エローラ石窟群へ。
世界遺産も納得の、荘厳な石窟群。
こんなに壮大な遺跡が、何百年も放棄されていたなんて、驚きだ。
エローラ石窟寺院
Erolla Caves
エローラ石窟群は、
●世界遺産
●敷地は広い
●3つの宗教の寺院
施設内は、
●清潔なトイレはある
●飲料は、水販売(違法?)と水補給スポットあり
施設内の移動は
●広大
●EV(エレクトリックヴィークル、有料)で移動可能
必見スポットは、
●ジャイナ教石窟:Indra Sabha(cave32)
●ヒンドゥー経寺院:カイラーサナータ寺院(cave16)
●仏教寺院:ヴィシュヴァカルマ窟(cave10)
エローラ石窟群へのアクセス
byローカルバス
世界遺産・エローラ石窟寺院へはローカルバスで移動。アウランガーバードCBSから45分。そして運賃は、なんと100円以下。
アウランガーバートCBS〜エローラ石窟群(らへん)
Rs.50(約87円)
ローカルバスこそ、インドっぽい体験ができるのでオススメ。
▼ローカルバスでエローラ石窟群へ
エローラ
バスを下車
バスを降りたら、露店がならぶ。賑わっている。さすが世界遺産。
馬がいた〜!
ここでは炭酸水を入手しておく。水Rs.10にたいして炭酸水はRs.50。水よりもだいぶん高価。でも甘くないシュワシュワが飲めて嬉しい。
入場料とチケット購入方法
チケット売り場で並んで切符を購入。
外国人料金があります。
エローラ石窟寺院
外国人の入場料 Rs.600(約1,050円)
並んでいるとインド人に話しかけられる。「そんなに高いの?」と驚かれた。インド人もびっくり!
入場券は紙ではなくてコイン型のトークン。これは退場時に回収されるため無くさないように注意。
入場すると、視界いっぱいにひろがる大きい岩。これのすべてがエローラ石窟群。この岩盤の内部をノミで掘り上げて宗教の場とするなんて、とんでもないな。
エローラ石窟群を歩く
めっちゃハード
滞在時間:4時間45分
12:35入場、17:20退出
個人手配の旅なので好きなだけ滞在できる。たっぷり時間をとったはずなのに、最後の仏教石窟ゾーンは駆け足になっちゃった。
まずはトイレをすませる
入り口から近い方とはいえ、それでもかなり歩く。トイレは清潔だった。
飲料用水道があった。信用していいの?インド人旅行者の方はペットボトルに給水していたけれど、やっぱり不安なのでスルー。
EVで移動
いちばん奥のジャイナ教石窟ゾーンまでは優良のE自動車で移動することにした。
EV(electric vechicle)
運賃 Rs.30 (約50円)
※エローラ石窟内のシャトルバス
行列に並ぶ。15分ほどで乗れた。
入り口から一番遠い、ジャイナ教石窟ゾーンへ移動し、歩いてもどってくるプラン。
ジャイナ石窟群まえに到着
少し離れたところに清潔なトイレもありました。
ジャイナ教石窟群は全部で5窟。
CAVE 33,34(ジャイナ教石窟)
細かい彫刻に目が奪われる。
肉感的で、すっぽんぽんスタイル。
ゾウさん発見。
お猿さんもいた。
天井にも蓮が掘り上げられている。壮麗。
CAVE 32(ジャイナ教石窟)
ジャイナ教石窟のメイン
●ジャイナ教石窟で最も素晴らしい
●Indra Sabhaとして知られる
四面の中庭とゾウの像
Indraの像
奥に鎮座されていても存在感は抜群。
木の下にてゾウに乗っているIndra。
この立体感をノミで彫りあげるなんて、すごい。
ジャイナ石窟群のなかでの個人的ハイライト。
2階に登ろう
あれ、さっき来たところだ?
32窟の2階と33窟の2階は繋がっていた。撮影した写真はどこのものか曖昧になりがち。
CAVE 30&30A (ジャイナ教石窟)
坂をのぼって石窟へ。
かなりきつい坂道。
ここをパスする観光客がほとんど。
振り返ったところ。
CAVE 30A (ジャイナ教石窟)
手前にあった石窟。水も溜まっている。
こちらは未完窟。彫りかけの仏像が放棄されたまま。
ノミの跡が荒い。ここから、さっきの岩窟レベルにノミで彫っていくんだよね。気の遠くなる作業だ。そういうプロセスを見て感じ取ることができるところに、立ち寄る価値はある。
ここから、さらに登る。
このお花、日本でも見たことがある。
眼下には、デカン高原が広がる。ちょっとぼやけているけれど。
第30窟についた。
人気もなくて、神秘的に感じた。
歩いてCAVE 29(ヒンドゥー石窟方面)へ
ジャイナ教石窟群をひととりみて1時間。つぎはヒンドゥー石窟群エリアへ移動。EVに乗ってみたけれど、気が変わって途中で降ろしてもらった。
やっぱり歩きたい!岩窟のなかばっかり入っていたので、気分転換にギラギラした地上を歩きたかった。
でも、見通しもあまりよくなく、ただ疲れただけだった。おすすめはしない。
第29窟前に、EV停車スポット。
目の前まで運んでくれるのですね。エローラ石窟群の観光は疲れるので、歩かずにEVにのることを強くおすすめします。
CAVE29 /ヒンドゥー教石窟
Dumar Lena
ドゥマール・レナ窟
●大規模な石窟寺院
くじらのような、獅子のような?
巨大な神々の像が並ぶ。
ひとつめのヒンドゥー石窟、さっき訪れたジャイナ教石窟とはまったく異なる。
浮き彫りを発見。
長身の神像。
急な階段を降りて、通路へ。
階段の傾斜はきつくて、ひやひや。
手を突く女性もいた。
CAVE間の移動は通路から
ヒンドゥー教石窟は、通路沿いからアクセスできるようになっている。歩きやすい。眺めも良い。
途中、滝からの水しぶき。
インド人もわたしも大はしゃぎ。
あとで訪れたGANESHA CAVEヘ向かう道でこの滝に続く流れが見えた。
CAVE28 /ヒンドゥー教石窟
未完窟?
CAVE27 /ヒンドゥー教石窟
CAVE26 /ヒンドゥー教石窟
CAVE25 /ヒンドゥー教石窟
CAVE23 /ヒンドゥー教石窟
GANESHA&JOGESHWQARII CAVE
ちょっと通路をそれて、山をのぼる。ガネーシャ窟へ。
窟のまわりには、水が溜まっている。
ガネーシャ窟の全貌。
CAVE24A /ヒンドゥー教石窟
ガネーシャがいた。
リンガ。
CAVE22 /ヒンドゥー教石窟
CAVE21 /ヒンドゥー教石窟
シヴァ神とパールヴァティーの結婚式
この彫刻は、壮大でみたらすぐに特別なものだとわかる。
ガイコツ、いた!
きゃおおお
CAVE19 /ヒンドゥー教石窟
CAVE19A /ヒンドゥー教石窟
CAVE18 /ヒンドゥー教石窟
CAVE17 /ヒンドゥー教石窟
CAVE16 /ヒンドゥー教石窟
Kailasanatha Temple
カイラーサナータ寺院
●エローラ石窟のメイン
●岩山を100年以上かけてオミで彫りあげた
塔門(ゴープラム)
セキュリティチェックあり
エローラ石窟で唯一、入り口にセキュリティチェックあり。ここが特別な史跡だとわかるし、実際にすごかった。
壮麗!
記念撮影中の修学旅行生たち。
浮き彫り、すごい。
「宇宙を支えるゾウ」。
この「宇宙を支えるゾウ」は、この寺院がシヴァ神のすまいであるとともに、全宇宙であることを象徴しているんだって。
本殿の内部に祀られているリンガ。
KISSしている像、みつけちゃった。
2階テラスからの眺め。
この岩窟をノミで彫っているんだもんな。すごいな。
カイラーサナータ寺院は、ダントツで一番すごかった。
ゆっくり鑑賞したいのに、あまりにも声をかけられすぎてしんどくて退散!
CAVE15 /ヒンドゥー教石窟
エローラ石窟群は、敷地が広大なうえに、アップダウンもあるので、なかなかに体力を消耗する遺跡。
階段をのぼって2階へ。
整然とした石柱のあいだに鎮座する石像。
これは、本殿を向いているんだって。
本殿には、リンガ。
CAVE14 /ヒンドゥー教石窟
CAVE13 /ヒンドゥー教石窟
CAVE12 /仏教石窟
ここは3階だてのテラス。
CAVE11 /仏教石窟
CAVE10 /仏教石窟
Visvakarma
ヴィシュヴァカルマ窟
「大工の石窟」と言われ仏教石窟の中でもっとも有名な石窟である。
唯一のチャイティヤ窟
他の石窟と異なり、ストゥーパ(仏塔)を祀るために造られた、唯一のチャイティヤ窟。
CAVE8 /仏教石窟
CAVE7 /仏教石窟
CAVE6 /仏教石窟
CAVE5 /仏教石窟
CAVE4 /仏教石窟
CAVE3 /仏教石窟
CAVE2/仏教石窟
CAVE1 /仏教石窟
がらんどうだ。穀物や食料の貯蔵庫だったところ。
ノミのあと。
これで仏教窟もおしまい。
入口へ引き返す
突き当たりは緊急用ゲートで、観光客は通行NGだった。
ここからは、ひたすら来た道を戻る。
いまこそ、EVが通ってほしい!
そう願ったけれど、通らなかった。使えねえ。
夕日に照らされる仏教窟ゾーン。
ねっころがる犬たち。
退場ゲート。トークンはこちらで回収される。
おしまい。
NEXT:
ローカルバスでアウランガーバードへ
帰りもローカルバスにのって移動。バス停がみつけられないけれど親切なインド人のかたに助けられて無事にもどる。
インド8日間(年末年始)
この旅のスケジュール
インドでお腹を壊した
アウランガーバード
Aurangabad
エローラ&アジャンター石窟群
観光の起点
ムンバイ
Mumbai
インドの大商業都市
バラナシ
Varanasi
ヒンドゥー教の聖地
サールナート
sarnath
バラナシから日帰りで行く
仏教の聖地
インド8日間(年末年始)
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