ガンジス河に浮かぶボートの上から、
アールティ・プージャを鑑賞。
インド人団体のチャーター船に乗せてもらい、わたしもボートの上からアールティ・プージャを鑑賞することに。ガンガーに感謝!
▼中州にボートで行った
アールティ・プージャについて
日没から行われるヒンドゥー儀式
プージャー(Puja)
礼拝のこと。礼拝層が河に花を浮かべ、燭台の火を掲げて祈りを捧げる
ダシャーシュワメード・ガート
Dashashwamedh Ghat
今回は、ダシャーシュワメード・ガートDashashwamedh Ghatのプーディーを見学。
めっちゃ混雑
訪問時期がお正月でIndian Holidaysと重なったこともあるのでしょうが、アールティ・プージャのときのガートは大混雑でした。
2時間まえから場所取り開始
開催時刻は、あわや人海雪崩
バラナシを訪れたのがお正月だったためもあるのかも。プージャー開始時刻は大混雑。
ボートから見ることもできる
大混雑の地上からだけでなく、ガンジス河に浮かぶボートの上からの鑑賞も可能。たくさんの観覧船が接岸していました。こんなのあるんだ。ガイドブック「地球のあるきかた」には載っていなかったわよ。
私は、トラブルがきっかけで、インド人の方のご厚意により、船の上からアールティ・プージャを鑑賞できたのでした。
アールティ・プージャ
鑑賞記
ガンジス河の中州
ボートで中州へきた。
17:00
チャーターボートに乗せてもらう
ガンジス河の中州にいったものの、乗合ボートは運行終了していた。どうやって帰ろう。
ガートへ向かって出航しようとする団体のかたに声をかけてお願いし、同乗させてもらったのでした。
そして、そのボートはただ対岸に戻るだけではなく、アールティープージャーを鑑賞する遊覧ボートだったのです。
船の上からのアールティ・プージャー鑑賞は、「災い転じて福となす」、幸運な体験だったのでした。
ご厚意でタダ乗りさせてもらった
そんな「タダ乗り」の私を船頭さんは許してくれるわけもなく、「乗るならRs.300払え」と言われた。
そりゃそうだ。
払います!
むしろ、その価格でいいの?(さっきRs.1,000要求されたのに〜)
私は払う気満々でしたが、チャーター船の皆様が船頭に抗議してくれた。この子はゲストだ!って。ヒンディー語だったけど、おそらくそんな感じ。
結局、わたしは無料で乗せてもらうことになりました。
17:15
対岸/ガートに接岸
すでにボートは、いっぱい。
ボートをつたって、岸から売り子がやってきた。
こういった、ボートの「へり」を渡り歩いて移動する。
わたしも彼らのように歩けば、岸へ戻ることができるけれど、せっかくだから、船からアールティ・プージャを見たい!なので、一緒に鑑賞させてもらうことにしました。
ボートで待機
アールティ・プージャは日没から始まる。
待ち時間:約1時間
乗せてくれたチャーター船は、ご夫婦が5組。そのうち一人の男性が英語を話せるということで、彼を介してみなさんと会話しました。儀式の際の踊りを教わったり、言葉が通じなくても、ノリで伝わるものもある。
どんどん、船が集まってきた〜
暗くなってきて、ライトアップがより輝く。
ふたたび、売り子がやってくる。灯篭や、飲み物など。
そして、ご厚意で、わたしのために灯篭を買ってくれた。流してみて、って。
お金をケチっていたわけではないけれど、躊躇していた「灯篭流し」も体験できたのでした。
マリーゴールドの灯篭流しって、以前にルアンパバーン にいったときもやったことがあるな。あちらは仏教なのに。なにか関連性はあるのかな。それとも、灯篭流しは、宗派をこえたものなのか。
18:20
アールティ・プージャ
始まった
本日の日没は、18:20だったってことかな?
アールティ・プージャが始まった。
みな立ち上がって、大歓声。
ドラと太鼓が鳴り響く。めっちゃ劇場空間。
18:45
ボートの皆さんとお別れ
乗せてもらったボートは、バラナシではなく別のところから訪れてきた遊覧船だった。まだアールティ・プージャの儀式は終わっていないけれど、どうやら先行して岸から離れそうな雰囲気。
早めに船を降りて岸に戻らないと、出発しちゃったら戻れなくなる!!
皆様にお礼を言ってハグして、下船。というか、他の船に渡り歩いて、岸へ向かうことにした。
ありがとうございました。
危機から脱した安堵感と、
みなさまとの交流、
そしてこのトラブルがなかったら機会がなかった「ボートからみるアールティ・プージャ」体験。
旅の宝物になりました。
船の「へり」を渡り歩いて岸へ
桟橋はないので、他の船の「へり」を渡り歩いて岸へ向かう。私って、たくましいわ!
岸についた
船を渡って、岸についた。これで、ひと安心。
下からアールティ・プージャ鑑賞
ちょうど、祭壇を見上げる場所だった。
19:00
アールティ・プージャ終了
儀式のあと、しばらく残った。
帰り支度をする人たち。
礼拝僧に群がるヒンディー教徒。
すごい混雑。
そりゃiPhoneも落としちゃうわ。昨日お世話になった警察署が見える。
プージャーの興奮が冷めない。
火にタッチ
みなさんが、この火にタッチしていく。
私もやってみた。
いたるところで、火が灯されている。
19:20
ホステルへ
もう真っ暗で、そしてクタクタ。まだ19時台だけどね。ひとはたくさんいるけれど、どこも店じまいを始めている。
バラナシの夜は、早い。
おしまい。
NEXT:旅の最終日、水下痢に苦しむ
これまで大丈夫だったので、すっかり失念していた「インドでお腹を壊すかも」という可能性。アールティ・プージャの見学を終えてホステルへ戻った夜、水下痢を発症したのでした。
インド8日間(年末年始)
この旅のスケジュール
インドでお腹を壊した
バラナシ
Varanasi
ヒンドゥー教の聖地
サールナート
sarnath
バラナシから日帰りで行く
仏教の聖地
アウランガーバード
Aurangabad
エローラ&アジャンター石窟群
観光の起点
ムンバイ
Mumbai
インドの大商業都市
インド8日間(年末年始)
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