2022年3月はじめの網走。
予定していた流氷クルーズ船が欠航となり、ぽっかりと開いた朝の時間。
網走港第1埠頭あたりの「流氷だまり」を歩いて見に行きました。
流氷そのものよりも、「真冬の網走ってこんな感じなんだ」を体感できたのが楽しかった酷寒さんぽ。
暖かいところからご覧ください。
「流氷だまり」とは
流れ着いた流氷が、漂着したままたまっていく場所。
クルーズ船に乗らなくても見ることができる。
「流氷だまり」の場所
Googlマップに明確なポイントはないのですが、「にぽぽ260」手前のあたりの第一埠頭エリア。
なお、冬季は積雪のために「にぽぽ260」まで行くことはできない。
ドーミーイン〜流氷だまり
までの経路
宿泊していたドーミーイン網走から流氷だまりの場所まで、酷寒のなか歩きました。
Googleマップでは「徒歩20分」て表示されるけれど、雪の上を歩くためこんな短時間ではたどり着けません。
雪に慣れていない旅行者は、余裕を持って歩こう。
流氷だまりを目指して酷寒の網走を歩いた
ドーミーインから流氷だまりまで、ただただ歩いた日記です。
ドーミーイン網走からスタート
宿泊先であるドーミーイン網走からスタート。
雪まみれです。
雪かき後の雪が積み上げられ、硬くなっている。
初日に乗った流氷クルーズ・おーろら号の乗り場。
本当は今朝も乗船予定だったけれど強風につき欠航。こんなに晴れているのに、風のバカ野郎!
おーろら号乗り場をこえて、埠頭方面へ進む。
雪が壁のように積み上げられていて、見通しが悪い。
ようやく信号は見えるけれど。
壁も積み上げられて時間が経過するからか、泥が混じって汚い。
ツルグル滑りそうになる。
スノーブーツを履いてきて大正解。
地上の船。こんなに高い位置にあるのは、やはり雪が関係しているの?
流氷だまり
第一埠頭あたり到着
おっ、これか?
流氷は流氷なんだろうけれど、ソーダ水に浮いた溶けかけの氷って感じ。
流氷クルーズでみた迫力の流氷とはほど遠い。
氷の中を泳ぐ水鳥も。
堤防を歩いて意味ました。
誰も歩かないのか、
私の足跡がクッキリ。
流氷と海面の境目がくっきりと。
ズームしてみた。
境目は氷の屑みたいで、あまり美しいものでもないね。
こちらでは、海面いっぱいに薄い氷が張っていて、まるで一面かのよう。
捕鯨基地跡なんだって。
船も雪に埋まる。
こちらの流氷は綺麗だった。
流氷が集まって、再構成されている。
なるほど「流氷だまり」という表現がしっくりくる。溜まっている。淀んでる。
比較的大きい流氷があつまるところも。
歩けそうな流氷もありました。
そろそろ戻るかな。
帰り道、住宅街の中を歩く。
住宅も雪に埋もれる。けれどもびくともしない。
おしまい。
酷寒の網走・・・体験としてヨシ
流氷体験としては、流氷クルーズの迫力&感動には到底、及ばない。
だって流れてないもの、溜まっているもの。
でも、「会いに行ける流氷」として楽しいスポットではあります。クルーズ船が欠航となった方は、せめて流氷だまりを見に行こう。
そしてなにより、雪のほとんど降らない大阪に住むコムギにとって、酷寒の網走のまちを歩くのは新鮮で楽しかった。
日常とは異なる経験するのも旅の醍醐味。
時間に余裕がある方はぜひ、酷寒のまちを歩いて流氷だまりを見に行こう。
おしまい。
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