週末に登る百名山!
大阪在住の会社員コムギの、
霧島山 登山日記。
霧島山(きりしまやま)は、
*宮崎と鹿児島にまたがる山
*高千穂峯は天孫降臨の地
*新燃岳は噴火のため通行規制中
*ふもとは温泉
大浪池までのハイキングを楽しみました。
霧島山:大浪池コース
このコースは、往復1時間ほどのハイキングコース。しかも一本道。
ガッツリ登山装備して鹿児島にやってきたのに、お手軽ハイキングになってしまった。あ〜あ。
大浪池登山口
鹿児島県霧島市
・Googleマップ
1月の霧島は積雪あり。
アイゼンが必要
空港へ向かう道で知ったこと。
1月の霧島は積雪しているらしい。
先週に石垣島へいったところだったので、霧島もポカポカだろうって思い込んでいた。台湾に近い石垣島と、九州の1,700m級山である霧島山は、緯度も高度もまったく違うのだった。わたしのバカ!
韓国岳に登る予定でしたが、アイゼンを持ってきていなかったので中止にした。秋に志賀高原を歩いたとき、凍結している道をアイゼンなしで歩くのが本当に怖かったもんなあ。
ツルツルと凍結した道は、アイゼンなしで歩くのは危険です。
今回は、途中の大浪池までいって引き返すユルユルコースに変更。意地を張らずにプラン変更をできる私は大人だわ。このコースでは積雪はなく、アイゼン不要で歩けました。
大浪池登山口へのアクセス
(公共交通機関)
鹿児島空港からバスを乗り継いで移動。
・鹿児島空港〜霧島いわさきホテル(バス)
・霧島いわさきホテル〜大浪池登山口(バス)
鹿児島空港に到着
神戸空港からスカイマークで鹿児島へ到着。
登山がしたくて霧島に来たけれど、早朝便のあとに山を登るのは、メンタル面できついわあ。温泉はいってゆっくりしたいわ。
移動:
鹿児島空港〜霧島いわさきホテル
バス(鹿児島交通)¥730
鹿児島空港ー霧島いわさきホテル(終点)
鹿児島空港
切符は、あらかじめ切符売り場で買っておく。9番乗り場から出発。
途中、吹き出す蒸気がみえる。ここは、火山の麓。
霧島いわさきホテル
終点の霧島いわさきホテルで下車。
バスの接続を待つ。バス停になっている霧島いわさきホテルは、解体工事真っ最中。とても大きなホテル。このあと、この霧島を訪れる旅を通じて、廃業した大型ホテルをたくさん見かけることになる。
粉塵防止のために放水する作業員の方。ホースからは大きな虹がかかっている!
移動:
霧島いわさきホテル〜大浪池登山口
霧島連山周遊バス ¥240
霧島いわさきホテルー大浪池登山口
霧島いわさきホテル
乗車はわたし一人。登山者も旅行者も、みな車移動なんだろうな。どうか廃線にならないで!
大浪池登山口
登山口のすぐ目の前に到着。
トイレはここが最後
少し坂をのぼってトイレへ向かう。ここが最後のトイレで、霧島山のなかにトイレはない。(避難小屋の中に携帯トイレブースはあります)
しかし閉鎖されていた。
どないせいっちゅうねん。
今回は2時間コースなので、まあ大丈夫でしょ。大丈夫かな?
登山スタート
登山といっていいものかしら。ピークを目指さない大浪池までは、ハイキングのレベル。
のぼり:40分
くだり:25分
大浪池登山口を出発
大浪池の説明板。
ルートを確認。一本道だけれど。
霧島山は、現在活動中で通れないルートもあります。
麓には、噴火時の避難壕がある。なんとなく怖い気持ちになるのは、見慣れないせい?
石畳の舗装された道からスタート。雨の日は、むしろ滑りやすそうで怖い。
巨木にはりつく、細い枝か、あるいは、根。
油絵みたいな木の皮。
整備された登山道。らくちんです。
途中から、ゴツゴツ石の道に切り替わる。
枯れた立ち木ゾーン。
細長くてまっすぐな木。
枯れ木の奥に見えるのは、避難小屋。ゴールはすぐそこ。
天気が悪い。
大浪池避難小屋
避難小屋に到着。立派な小屋。
携帯トイレブースあり
これは助かる。
使用後のゴミは麓の公衆トイレ(閉鎖中)のまえに収集箱がありました。下山してそこに捨てよう。
ゴール:大浪池
目的地の大浪池。
この世の果てのような景観。
ここまでの40分の登山道は普通の里山だったのにな。一転して、火山だと思い知らされる、荒々しい雰囲気。
岩に登りました
看板の前だとあまり池がのぞめないので、ドキリとしながらも岩山をのぼる。
絶景だ!
お鉢も綺麗に見える。奥に見える山は、登るはずだった韓国岳。
凍っている!
寒いのをこらえつつ、1時間ほど滞在。
ザックと記念撮影。
韓国岳へと続くルート。
ここら辺は凍っていないのにな。
強行したい気持ちもあるけれど、ここは我慢だ!
大浪池の名前の由来
大浪池の名前の由来は、子宝に恵まれない夫婦のもとに降りてきた龍王の化身である「お浪」にちなんだものだそう。
下山スタート
25分で下山できた。
ゴール!
バスの時間まで、あと10分。
下山後は、硫黄谷温泉へ
霧島の麓は温泉街がいっぱい。帰りのバスの路線上にある硫黄谷温泉で温まろう。
移動:
大浪池登山口〜高千穂河原〜硫黄谷
霧島連山周遊バス ¥650
大浪池登山口ー高千穂河原ー硫黄谷
大浪池登山口
バスは3分遅れで到着。
高千穂河原
時間調整のためしばらく停車。
窓越しに写真を撮っていたら、運転士さんのご好意で、外に出してくれました。
ここ高千穂河原は、霧島神宮があったところ。
この鳥居の500m先にある斎場では、いまでも天孫降臨御神火祭が斎行されているんだって。
さすがに500m奥には進めないや。
移動のバスでは、モクモクと吹き上がる蒸気に目が釘付け。
硫黄谷
硫黄谷バス停で下車。
ホテルまで送迎しますと看板には書いてあるけれど、ただの日帰り温泉客がお願いして良いものなのかしら。
待合所もありました。
元気いっぱいだし歩きます。
登り道ではあるけれど、10分もかからなかった。
川に流れるのは、温泉か?
硫黄谷温泉 霧島ホテル
庭園風呂で有名な温泉は、霧島ホテルの施設。
日帰り入浴は¥1,000と高め。
でも、こんな広い温泉は修学旅行以来かも?プールのような広さ。
この庭園風呂は混浴。
岩陰に隠れながらチャレンジしてみましたが、落ち着かない。
硫黄谷庭園大浴場
入浴料¥1,000 バスタオル¥200
鹿児島県霧島市牧園町高千穂3948
・Googleマップ
施設内には、霧島温泉大使たち。カワイイ。
これから、まだまだ歩くから、酔っ払っていられない!ビールを飲みたい気持ちを我慢して、飲むヨーグルトを選ぶ。濃厚で美味しい。
歩いて丸尾へ移動
温泉後は、丸尾方面へ。バスの本数がないので、歩いて移動。
歩いても30分程度。途中の景色も、温泉街らしくて楽しいよ。車に気をつけて。
破裂した水道管から噴出する温泉。
川に流れる白濁した温泉。
モクモクと吹き上げる蒸気。
近くの住居は、なにか支障はないものなのだろうか?
霧島山にのぼろう
大浪池(止まり)では、霧島山にのぼったとカウントして良いのだろうか?
ハイキングコースでしたが、そこが良いところ。3〜40分で気軽に登れるのに絶景が拝める、コスパの良いコースでした。
韓国岳と、天孫降臨の”天ノ逆鉾”が刺さる高千穂峯へは、また、あらためて。
おしまい。
百名山に登る
岩木山(第10座,青森県)
安達太良山(第21座,福島県)
磐梯山(第22座/福島県)
谷川岳(第30座/群馬県)
開聞岳(第99座/鹿児島県)
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