エジプト

《ナイル川クルーズ》クルーズで支払ったチップと相場のまとめ

 

チップ

ナイル川クルーズにて支払った
チップ料金&シチュエーションまとめ

旅に出ると悩ましいチップ問題。エジプトには残念ながら、厄介なチップ文化があります。

この記事では、エジプトのナイル川クルーズにて必要になったチップ料金をまとめ。全部料金込みのツアーでも必要となる場合があるので、心得ておこう。

訪れた時期

2019年12月〜2020年1月(年末年始)

エジプト旅行でのチップの取り扱い 

エジプトにはチップ文化あり

日本で育つと馴染みがないチップ文化。面倒くさいから料金に含めておいてくれよ!と思うけれど、旅に出たら避けては通れない。残念ながら、エジプトにはチップ文化があります。

バクシーシ(喜捨)について

そして、チップとは似て非なる「バクシーシ(喜捨)」という概念もあります。これはイスラムの教えで「富める者が貧しい者に喜んで施しをすること」。

この概念を根拠に、子供たちが観光客にお金をせびったり、あらゆる場面でチップを要求してくるため、正直いって面倒ごとが多いです。はああ。

快適に旅をするためには割り切って支払う。ただし相場がある

エジプトで快適に旅するコツは、わりきってチップを払うこと。
でも相場っていくらなの?

ナイル川クルーズで支払ったチップ

正しいかはわかりませんが、「この額で問題なかったよ」というコムギの実際に支払ったチップの額を公開します。これからナイル川クルーズに参加する方、ご参考にどうぞ。

ただ、このチップ料金は個人手配でツアーに参加したコムギの体験談。日本からのパッケージツアーで参加する場合は、払わなくて良いなどチップの取り扱いが異なるかもしれません。ガイドさんに確認してくださいね!

実際に支払ったチップ

ツアーガイドへのチップ:
50EGP/日

ナイル川クルーズのガイド

参加したツアーはプライベートツアーでした。毎日、観光から戻り解散するタイミングで現地ガイドに渡しました。午前と夜に観光がある場合は、夜の観光の終わりに渡しました。

ツアー客に説明するガイド

ドライバーへのチップ:
10-20EGP/日(通常)
30EGP/日(アブシンベル観光時)

ナイル川クルーズの専用車

プライベートツアーにつき、毎日専用車でクルーズ船までの送迎つきでした。運転手は乗船エリアごとに変わることもあるので、1日の観光おわりに渡します。

オプションで訪れたアブシンベル神殿は、片道3時間超の超長距離移動。通常時より多めのチップを渡しました。

馬車の御者へのチップ(拒否)

道路を走る馬車

クルーズ船からコム・オンボ神殿へ移動するときは馬車に乗りました。ヒャッホー!

往復ともに馬車移動ですが、ガイドより、御者にチップを渡すよう要求されます。ですが、これは拒否しました。

馬車と御者

馬車は一般的な移動手段でしかないこと、ガイドが所定の運賃を渡しているので問題ないこと。移動費用はナイル川クルーズのツアー料金込です。

ファルーカの船頭へのチップ:
20EGP/日

アスワンにて、約90分程度、ファルーカでのクルーズ体験。

ファルーカ

ファルーカ

船頭さんは歌を歌ってくれたり、なかなか楽しませてくれました。

ファルーカの船頭

着岸間際、船頭さんにチップを渡すよう、ガイドより催促されます。言われなくても渡すつもりだったわよ!と苛立ちながらも渡します。

クルーズ船のゼネラルマネージャーへのチップ:
50EGP(チェックアウト時)

これがいちばん驚いたチップ。ホテルチェックアウト時に紙封筒を渡され、「クルーズ船のゼネラルマネージャー宛のチップを封筒に入れるよう」催促されたのでした。

ゼネラルマネージャーにチップを渡すなんて、初めて聞いたわよ。しかも本人不在だし。最初から宿泊料金に上乗せしたら良いんじゃないの?

てか、そんなチップをこれまで支払ったことがない。いったいいくらが適正なのかワカラナイんだけど。

「この日本人は、いくらチップを包むんだろうな?」とでも思っているのかな。ホテルのフロントマンやツアーガイドの視線が集まるなか、エイヤっと50EGPを封入。ガイドの1日のチップと同額です。

少なかったかな?でも、チップがなすぎると文句を言ってくる国民性ゆえ、とりあえず低めにスタート。

ヒヤヒヤしたけれど、どうやら適正だったみたい。ああ、よかった。

チップは相場より払い過ぎてもなんだか腹立たしいし、少なすぎて文句言われるのも面倒。適正価格を払いたい。相場を読むって、難しい。

ピローチップ:
1USD/日

ピローチップ、ホテルのハウスキーピングの方へのチップです。今回は4泊するということで、相場よりは多いですが念入りに掃除していただきたく、このチップとしました。理由不明の喜捨をするよりは、貢献してくれている清掃担当のかたにお金を落としたい。エジプトの物価からすると、かなり多めの1ドルを奮発。

やはり相場より多かったみたい。
観光から戻ると、ベッドカバーが可愛らしい「リボン」のかたちに。

リボン型のディスプレイ

おかげさまで、部屋はとても清潔。ピローチップは奮発することをおすすめします!

まとめ

ナイル川クルーズでもチップは必要となります。現金、かつ小銭の準備を怠りなく。
実際にチップ問題が発生したのは以下の6つの場面でした。

1.ツアーガイド
2.専用車ドライバー
3.馬車の御者へ(断った)
4.ファルーカの船頭
5.クルーズ船のゼネラルマネージャー
6.ピローチップ

日本からのツアーを利用する方は不要になるものもあるかもしれません。その場合は同行ガイド(できれば日本人のガイド)に確認してください。

チップ問題をクリアして、快適なナイル川クルーズが楽しめますように。

 

年末年始に行くエジプトの旅

この旅のスケジュール

 

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Giza

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エジプト考古学博物館

 

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エジプトで鉄道に乗る
アスワン→カイロ

 

ナイル川クルーズ

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