週末で行く、百名山。
大阪在住の会社員コムギの、
百名山第22座:磐梯山 への登山日記。
磐梯山(ばんだいざん)は、
*福島県にある活火山
*百名山のひとつ
*裏磐梯がカッコイイ
猪苗代登山口までのアクセス
会津若松~猪苗代駅~猪苗代登山口
5:53
会津若松駅
前日は、会津若松駅に宿泊。
駅の規模が大きいし、猪苗代湖駅まで一本だから。
会津若松駅を出発。
6:22
JR猪苗代駅
登山客っぽい方がいたらナンパしようと期待していのに、誰もおらず。登山口までのタクシーをシェアしたかったのにな。
6:26
ロッカーに荷物を預ける
会津若松から来たけれど、今晩は郡山に泊まる予定。不要な荷物をロッカーに預けておく。ロッカーはコイン式で¥400。
タクシーで移動
タクシー ¥1,600
JR猪苗代駅~猪苗代登山口
タクシーは予約していなかったが、始発到着のタイミングで1台きた。
登山口までは徒歩で1時間の距離。歩くのもいいかなと思ったけれど、体力温存を選ぶ。正解。登山するのにタクシー乗るのってどうなの?と、抵抗があるのですよね。もっと割り切らなくちゃ。
猪苗代登山口
スキー場の駐車場あたりで降ろしてくれた。登山口はすぐだったけれど、ここに盲点が。
トイレは、登山口よりかなり離れているとおころにあるのでした。トイレのために、時間をロス。
失敗しちゃったな。タクシーで行く場合は、登山口より下のトイレの前でおろしてもらうほうが、もろもろの節約になりますよ。
磐梯山(ばんだいざん)登山スタート
6:53
猪苗代登山口
スキー場の駐車場脇より出発。
ここ猪苗代登山口コースは、スキー場のリフトの下を歩くイメージ。ひたすら続く、急斜面。
景色が変わらないから、きついけれど進んでいる達成感も感じられず、ちょっとキツめ。脇にはキャンプサイトがあった。でも無人。振り返ると、良い眺め。
栗がたくさん落ちている。
地味な山道が続く。スキー場だから、山林でもないし、ひたすらのぼりっぱなし。つまらなくてキツイ!
今後は、「スキー場のコースを歩く」ルートは外そうか。
登りきった!これ、リフトだったら、すぐなんだろうな。次回はリフト稼動中のシーズンに登ってラクしたい。
次の地点、天の庭までの道を間違えた。後ろから来た登山客に道を尋ね、なんとかコースへ復帰。
絶景らしいけれど、あいにくの天気。
8:04
天の庭(1合目)
ここからは、楽しい道が続きます。
巨大な石。
紅葉で足元はフカフカ。
石の間には葉っぱが埋もれている。この時期ならではかな?
登山道の目印、赤いリボン!一本道なので目印なくてもわかります。さっきのスキー場分岐でリボンつけていて欲しかったな。
8:26
赤植山分岐
プラス5分程度で赤植山の頂上にいけるそうですが、どうせ見通しも悪いでしょ。パス!
8:39
分岐
すぐに、合流地点に到達。寄り道してもよかったかな。
こんな石のなかを登る。
高度があがるにつれ、色づいてくる葉。美しいな!
歩きやすい小道。ずっとこんな道だったら良いのに。登山に来ているのにハイキングを所望。
途中で出現する、この穏やかな道が好き。
足もと。
可愛い南天の実。
標識が出ると、ほっとするのは何故なのか。
ガスが濃くなってきた。
9:04
沼ノ平
独特の雰囲気のエリアに入る。ここが沼平。
火山ガス噴出危険の建て看板アリ。
霧がでているだけよね?
ガスなのかなあ。
なんとなく、ほんのりと硫黄臭がするような?
ガレ場になってきた。
雰囲気が荒々しくなってくる。好み!
歩きやすい!
9:20
分岐
裏磐梯登山口のコースとの合流地点。
振り返ると、今まで来た道も霧が晴れてきた。雲海も見える。
ここが絶景ポイント!
横目でみる櫛が峰。その山肌は、火山を上っているのだと実感させてくれる。
山が好きだな!としみじみ感じる。
ガスで、そこが見えない。残念だ。
9:29
天狗岩三合目
三合目を通過。
どれが天狗岩だか、わからないよ。
ここからは、足元の石も大きくなってくる。
ガスも濃くなってくる。
とにかく、カッコイイ!
山の峰を境に、ガスが上昇していく。
紅葉の原っぱ。
ガスが途切れると、こんなにもカラフルなのでした。
厳しい環境の中、たくましい植物たち。
9:48
分岐(天狗岩)
どれが天狗岩なんだろう。わからないまま通過。
人が増えてきた。小屋はもうすぐ。
9:58
岡部小屋・弘法清水小屋
頂上へ行く道の手前に、小屋がふたつ。
新しくイマドキっぽいおしゃれな弘法清水小屋。
THE山小屋のイメージ、岡部小屋。
昼食
お腹が空いた。頂上へ登る前に昼食をとる。筋子のオニギリ。登山中は咀嚼をするのが億劫になる。
次はオニギリをやめよう。
岡部小屋で豚汁休憩
そのまま頂上に進むつもりだったけれど、見つけてしまった豚汁の看板。寒いから、あったまりたい!
何も見えない。
晴れていたら絶景なのだろうな。
豚汁をすすりながら、小屋の方々とおしゃべり。
大阪から来たと話すと、根性あるねと誉められた。福島と大阪は、アクセスが悪いから、大阪からの登山客は少ないのだろうな。
10:18
岡部小屋を出発
いざ頂上へ。小屋の目の前の分岐から出発。
ここからは急坂で道も狭い。おなかいっぱい食べて胸が苦しい。やっぱり食事より前に登るべきだったか。
頂上へちかづ雨に連れ、ガスが濃くなってくる。
これは、天気は悪そうだわ。
10:45
頂上(五合目)
30分ほどのぼって、磐梯山の頂上へ。たくさんの登山客がいた。
運悪くガスで眺望はのぞめない。
猪苗代湖だ!と誰かが叫んで、そちらを見る。おお~とみんな立ち上がる。
風が吹いて霧がはれ、姿を現した猪苗代湖。そっち方面にありましたか。
みな食べるのをやめて写真撮影。それにしても、頂上は寒かった。
下山スタート
頂上からの折り返し。
高度を下げると霧が晴れてきた!
みんな立ち止まって撮影。
登りの登山者とすれ違う。
キツそう!
11:46
岡部小屋・弘法清水小屋
ふたたび小屋周辺。
弘法清水
岡部小屋の前に、湧き水あり。それが「弘法清水」。
冷たくて美味しい!
ここで水を補給できるので、次の登山では携行する水の量を減らしても良いかな。
岡部小屋にてケータイトイレ
注意!小屋にはトイレではなく携帯トイレブースあり。携帯トイレも販売しているので、キットを購入してブースを借りる。セットしてくださった。写真は使用前ですよ。
小屋のかたとお喋り。大阪から来たと話すと「やるね!」と褒められる。フフフ。
福島県へのアクセスは関西人には難易度が高いもんね。
12:02
出発、下山スタート
(裏磐梯登山口、火口原ルート)
さて、下山。
12:08
分岐(天狗岩)
裏磐梯登山口へ行くにはルート2つ。
火口原ルートを進むつもりだったけれど、ほとんどの登山客が銅沼(あかぬま)方面へ進んでいく。そっちのルートも楽しそう!
しばし分岐で悩む。
初志貫徹、火口原ルートへ。
途中までは、登って来た猪苗代ルートと同じ道。
いつも思うことだけれど、がんばって登ってきた道を下るのは、もったいない。
12:29
天狗岩(三合目)
あっさり通過。
12:30
分岐(まちがえて通り過ぎた)
のぼりのときは絶景が拝めたのに、ガスが出ているな。
山の天気は、変わりやすいな。
ボンヤリ降りていたら、ここの分岐で火口原ルートへ向かうことを忘れてた。
来た道をくだってしまった。とほほ。くだりなのに、ふたたび登るはめに。
12:40
分岐(戻ってくる)
戻れた。裏磐梯コース・火口原ルートへ。
ガレ場を歩く。ガレ場は楽しくて好き。
ひー、危ない!
慎重に進む。
石にデカデカと案内あり。
ガスが出てて怖い。滑り落ちそう。
櫛ヶ峰付近
櫛ヶ峰登山道付近通過時に、風が吹いて霧が晴れてきた。
景観に感動!
少しずつ、山肌が見えてくる。
ナニコレ!
すごいよ。
奥には、桧原湖も。
あまりに感動し、裏磐梯コースを登ってくる登山者の方に声をかけまくってしまったわ。感動を共有したくて。
絶景スポットをあとにし、地図上に「Π」みたいなマークが記されていた地点へ。
「Π」は、鉄柵のことだったみたい。
ものすごく急な坂道で、鉄柵を掴まないと転げ落ちそう。
どこまでも続く鉄の柵。
は〜疲れた。
13:50
火口原
火口原の「原」って、原っぱのことだったのね。煙ガモクモクでているようなスポットのことかと勘違いしていたわ。
石がゴロゴロ。
色味も面白い。
こんな異様な景観のなか、ひとりでポツンと歩いているというのが、楽しいのです。
石には、ペンキで目印がつけられているため、迷うことはない。
14:27
分岐
火口原の橋には、裏磐梯登山口への分岐がある。
ここからは、平坦か降りで楽ちん。
道案内もあるので迷いません。
スキー場のリフトあたりに出てくる。
小屋でトイレを借りようとおもっていたけれど、しまっていた。トイレはお預け。
14:50
裏磐梯登山口
最後はゆったりフラットな道を歩きゴール。
磐梯山下山のあと
もう、少しも歩きたくない。このあと、「五色沼探勝路」を歩くつもりだったけれど、やーめた。時間もギリギリだしね。近くの湖の遊覧船に乗ることにしました。
桧原湖遊覧船
桧原湖を一周まわる遊覧船。
ビールを飲みながら、おつかれ会。
裏磐梯が見え・・ない。
うーん。ベストシーズンに乗りたい。
船の上は寒かったわ。
16:40
裏磐梯高原駅
バスで、裏磐梯高原駅から猪苗代駅へ。
磐梯東都バス ¥790
裏磐梯高原駅〜猪苗代駅 27分
17:14
猪苗代駅
さて、あしたは安達太良山(あだたらやま)へ登るぞ。
まとめ
磐梯山は、その絶景に感動した。いい山!
次に行くならば、
・リフト運行期にいってラクしたい
・裏磐梯コースを一周したい
とにかく裏磐梯コースに感激した、磐梯山でした。
おしまい。
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