兵馬俑へ、
地下鉄&バスで行ってきた。
直立不動で一方を見つめる兵士軍団の威容に圧倒される。
兵馬俑は、
- スケールに圧倒される
- 大混雑、人混みに疲れる
さすが中”5A級”の観光地、
混雑度も5A級でした。
訪問時期
2025年3月
兵馬俑
兵馬俑とは:古代の中国で死者とともに埋葬された、兵士や馬をかたどった像のこと
「俑」とは、実物大の陶製の模型。
始皇帝のお墓・秦始皇帝陵の東約1.5km、戦闘態勢で東を向く。
西安にある「秦始皇帝の兵馬俑」を見に行ってきた。
兵馬俑(秦始皇帝博物院)へ
地下鉄&バスでのアクセス
兵馬俑行きのバスは、地铁9号线「华清池」から頻発しています。
格安な運賃:片道12元
西安中心部・鐘楼駅付近から出発した私の運賃は、
かかった交通費合計:12元(約240円)
地下鉄:7元(約140円)
バス:5元(約100円)
めっちゃ安かったです。
西安中心部から直行バスも出ているようですが、今回は利用しませんでした。
- 出発日&時刻を柔軟に決定したかった
- バス移動だと渋滞で時間が読めない
ちなみに、兵馬俑行き観光バスは、西安の街のいたるところで受け付けていました。

西安北駅構内の販売所
兵馬俑へのアクセス(わたしの体験記)
移動経路
地铁3号线
・北路大街→纺织城
地铁9号线
・纺织城→华清池
バスに乗り換えて
・华清池→兵馬俑
地下鉄3号線・北路大街
これから地下鉄とバスで、兵馬俑博物館へ向かいます。
移動:华清池站 へ
兵馬俑博物館へのバスが停車する「华清池站」へ。
乗り換え1回。
空港からのタクシーならば(約5,000円)だけど、自力で行けば7元+5元=12元(約240円)でたどり着けます。
西安をはじめ中国は、公共交通機関の運賃が安い。
西安地下鉄 地铁3号线・9号线
7元(約140円)
北路大街→纺织城→华清池
北大街站
纺织城站(乗り換え)
华清池站
华清池站 は、華清宮のある駅でだった。
華清宮
唐代に造られた離宮。『長恨歌』において、楊貴妃が湯浴みしたことで知られる。
楊貴妃と玄宗皇帝のモニュメント。超巨大。
徒歩200Mくらいでバス停へ。すぐにわかります。
バスで移動:
华清池站 →兵馬俑博物院
バス 游613路
5元(約100円)
华清池→兵马俑
华清池站
バス乗り場は、駅からすぐ。人だかりができているのですぐにわかった。
兵马俑站
横断歩道を渡って、駐車場をぬけて進む。
入場:秦始皇兵馬俑博物館
驪山(りざん)の前にたつ始皇帝像。
チケット:Trip.comで事前購入
Trip.comで購入した理由
- 確実に入場したかった(入場時間枠あり)
- 現地でモタつくのが嫌
- カード決済できる(私はQR決済できなかった
もちろん、場内のでチケット売り場(售检票)で買うこともできます。
入場
9:30~10:30の枠のチケットを購入し、ぴったりに並び始めた。
入場:15分後の9:45
これだけの混雑で15分で入場できるのは早い。
西安兵馬俑坑軍陣展覧館
西安兵马俑坑军阵展览馆
入場料:2,444円(2025年3月)
※Trip.comで購入
住所:7VJ5+97H, S Ring Rd, Yinzhou District, Tieling, Tieling, Liaoning, 中国 112001
Googleマップ
外国人:パスポート認証
中国人はIdカード、外国人はパスポート読み取りで入場します。購入時にパスポート情報を登録しており、紐づけている。わざわざ「チケット発行」しない。すごい効率的だ。
入場すると、ショップのまえにいたのは、兵士かな?
マップを確認
1号→3号→2号→文物陳列庁の順に進みました。
兵馬俑「坑」まで歩いて移動
敷地内を移動。入り口から結構距離がある。ツアー客でも免れない。有料のカートもありました。
桜が満開でした。
この柵は、大行列時に活躍するのだろう。
兵馬俑第1号坑
ここ1号坑は、いちばん有名な兵馬俑。
総面積14,200㎡ 3つの坑のなかで最大
武装した兵士俑が38列・約2,000体
建物正面から二手に並び、係員の指示に従って交互に入場する仕組み。統制が取れている。
この字体は「小篆」。
始皇帝は、度量衡のみならず文字も統一した。
入口に掲げられている看板。社会主義の心得的なものかしら。「富強」とは。
入場したらすぐに、人だかり。
それもそのはず、1号坑はいってすぐが、兵馬俑と正面から向き合えるベストポジションなのでした。
最前列で長居する女性がどくのを辛抱強く待ち、なんとか私も最前列へ。これ、テレビで見たやつ!
感想:航空機の整備工場みたい
めっちゃ大きな屋根がかかっていました。窓からは日が差し込んでいたので、紫外線による劣化は問題ないのか、気になりました。
ギュウギュウに直立する兵士俑。
ひとつひとつの顔が違うというのは有名。
肉眼で見ると、あまりに遠くて、顔の違いまで判別できず。
↓この写真はiPhoneの望遠レンズの精度が良いので、綺麗に見えるし区別もつく。
訪れる前にドキュメンタリー番組で予習してきたのは正解だったな。
馬と御者。
御者は、手綱を握っているかのように手を前に突き出す。
粉砕している兵馬俑も。一体の修復にも膨大な作業時間が必要で、とても手が回らないのだろう。
別の方向を見ている兵士もいる?
進む。めっちゃ混雑。ガイドさんと集団がたくさんいて、めっちゃカオス。
横からみた馬俑。
兵士俑を後ろから見るとこんなかんじでした。
一部、頭部のないものも。
横から見る。土に埋もれているみたい。
クオリティに差を感じるものもありました。
進むと、「資料整理区」。現在修復中の兵馬俑が展示されています。
兵士を守る警備員。
立入禁止エリアにモノを落とした観光客の対応をしたり、大変そうだった。
大混雑の一号坑を出た。なんだかめっちゃ疲れた。
兵馬俑第3号坑
● 総面積520㎡
● 作戦本部
3つの坑のなかでもっとも小さい3号坑。
ですが、見やすくて、1号坑よりも距離は近かった。
ここは「作戦本部」と言われている。
さきほどの兵士・御者・馬のが大量に構える三号坑とは、明らかに出で立ちが異なる。
頭に冠が乗っている。
崩壊しているものも残っていた。
ここにも馬はいた。
兵馬俑第2号坑
● 総面積6,000㎡
● 4つの組織から成る(歩兵隊・戦車隊、歩兵と戦車の混成部隊、騎馬隊)
ラストの2号坑へ。
こちらも広大。
絶賛・発掘作業中!
倒壊した兵士俑がゴロゴロと。
この崩壊度・この数、こりゃ完全復元が厳しいのは納得。
奥には、実際に兵馬俑の代表的なタイプが展示されていて、写真撮影する観光客で大混雑だった。

跪射俑

中級官吏俑

御者と馬
最前線で弓を構える者。ポーズがイイ!一号坑の兵馬俑はみんなほぼ直立不動だから、ちょっと味気ないもんね。だからこそ威容を感じるのだけど。

立射俑
二号坑の出口に、グッズ販売がありました。
ガイドブックは200元(約4,000円)
高い。カッコイイからほしいけれど、中国語。英文対訳すらナシ。まったく読めそうにないので、買うのは見送り。
始皇帝グッズ、欲しいもの見つからず
始皇帝キーホルダーが欲しかったけれど、見つけられず。
おとなしく、退館。買う気はあるんだけどな〜。
文物陳列庁
発掘された文物を展示する
秦始皇帝のヒストリーも学べる。キングダム読んでから来るべきだったか。
こちらにも、さまざまな俑が並ぶ。
これくらいに近くでじっくりゆっくり鑑賞できると感激。

跪射武士俑
彩色された兵士俑はこんなカラーらしい。鮮やか!
馬と御者。
気になったのは、この鎧。石製だって。
めっちゃ重そうだ。
ひざまずく像。

跽姿俑
足を前に伸ばして地面に座る像。

箕踞姿俑
ムービー上映もありました。
退場
出る頃には行列が伸びていた。
出口からは土産店・飲食店が並ぶ
兵馬俑をでると、そこからしばらく観光のお店・レストランが並ぶ通りを歩くことになります。
ビャンビャンのお店がいっぱい並ぶ。兵馬俑モチーフのモニュメントを飾るお店が多い。
とりあえず、ビール飲むか〜。
うっすい!
なかなか出口までたどり着かない。
昼食:ビャンビャン麺
なんとなく気に入ったお店に入店。
活気がある店内。写真付きメニューが掲示されていてわかりやすい。紙メニューもありました。
ビャンビャン麺と紫菜蛋花湯のセット 28元
スープは、超薄味でした。量はたっぷり。
西安名物・ビャンビャン麺。平打ちの麺は、もっちり。
お腹いっぱい。
NEXT:秦始皇帝陵「麗山園」
お腹を満たした後は、無料シャトルバスで始皇帝のお墓のある「麗山園」へ。
西安&済南 4日間の旅
この旅のスケジュール
西安
xian
秦始皇帝陵博物院
(兵馬俑)
華山(华山)
Hua-Shan
西安観光
西安ご当地グルメ
済南
jinan
Transit16時間で行く済南
千仏山
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