インド

バラナシ(12)ボートの上から鑑賞するアールティ・プージャ

ボートから鑑賞するアールティ・プージャ

ガンジス河に浮かぶボートの上から、
アールティ・プージャを鑑賞。

 

インド人団体のチャーター船に乗せてもらい、わたしもボートの上からアールティ・プージャを鑑賞することに。ガンガーに感謝!

▼中州にボートで行った

アールティ・プージャについて

日没から行われるヒンドゥー儀式

プージャー(Puja)
礼拝のこと。礼拝層が河に花を浮かべ、燭台の火を掲げて祈りを捧げる

アールティ・プージャの儀式

ダシャーシュワメード・ガート
Dashashwamedh Ghat

今回は、ダシャーシュワメード・ガートDashashwamedh Ghatのプーディーを見学。

めっちゃ混雑

訪問時期がお正月でIndian Holidaysと重なったこともあるのでしょうが、アールティ・プージャのときのガートは大混雑でした。

2時間まえから場所取り開始

アールティ・プージャ待ちの人混み

開催時刻は、あわや人海雪崩

バラナシを訪れたのがお正月だったためもあるのかも。プージャー開始時刻は大混雑。

人混み

ボートから見ることもできる

大混雑の地上からだけでなく、ガンジス河に浮かぶボートの上からの鑑賞も可能。たくさんの観覧船が接岸していました。こんなのあるんだ。ガイドブック「地球のあるきかた」には載っていなかったわよ。

ボートでプージャ開催を待つ人々

私は、トラブルがきっかけで、インド人の方のご厚意により、船の上からアールティ・プージャを鑑賞できたのでした。

アールティ・プージャ
鑑賞記

ガンジス河の中州

ボートで中州へきた。

ガンジス川の中州に到着したボート

17:00
チャーターボートに乗せてもらう

ガンジス河の中州にいったものの、乗合ボートは運行終了していた。どうやって帰ろう。

ガートへ向かって出航しようとする団体のかたに声をかけてお願いし、同乗させてもらったのでした。

ボートに乗り込むインド人団体客

そして、そのボートはただ対岸に戻るだけではなく、アールティープージャーを鑑賞する遊覧ボートだったのです。

船の上からのアールティ・プージャー鑑賞は、「災い転じて福となす」、幸運な体験だったのでした。

笑顔のインド人女性

ご厚意でタダ乗りさせてもらった

そんな「タダ乗り」の私を船頭さんは許してくれるわけもなく、「乗るならRs.300払え」と言われた。

そりゃそうだ。
払います!

むしろ、その価格でいいの?(さっきRs.1,000要求されたのに〜)

私は払う気満々でしたが、チャーター船の皆様が船頭に抗議してくれた。この子はゲストだ!って。ヒンディー語だったけど、おそらくそんな感じ。

結局、わたしは無料で乗せてもらうことになりました。

ボートの乗客

ありがとうございます

17:15
対岸/ガートに接岸

すでにボートは、いっぱい。

ボートを歩く販売員

ボートをつたって、岸から売り子がやってきた。

ボートの販売員

こういった、ボートの「へり」を渡り歩いて移動する。
わたしも彼らのように歩けば、岸へ戻ることができるけれど、せっかくだから、船からアールティ・プージャを見たい!なので、一緒に鑑賞させてもらうことにしました。

ボートから見たガート

ボートで待機

アールティ・プージャは日没から始まる。

待ち時間:約1時間

乗せてくれたチャーター船は、ご夫婦が5組。そのうち一人の男性が英語を話せるということで、彼を介してみなさんと会話しました。儀式の際の踊りを教わったり、言葉が通じなくても、ノリで伝わるものもある。

どんどん、船が集まってきた〜

暗くなってきて、ライトアップがより輝く。

ボートから鑑賞するアールティ・プージャ

ふたたび、売り子がやってくる。灯篭や、飲み物など。

そして、ご厚意で、わたしのために灯篭を買ってくれた。流してみて、って。

お金をケチっていたわけではないけれど、躊躇していた「灯篭流し」も体験できたのでした。

積まれた灯篭

マリーゴールドの灯篭流しって、以前にルアンパバーン にいったときもやったことがあるな。あちらは仏教なのに。なにか関連性はあるのかな。それとも、灯篭流しは、宗派をこえたものなのか。

ボートから鑑賞するアールティ・プージャ

ボートから鑑賞するアールティ・プージャ

18:20
アールティ・プージャ
始まった

本日の日没は、18:20だったってことかな?
アールティ・プージャが始まった。

ボートから鑑賞するアールティ・プージャ

みな立ち上がって、大歓声。

船の上の観客

ドラと太鼓が鳴り響く。めっちゃ劇場空間。

 

船の上の観客

ボートから鑑賞するアールティ・プージャ

18:45
ボートの皆さんとお別れ

乗せてもらったボートは、バラナシではなく別のところから訪れてきた遊覧船だった。まだアールティ・プージャの儀式は終わっていないけれど、どうやら先行して岸から離れそうな雰囲気。

早めに船を降りて岸に戻らないと、出発しちゃったら戻れなくなる!!

皆様にお礼を言ってハグして、下船。というか、他の船に渡り歩いて、岸へ向かうことにした。

親切なインド人団体客

ありがとうございました。

危機から脱した安堵感と、
みなさまとの交流、
そしてこのトラブルがなかったら機会がなかった「ボートからみるアールティ・プージャ」体験。

旅の宝物になりました。

船の「へり」を渡り歩いて岸へ

桟橋はないので、他の船の「へり」を渡り歩いて岸へ向かう。私って、たくましいわ!

ボートから鑑賞するアールティ・プージャ

岸についた

船を渡って、岸についた。これで、ひと安心。

接岸するボート

下からアールティ・プージャ鑑賞

ちょうど、祭壇を見上げる場所だった。

アールティ・プージャの儀式

アールティ・プージャの儀式

19:00
アールティ・プージャ終了

儀式のあと、しばらく残った。

花で埋まる儀式台

帰り支度をする人たち。

アールティ・プージャ後の観客

礼拝僧に群がるヒンディー教徒。

大混雑

人混み

すごい混雑。
そりゃiPhoneも落としちゃうわ。昨日お世話になった警察署が見える。

アールティ・プージャ後の大混雑

プージャーの興奮が冷めない。

アールティ・プージャ後の大混雑

火にタッチ

みなさんが、この火にタッチしていく。

火をもう出る人々

火をもう出る人々

私もやってみた。

燭台と火

いたるところで、火が灯されている。

燭台と火

燭台の火に手をかざす人

19:20
ホステルへ

もう真っ暗で、そしてクタクタ。まだ19時台だけどね。ひとはたくさんいるけれど、どこも店じまいを始めている。

ガート

バラナシの夜は、早い。

夜のガート

おしまい。

NEXT:旅の最終日、水下痢に苦しむ

これまで大丈夫だったので、すっかり失念していた「インドでお腹を壊すかも」という可能性。アールティ・プージャの見学を終えてホステルへ戻った夜、水下痢を発症したのでした。

 

インド8日間(年末年始)

この旅のスケジュール

インドでお腹を壊した

 

バラナシ
Varanasi

ヒンドゥー教の聖地

 

サールナート
sarnath

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アウランガーバード
Aurangabad

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観光の起点

 

ムンバイ
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