インドの夜行バス乗車体験記。
アウランガーバードからムンバイまでは夜行バスで移動。
横になってぐっすり眠れるSleeperBusは超快適だった。
苦戦したチケット購入方法と、
深夜便ならではのバスの選びかた、
深夜バス乗車日記。
インドの夜行バスのチケット:
日本では購入できなかった
アプリRedBus、
日本では乗車券を購入できなかった
インド国内のバスを検索できるアプリ「RedBus」。ただ、日本で事前に購入できなかった。
購入できなかった理由:SMSの認証ができず決済画面に進めない
私が格安SIMだからだめなのかなと思い、キャリアも別の家族3台・3番号のスマホから試してみましたが、いずれもSMS認証不可。んもう。
インドの夜行バスのチケット:
現地のバス会社で直接購入
RedBusアプリでは、バス便のみ調べておき、バス会社のオフィスに直接出向いて買いました。
バス会社
Humsafar Travels
Adalat Rd
アウランガーバードからムンバイへのチケットを購入したのは、
Adalat Rdにあるバス会社・Humsafar Travelsのオフィスにて。
選んだ理由は、宿泊するホステルから徒歩1分、ほぼ隣という近さから。これ、重要!
ホステルに近いバス停を選ぼう
今回の旅では、バス会社・ホステル・バス停がすべて1分内で移動できる距離。
深夜バスの出発時刻は、23:30。
気になるのは、荷物のデリバリーと、深夜のインドの治安。
ホステルとバス停が近いと、出発ギリギリまでホステルに荷物を預かってもらえる。
- 大荷物を抱えての移動がないので楽ちん
- 出発ギリギリまで遊んでいてもOK
それに、ホステルのロビーで出発まで待機させてもらうことで、深夜のインドを一人で歩く危険は避けることができる。
おすすめ:深夜バスのバス停は、宿泊先に近いところを選ぶとメリットだらけ
なんとかチケット購入できた(ゴリ押し)
現地のバス会社オフィスに来たものの、ここでも購入には携帯電話認証が必要と言われる。お金さえ出せば匿名で購入できる日本とは違うのね。
このインド旅で利用していたSIMは、電話番号がないタイプ。現地に来たものの、認証できなかったので、また購入できなかったのですが、強くゴネたら、なんとかしてくれた。どうやって解決してくれたのかは不明。
バス停をチェック
チケット購入後、オフィルから出たら、発車バス停を確認しておく。バス会社からすぐ。大通り沿い。ですが、なんも目印がない。。
購入したバス乗車券
アウランガーバードからムンバイへ
運賃:RS.1,260(約2,192円)
アウランガーバードからムンバイの深夜バス、
SleeperBusの運賃はこちら。
ローカルバス深夜バス(SleeperBus)
Rs.1,260(約2,192円)
アウランガバート→ムンバイ
7:15 アウランガーバードCBS出発
9:45 アジャンター石窟群付近
SleeperSheet
インドの深夜バスは、横になれるSleeperSheetがあるので、今回はそちらに乗ります。
今回は上の人利用シートを選びました。2人用シートもあるので、そちらを選ぶと他人と同衾することになります。
Sleeperバス乗車日記
アウランガーバードからムンバイへ
乗車時期:2023年12月
ホステル併設のレストランで
時間をつぶす
バスの出発は23:25。初めてのインドの夜を動き回るのは不安だし、バス停からすぐのホステルに宿泊し、そのホステルに併設されているカフェ、Twist In Flavoursで時間をつぶす。
さっきビリヤニを食べたばかりなので、まったくお腹が空かない。トイレが心配なので、コーヒーを飲むのも心配。そんなわけで、残りを持ち帰ることができるペットボトル飲料を注文。長居してごめんなさい。
23:15
バス停で待機
明るい時間に確認しておいたバス停。バス停の目印があるわけではないうえに、インドの夜は薄暗いくて見えづらい。日本のバスって、つくづく親切だよなあ。
バスが次々とやってくるので、行き先を確認しながらアウランガーバード行きのバスを待つ。
どれがそのバスなのかわからないので、その都度ドライバーに聞いてまわる。乗り遅れたくないもんね。
インドの高速バス、めっちゃ大型です。
23:25
バス到着、出発
アウランガーバード
Adarat.Road
ムンバイ行きのバスがやってきた。
名前を伝えて、いざ乗車。
これがインドのSleeperBusだ!
これこれこれ!
これに乗りたかったの。
バスは2段ベッドが奥まで続く。
わたしは女性なので、安全のために2階シート、そして一番出入り口に近いところを選びました。何かがあった時に車掌さんに頼りやすいかなと思って。この「何か」って、私の場合は、おもにトイレ問題だけどね。
寝っ転がれる縦長シート
日本の夜行バスは、昼行バスと兼用で、椅子が倒れるタイプが主流。まれに高級路線で半個室のフラットになるタイプがあるくらい。
でもインドのSleeperBusは、フルフラット。寝っ転がれて、カーテン付き。
棚・コンセントあり
バスはめっちゃ揺れるので、荷物の置き場に要注意。転がりやすいペットボトルは網ポケットに入れておく。
ベッドには、電源がありましたが、なぜか全く充電できなかった。おかげで翌日のムンバイ観光はスマホのバッテリーが切れないか、終始ハラハラする羽目に。
バスはめっちゃ揺れましたが、速攻寝てしまった。つまり快適だったってこと。
横になれるって、素晴らしい。
2:45
トイレ休憩①
トイレ休憩は、トータル2回ありました。
何台ものバスが止まっている。サービスエリア的なスポットみたい。下車したら、乗ってきたバスを忘れないように撮影。
休憩スポットには、深夜営業している小さなカフェと、トイレがありました。
トイレは無料で、掃除の方が常駐しており清潔でした。ものすごい警戒してインドにやってきたので、なんだか拍子抜け。
6:30
トイレ休憩②
2回目のトイレ休憩は、爆睡していたのでパスした。
マップをチェックすると「Resroom on Highway」の文字。インドの高速バス乗車時のトイレ事情を心配していましたが、杞憂だった。
なんとなく、目が覚める
目が覚めたら、夜が開けていた。カーテンを全開してみる。
寝っ転がりながら、インドの街を眺める。
電車が並走。
橋を渡る。
今日は、あまり天気が良くないのかな?
ムンバイに入る。アウランガーバードではみかけなかった集合住宅。さすが大都会。
ふたたび橋を渡る。
7:45
ムンバイ到着、下車
Sanapda-Sation
バスは15分遅れで目的地へ到着。
昨日までいたアウランガーバードと違って、ムンバイは大都会。
このバスの終点はCarnac Bunder(カーナック・バンダー)ですが、終点まで行かずにSanapda-Sationバス停で下車。このバス降車スポットは鉄道駅に近いので、ここで下車して鉄道に乗って次のスポットへ行くプランなのです。
荷物をおろす。
預けていたザックを受け取ると・・・
シート番号がチョークで書かれていた!
インドの深夜バス乗る人に、チョークで書かれてこまるようなバッグを持ち込む人なんていないのでしょうね。チョークは無事に、消えました。
バスでたっぷり眠ったので、ばっちり体力回復。ザックを背負ってムンバイ観光、開始。
移動時間もがっつり眠れるし、飛行機移動よりも楽ちんかも。それになにより、安いしね。
インドのSleeper Bus、めっちゃおすすめです。
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ドービー・ガートへ
鉄道に乗って、ドービー・ガートへ行ってきた。
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インド8日間(年末年始)
この旅のスケジュール
インドでお腹を壊した
アウランガーバード
Aurangabad
エローラ&アジャンター石窟群
観光の起点
ムンバイ
Mumbai
インドの大商業都市
バラナシ
Varanasi
ヒンドゥー教の聖地
サールナート
sarnath
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インド8日間(年末年始)
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