑑賞したいのでリュックを預けることに。ロッカールームとクロークがあります。

ロッカールーム

ロッカールームは無料ですが、返却式の50セントコインが必要。

50セントコインの挿入口

持ち合わせがない!両替機という便利なものはなく、両替するにはチケット販売所に並ばないといけないみたい。でも長蛇の列。これだと、web予約してチケットを買った意味がないじゃない!

長蛇の列の入場チケット販売所

そこで、ミュージアムショップでポストカード(1ユーロ)を1枚購入。お釣りを50セントでくださいとお願いして小銭を作り出すことに成功!自分の機転にガッツポーズ!

アムステルダム国立美術館で購入したレンブラントのポストカード

無事に荷物を預け、身軽で入場できました。やったね!webで事前購入していれば、並ばずに入場できるので楽チンです。

アムステルダム国立美術館の入り口

無料のフロアマップがもらえるので、忘れずにもらっておこう。日本語はありません。

アムステルダム国立美術館の館内案内図

アムステルダム国立美術館の目玉!
レンブラントの「夜警」

レンブラントの代表作にして傑作の「夜警」。こちらだけ別格の扱いでプロテクトされていた。

ガラスで覆われたレンブラントの「夜警」

強化ガラスで隔離。モナリザみたい。極小サイズのモナリザと比べたら、巨大なこちらはガラスの中でもしっかり鑑賞できます。

レンブラントの「夜警」

当時、よく注文されていた集団肖像画。ドラマティックな構図ですが、「肖像画」としては不服のモデルもいたよう。

▼当時の一般的な集団肖像画はこちら。みなさんの顔がよく見えますね!

集団肖像画

フェルメールが3点あり

「光の魔術師」フェルメール作品が3品も。寡作で有名なフェルメールが3つも揃うのはすごい。

アムステルダム国立美術館のフェルメール展示室

フェルメール「牛乳を注ぐ女」

フェルメール「牛乳を注ぐ女」

フェルメール「手紙を読む青衣の女」

フェルメール「手紙を読む青衣の女」

フェルメール「ラブレター」

フェルメール「ラブレター」

肉眼で見ないと見えないものありますね。細かい!

フェルメール「牛乳を注ぐ女」の拡大図
こんなに至近距離でゆっくり鑑賞できます。

フェルメール「牛乳を注ぐ女」を眺める客

フェルメール「牛乳を注ぐ女」

美術館自体も素敵でした。

美しいステンドグラス

アムステルダム国立美術館の館内

13:20
美術館を出る

ゆっくり鑑賞したいところだけれど、弾丸旅ではタイムキープが重要!次の目的地へ行かねば。

アムステルダム国立美術館の正面。絵になる建物。

アムステルダム国立美術館の正面入り口

とても寒いのにフードショップが出店。食べたい!でも時間がない。

フードトラック

冬季限定なのかな?スケートリンクがありました。

スケートリンク

手すり代わりに、椅子と一緒に滑っていました。これって北欧では普通なのかな?

スケートリンクで椅子を支えにする子

13:25
ゴッホ美術館

アムステルダム国立美術館から徒歩5分で目的に到着。

券売所は並んでいた。購入できても時間指定制なのですぐには入場できないのですよね。

ゴッホ美術館
Van Gogh Museum
入場料;19ユーロ(大人料金)
オーディオガイド:5 ユーロ(日本語あり)
公式webサイトはこちらから(日本語)

ゴッホ美術館のチケット売り場

コムギはwebで事前予約していたのでスンナリ入場できました。

ゴッホ美術館の館内の様子

クロークに荷物を預けます。無料で仕事も早い。アムステルダムは本当にストレスフリーな街。

クロークルーム

ゴッホ美術館は、まずはゴッホの自画像フロアからスタート。

ゴッホの自画像

一番人気は、やっぱり「ひまわり」。それでもゆっくり間近で鑑賞できます。

ひまわりを眺める女性

それにしても、ゴッホの絵の具の使用量はすごい。

ゴッホの筆致

コムギは高校時代の美術の授業でゴッホのひまわりを模写したことがあるのですが、絵の具を大量に使用するのでお金がかかって大変でした。

ゴッホの筆致

「ゴッホの筆致&絵の具を顕微鏡でみよう」というコーナーがありました。科学館みたい。

ゴッホの絵の具を顕微鏡で見る

周りの人も映像で見ることができる

ゴッホによる葛飾北斎の模写も。教科書でしか見たことなかったわ。

ゴッホによる葛飾北斎の模写

ゴッホの絶筆作品、最後に描いていたという未完の作品「木の根」。

ゴッホ最後の絵

ゴッホ美術館にはゴッホ作品のみならず、ゴッホが蒐集した作品や、ゴッホゆかりの画家の作品もならびます。そんななか、コムギが気になった絵はこちら。

「ひまわりの絵を鑑賞する女性」の絵。絵の中にひまわりの絵がある!

ひまわりを眺める女性の絵

多作のゴッホの作品は、世界中の美術館でも鑑賞してきたけれど、やはりここゴッホ美術館のラインナップは抜きん出ている。ゴッホの絵が好きならばぜひ訪れたいところですね。

1ユーロのポストカードを買ったら、無料配布しているという日本語のDVDがもらえました。

ゴッホ美術館で買ったお土産

日本語のカタログが売っていたので、こちらも購入。

ゴッホ美術館のお土産

ゴッホ美術館
Van Gogh Museum
入場料;19ユーロ(大人料金)
オーディオガイド:5 ユーロ(日本語あり)
公式webサイトはこちらから(日本語)

16:15
ゴッホ美術館を出る

次の目的地へ向けて移動。

トラム

トラムに乗ったけれど、美しいエリアを通ったので途中下車。

アムステルダムの街角

女の子たちが入っていったパン屋さんにつられて入店。

パン屋さん

可愛いパン屋さん。
ワッフルを買ったらトッピングを選ぶように言われる。ホイップクリームをお願いして、その場で食べました。なにこれ!初めて食べる美味しさ。マネケンのワッフルとは別モノです、あれはあれで美味しいけれど。なんでしょうもっとフンワリしていて、でも弾力もあって甘さも適度で絶品なんです。

ワッフルのホイップ添え

弾みがついてしまい、夜に飛行機で食べようと買ったパン・オ・ショコラも食べちゃう。これまた記事が美味しい!

パンドショコラ

欧州はパンやデニッシュが美味しいですよねえ。小麦と水とバターかしら。

衝撃!コロッケの自動販売機

プラプラしたら遭遇してしまった、コロッケの自動販売機。

コロッケの自動販売機

ちゃんと温かいんです!売れているので回転が早く、わりと出来立て。ハンバーガーもありました。

コロッケの自動販売機

オランダはコロッケが有名らしい。さっき甘いものをたくさん食べたし、しょっぱいものも食べたいな。2ユーロのコロッケを買い食い。

コロッケ

カリッとしてトロ〜リとして美味しい。また甘いものも食べれそう!

とろーりしたコロッケ

ふたたび、あるきだす

時間指定予約済みの「アンネ・フランクの家」へ向けて歩きます。

バンクシーの看板を発見。いまちょうどアムステルダムで特別展が開催されているみたい。

バンクシー展の看板

ちょうどイスラエルからの乗り継ぎでアムステルダムにきているコムギ。このバンクシー「花束を投げる青年」は、ちょうど昨日ベツレヘムで見てきたところ。本物をね!ウフフ。

 

アムステルダムの街

 

アムステルダムの街並

アムステルダムの街並

アムステルダムの街並

アムステルダムの川沿いの道

アムステルダムの川沿いの道

可愛らしい花

17:00
アンネ・フランクの家

「アンネ・フランクの家」へ。アンネが2年間ホロコーストから逃れて隠れていた家です。その性質より、一度に大人数を捌けないことと関心度の高さより、予約がすぐ埋まってしまう人気スポット。事前にweb予約しないと入場できませんよ!

なんとか指定時間ぴったりに到着。時間指定制予約につき、指定時間を超えたら入場できないのです。キビシイ!

アンネフランクの家の外観

アンネ・フランクの家
Anne Flank House
入場料;10.5ユーロ(大人料金)
公式webサイトはこちらから

写真不可。感想は、訪れて良かった。よかったという表現はしっくりこないのですが、「こんなところに複数の家族が2年も隠れ続けていたのだ」という事実を体感することが、ホロコーストへの恐れの気持ちを少しだけれど追体験することができたような。アンネの日記を、より深く理解できた気がする。

アンネ・フランクの家の滞在時間は1時間30分程度でした。狭い家を並んで進むので、自分の意思ではなかなか動けず。プランニングの際にはお気をつけください!

18:30
退場、空港へむけて引き返す

フライトは21:10。残り3時間を切ったので、急いでスキポール国際空港へ引き返さなくっちゃ。

トラムと駅

トラムに乗ってみたけれど、それも味気ないなあと思い、早歩きで帰ることにしました。

アムステルダムの街

またまた、コロッケ自動販売機のチェーン店「FEBO」に遭遇。最後に食べておこう。

コロッケ屋さんFEBO

コロッケ屋さんFEBOのコロッケ

ふたたび歩きだす。

アムステルダムの街

中央駅付近はとてもロマンティック!

アムステルダム中央駅付近の夜景

アムステルダム中央駅の夜景

いよいよタイムリミット。
さよなら、アムステルダム!

アムステルダム中央駅の夜

19:10
アムステルダム中央駅から鉄道で移動

ちょうど列車が出発しそう!ダッシュで飛び乗ります。

アムステルダム中央駅のホーム

19:30
スキポール国際空港に到着

気づけば、フライトの2時間前を切っている。無事に到着して、一安心。

スキポール空港

安心したら、急いでお土産を購入。今回飲むことができなかったアムステルダムの誇る世界的ビール、ハイネケンをグビり。次回はぜひ、パブでドラフトを飲みたいものです。次の課題!

ハイネケンの缶ビール

20:15
保安検査&出国審査完了、制限エリアへ

スピーディーに出国手続き完了。制限エリアには、黄金のミッフィーが鎮座していた。ミッフィーの生みの親、ブルーナはオランダ人。

黄金のミッフィー

21:10
アムステルダムを出発

無事に飛行機に乗ることができました。乗り継ぎでいく弾丸アムステルダム観光、無事に終了。

KLMオランダ航空の機体

乗り継ぎ時間でアムステルダム観光を楽しもう

いかがですか?
乗り継ぎ時間でいく弾丸アムステルダム!アムステルダムの街は整備されているし、事前にweb予約していれば行列に並ぶことも回避できる。スキポール空港は処理能力も高い。アムステルダムは、乗り継ぎ時間で観光するのにハードルの低い街なのです。

乗り継ぎ時間を有効に活用しよう!

▼アムステルダムを効率よく観光するコツはこちらをご覧ください

 

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