中城城跡(なかぐすくじょうあと)へ。
中城城跡と、中城城を増築した城主・護佐丸の墓へ。
●中城城跡
●護佐丸の墓
訪問時期:2022年3月
中城城跡(なかぐすくじょうあと)
●ユネスコ世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)
●日本100名城
●護佐丸(1440~1458年居城)により増築
●沖縄のグスクの中で最も多くの遺構がほぼ原形のまま残されている
石垣が美しい城。3種類の石垣も見比べることができた。
中城城跡
入場料:400円(2022年3月)
沖縄県中頭郡北中城村大城503
Googleマップ
マップ
駐輪場にバイクを停める
駐輪・駐車場は広かった。
坂を登る
中城城跡は標高約160mの丘陵上にある。坂道を登って正門へ。
道の脇にはナンバリングされた岩。
修復作業中のよう。
眺めがいい。
カンジャーガマ(鍛冶屋跡)
岩を削られててできた大きな岩屋。城のためか集落のためかは謎らしい。
日本軍壕跡
城壁の石材が欠けているこの穴は、1945年上旬に日本軍によって開けられたもの。
城壁の後に壕を掘ろうとしていたところ、上層部より南下の命が下され、中城を去った。そのため、中城は米軍の攻撃をほとんど受けずに保存されている。
正門
城壁の修復工事中
説明書きによると、「中城城最古の城壁」が出現したそう。
絶賛作業中でした。
階段をあがって南の廓へ。
南の廓
複数の拝所がありました。
御當蔵火神(うとぅくらひぬかん,首里遥拝所)
小城ノ御イベ(くーぐすくのおいべ,久高島遥拝所)
雨乞イノ御嶽(あまごいのうたき)
門
南の廓から一の廓へアーチを潜る。
石を積み上げてアーチを作るの、すごいよね。
一の廓
中城城で最も広い廓。正殿があった。
眺望よし
二の廓
曲線がひときわ美しい二の廓。
布積み技法
石垣は、布積み技法。別名、トーフ積み。
石垣は途中まで登れる
一部の城壁は歩けます。
「城壁歩き」といえば、エルサレムの城壁歩きを思い出すなあ。
門をくぐって二の廓へ。
ウフガー
ウフガー:大井戸。城郭内に井戸を確保していることが中城城の特徴でもある。
ウフガーは北の廓にある。
ひっそりとした階段を降りていく。
今でも水が滴っていた。
手前には、御嶽かな。
水不足に悩まされる島では、井戸はありがたいものだった。
階段をのぼる。
三の廓
あいかた積み(亀甲乱れ積み)
この積み方は、石積み技法の最も進んだもの。
記念運動場
三の廓をでて、記念運動場へ。原っぱだ。
三の廓の全体が見える。三の廓は新城(ミーグスク)とも呼ばれている。
この外観は、ひとつの廓というよりも立派なひとつの城に見える。
護佐丸の墓
護佐丸(ごさまる):
尚巴志とともに、三山統一を成し遂げた功臣。中城城を増築した。
その護佐丸のお墓が中城城跡の近くにありました。
護佐丸の墓
沖縄県中頭郡中城村泊886
Googleマップ
駐輪スペースなし
護佐丸の墓の入り口すぐは車道。駐車スペースはもちろん、駐輪スペースもない。中城城跡から歩いていく。
アクセス
入り口
階段をのぼる。
足元には落ち葉がいっぱい。
結構、のぼるのね。
護佐丸の墓
登り切るとひらけた場所に立派な琉球墓。
香炉
これは、なんのシンボルだろう?
お線香用の穴かな。
階段を下って、もどります。
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