中国五大名山のひとつ・崋山へハイキング。
西安から日帰りで行ってきた。
毎年命を落とす登山客が出るため、「世界一危険な登山道」といわれている。別名「死の山」、崋山に登ってきた。
中国山水画の世界を歩くハイキングは、
日本の山歩きとは全く違った趣で、めっちゃ楽しい。
華山(华山)について
中国五岳の西岳「崋山」
西安より210キロ、天下一の険しい山。花崗岩の岩山。
中国の山水画の世界でした。
整備されており
登山というよりハイキング、
登山技術は不要
- 休憩場所がいっぱいある
- トイレがいっぱいある
- 軽食のとれる飲食店や土産店がいっぱいある
- 宿泊施設もある
日本での「登山」と異なり、花崗岩の岩山や整備されたコンクリートの階段をひたすら登る、ハイキングのしんどい版って感じでした。登山技術は不要です。
長空桟道(长空栈道)は、
迂回ルートあり
崋山が「世界一危険な登山道」と言われているのは、長空桟道(长空栈道)のこと。
迂回ルートもあるので通りませんでした。「死の山」で安全ルートを歩く。それでいい。
崋山へのアクセス
西安北駅から、西安新幹線(高速鉄道)で向かいました。崋山へのアクセスは複雑。
詳しいアクセスは別記事で。
① 西安北駅→崋山北駅(高速鉄道)
② 崋山北駅〜北峰まで(タクシー、シャトルバス、ケーブルウェイ)
華山(华山)
ハイキング日記
北峰索道・ケーブルウェイおりば
ケーブルウェイで到着。なんだかキラキラしている。
いきなり階段からのスタート。めっちゃ急だし、もうここで息切れ・・これは先が思いやられる。
そして、いきなりの絶景に感動。
赤いリボンが巻きつけられている。
中国では、木に赤いリボンを結ぶことで、神に祈りを捧げ、平和や幸運を願う民俗習慣がある
北峰(標高1,614m)
すぐに北峰に到着。混雑していた。
崋山では、記念写真ビジネスが流行っていた。スマホのカメラが発達している2025年、そういうサービスは流行らないかと思っていた。
料金に応じて衣装や小道具も使用可能。しかも激混みの撮影スポットで、場所を強制的に空けてくれる。
ここまで徹底していたら、需要はあるだろう。
いまから、あの先に登っていくんだよねえ。
もう、ここで折り返してもいいか?
そんなわけにもいかず、進む。
建物を通過。これ、なか通って良いの??
展望スポットもありました。いたるところに撮影&展望スポットがあるので、いちいち足を留めてられない(と、今では思う)。
通過した建物は、宿泊施設でもあると知る。前泊するテもあるのね。
飲食店がでてきた。『トイレも飲食店もいたるところにある』というのは、これか〜。水分補給は問題なさそうなので、身軽に登山可能。
北峰〜中峰
「北峰頂』と刻まれた門をくぐる。
のぼりスタート。
写真撮影スポット。
崋山のコースは、整備されている。
岩が削られていて階段が作られていたり、コンクリートの階段だったり。トレッキングシューズにせず軽量スニーカーにして正解だった。
巨岩で奇岩が目につく。
登りっぱなしで、シンドイ。。
残雪を発見!
みなが登っているのでついていってみる。
もう中峰山頂!?
と思いきや、違っていた。中峰がみえる展望所ってとこかな?
これから通る予定の「蒼龍嶺」が見える。
コースの途中にある売店。
トイレも道中たくさんありました。
- トイレットペーパーはないので持参が必要
- トイレは汚い(流れていないで排泄物が滞留しているところも)
- 壊れているトイレ多数
- 冬季は使えないらしい
あまり寄りたくなかったですが、「いつでもトイレに行ける」というのは心理的負荷が軽い。
苍龙岭
たくさんの猫がお昼寝していた。
岩の入り口をくぐる。
蒼龍嶺
北ルートのハイライト、蒼龍嶺へ。
●上り専用(北から向かうルートでしか通行できない)
●両側が切り立った尾根の上を登る区間
●道の両側に頑丈な手すりが整備されている
さっき展望スポットから見た蒼龍嶺。
めっちゃ傾斜キツイです。北ルート一番の難所。
ずっと急な階段が続く。
道は狭い。
現在は、両側に手すりがあるので安心とのことですが、以前はなかったってこと!?それはさすがに怖い。
のぼり階段がキツく、狭い道だけれども休憩する人多数。私も休憩。振り返ると、、絶景。
遠くに見えるのは、さっきのぼってきた北峰索道。
ほぼ垂直じゃないの?
横を見ると、急峻な崖。
傾斜のきつい階段に手をついてのぼる登山客たち。
そんな登山客たちを気にせず、横で撮影する人多数。花崗岩に掘り抜かれた「蒼龍嶺」は撮影スポット。
こんなとこにも、猫がいた。
蒼龍嶺を通過しても、まだまだ階段は続く。
それにしても、日本の山とは全く違う景観。
コースで建物を通過。レストランですが閑散としていた。まだ休業中なのかも。
売店。北&西ロープウェイのどちらからも遠いこの売店が、いちばん物品運搬が大変なのではないか。
すごい崖だ。
金鎖関
金鎖関:三つの峰(東峰・南峰・西峰)の入り口に位置し、五雲峰から主峰にはいる喉要路。
立派な門をくぐります。
まだ階段は続いていた。
ずっしりとむずばれたリボン。
ここからは、幅広い石段の坂道。歩きやすい。残雪が増えてきた。
ここでも猫と会う。
岩と融合した建物が出現。ここから中峰。
中峰(標高2,037m)
建物横の石門へ進むと、中峰展望スポットでした。
ここで休憩し、お昼ご飯をたべました。(持参してきたSOYJOY)。
向かいの山にも雪が残っているね。
向かいには、西峰がみえる。
眼下には、延々と続く階段。これから向かう南峰へ、あの階段を進むんだな。
玉女祠
山頂には祠がありました。でも参拝する人はほとんどいなかった。

玉女祠

壁画

玉女の像
東峰(东峰)へいくのは、やめた
東峰をまわってから南峰を目指すと、プラス1時間かかる。やめた!行かない!
中峰〜南峰
中峰のすぐ横の階段(くだり)から南峰を目指す。
南峰を目指すには、いったん下ってからまた登る。さっきまでずっと登りが続いていたから下りが嬉しい。でもまた下がった分上るのかと思うと、ちょっとヤダ。
细莘坪
xixin plain
中峰と南峰のあいだの平らな場所には名前がついていた。ここにも、猫がいた。
ここからは、ふたたび上り。
きつくて写真を撮る余裕なし。
長空桟道(长空栈道)
標識に、崋山のハイライト「長空桟道」が出現。
長空桟道(长空栈道)
断崖絶壁の上に作られた20cmほどしかない足場や桟道を通って行く場所
「世界一危険な登山道」のこと。
標識の逆へ進み、わたしは別ルートで南峰へ。
ここの分岐のそばにある食堂が、崋山で一番賑わっていました。
長空桟道は通っていないけれど、別ルートの道も絶景!
さっき休憩した中峰、
パスした東峰も見える。

中峰

東峰
金天宮
金天宮:南峰にある崋山主峰の上で崋山神を祀る主な廟。崋山で最も雄壮偉大で壮観な建物
赤いリボンを巻きつけられた獅子。中国では狛犬ではなくて獅子が護る。
ちょうど人が少ない時間でした。
金天宮から見える西峰。
・・・すごい場所だな。
南峰(標高2,160m)
南峰山頂へ上る階段は大混雑。
山頂に到着した。すごい人だかり。
人が多すぎて、「石碑単体の写真」なんて到底撮影できない。どうしても他人が映り込む。でも、お互い気にしない。
山頂はとても狭い。これ、超ハイシーズンはどうなるんだろうか。死人がでそう!?
山頂から脱出。
売店が並ぶ。
錠前に字を刻んでるところを見学。漢字だと刻むのが大変そうだ。
ひょうたんが販売中。10元(約200円)。
南峰〜西峰
ラストの西峰をめざす。南峰より80mほど標高が低いから、下り中心だろう。それならば歩けそう。
皆についていくと、ルートを外れて撮影スポットだった。何の場所?
展望スポットにも寄り道。
ここから見えるのは急峻な崖。
遠くに見える、巨岩。なんであんな形で残っているのだろう。
圧巻!
風が強かったです。
コースへ戻る。
またまた、人だかりができていた。これから向かう西峰の絶景撮影スポットでした。

崋山西峰遠景
登っているときは「崋山がいかに急峻か」感じることがなかったけれど、これは一目瞭然だね。
西峰の分岐に到着。ケーブルウェイから来た人がたどりつくスポットだからか、とても混雑していた。これだけで十分絶景だもんね。
さっき眺めた、道を登る。
風が強いけれど、絶景を眺めながら登るのは楽しい。
上に到着。
翠雲宮
「臥薪嘗胆」と刻まれた岩の横をとおって翠雲宮へ。
「四字熟語ミニブック」を買ってもらい、全部覚えるぞと息込んだ小学生の私、 一句目がこの「臥薪嘗胆」で、なかなか覚えられなかった。熟語の成り立ちを読んでも状況が飲み込めない。意味がわからないから当てられている漢字もピンとこず。わたしの四字熟語学習はそこで止まってしまったのだった。今ではわかります!いまだに書けないけども。
そんな思い出深い「臥薪嘗胆」の文字の横を通り抜けて翠雲宮へ。
まだ登る。
西峰の山頂へいくには、ほぼ壁の階段をのぼる必要がある。
西峰(2,082m)
山頂に到着。
南峰より広く、時間帯のせいか空いていた。
絶景を眺めながら、しばし休憩。
晴れているけれど視界不良なのは、大気汚染のせいという事実を思い出す。視界明瞭ならばもっと素晴らしいんだろうな。
さ、下山!
西峰〜西峰索道(ケーブルウェイ乗り場へ)
下りは迂回して戻ります。もう二度と登らないと思ったのに、一部上りがありました。
ここからは、下り道。
西峰索道・ケーブルウェイ乗り場
ケーブルウェイ乗り場に到着。ここからは乗り物で下山します。
おしまい。
NEXT:兵馬俑(秦始皇帝博物院)へ
翌日は、西安の最大名所・兵馬俑を見に行きました。
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