琉球の聖地・久高島へ。
琉球開闢の祖アマミキヨが、ニライカナイより降臨した聖地とされる久高島。
琉球王国の時代から特別な島で、
島自体が沖縄最高峰の聖地、久高島へ日帰りで行ってきた。
訪れた時期:2022年3月
久高島へのアクセス
安座真港からフェリー/高速船で移動。
移動:
沖縄本島→久高島
フェリーくだかⅢ
680円
安座真港(南城市)→久高島
所要時間:25分
8:00
安座真港
始発便はフェリー。
出航。
乗車事案は約25分。
久高島が見えた。
8:25
徳仁港(久高島)
久高島を観光
滞在時間:3時間45分
スタート:
徳仁港
御嶽
スタートすぐにうたき。
ガイド方が説明を受けていたのを見て、私もお参り。
道を間違える
いざスタート!
そう思いきや、開始早々、道を間違えていた。
なんか妙だな、と気づいて引き返したのでした。
たまねぎが土から顔を出している。
ゴミ収集車に出会う。久高島のゴミは本島に運ぶ。
カラフルな給水栓。
フクギと石灰岩の石垣はTHE琉球スタイル。
南城市のカラーマンホール。
南城はハートのまち、らしい。
大君口(うぷちんぐち)
君泊(ちみんとぅまい)
大君口(うぷちんぐち):
集落への入口
君泊(ちみんとぅまい):
琉球王国時代に聞得大君と国王が来島する際に使われた港
神社で言うところの勅使門みたいなところかしら。
大君口・君泊
沖縄県南城市知念久高
Googleマップ
ウブシガー
ウブシガー
Googleマップ
降りていくタイプのガー(井戸)。ちょっと怖い。
今でも水はあった。
やっぱり、怖い。
地味なマンホールを見つけた。
久高島の猫。フッサフサ。
ハンチャアタイ
ハンチャアタイ:神の畑という意味
ただの広場と思って通り過ぎそうになった。でも積まれた石や、道の真ん中にあるスペースに、ただならぬものも感じる。
ハンチャアタイ
Googleマップ
テンヌジョウ(天の門)
一角にある積まれた石は、テンヌジョウ(天の門)と呼ばれている。天と地を結ぶ場所といわれている不思議なところ。
謎の施設。
大里家(うぷらとぅ)
大里家:旧家のひとつ。見学できる。
大里家(うぷらとぅ)
Googleマップ
小さな拝所。
扉は閉まっていた。
屋根は崩落していた。修復しないのかな。
タンク?樽?がふたつ。
こちらの神屋が信仰対象となっているとのこと。
なかには祭壇があり、きれいに手入れされていた。
ちかくの拝所。
外間殿(ふかまどぅん/ウフグイ)
クポーウタキと並ぶ久高島の二大祭祀場のひとつ。
外間殿(ふかまどぅん・ウプグイ)
沖縄県南城市知念久高194
Googleマップ
外間殿
島では子どもが生まれると、この外間殿で名づけの儀式が行わるんだって。
内部をのぞく。
ミウプグイミンナカ
島民の各家々の香炉の元となる大香炉。祭壇のどれなのかわからなかったけれど、どうやらこれだったみたい。
外間殿内のイビ
御殿庭(うどぅんみゃー)
久高島の集落の中央部にある祭祀場。
イサイホー・フバワク行事の祭祀が行われてきた、最高の聖域。
御殿庭(うどぅんみゃー)
Googleマップ
広場。
イザイホー:島の女性たちによって12年毎の午年に実施
イザイホーは現在は行なっていないそう。
左)焙乾屋
焙乾屋:捕獲したイラブーを燻製にする小屋。
中央)神アシャギ
右)シラタルー拝殿
村落の始祖のひとり「シラタルー」の拝殿。
ウプンシミ
標識はあるけれど、説明がないので何かわからず。内部を覗くと祭壇がありました。
歩いて次へ。
イザイガーに立ち寄ろう。海の方へ。
イザイガー
階段をおりてイザイガーへ。
イザイガー
沖縄県南城市知念久高279−1
Googleマップ
崩落危険スポットのひとつ。
こちらから眺める海がとても綺麗。
ミガー
次の井戸へ。
新川(ミガー)
沖縄県南城市知念久高279−1
Googleマップ
風呂桶のようなガーでした。
お墓エリアを通過。
ヤグルガー
神女が祈りの前に身を清めたという禊の場所。
ヤグルガー
沖縄県南城市知念久高
Googleマップ
進入禁止
2022年3月の訪問時は、進入禁止だった。
ハタス
イシキ浜で拾った白い壺の中にあった種のうち、粟と麦を植えた場所(琉球神話)
ハタス
沖縄県南城市知念久高
Googleマップ
立ち入り禁止の看板。
フボー御嶽に近づいた!
フボー御嶽
久高島最大の聖域
フボー御嶽
沖縄県南城市知念久高
Googleマップ
立入厳禁
なんぴとたりとも出入り禁ず。
ということで、入り口を眺めるのみ。
マップをガン見。
もうひとつのクポー御嶽の入り口は、石で塞がれていた。
ロマンスロード
南国の植物で溢れる海沿いの遊歩道。
ロマンスロード
Googleマップ
ため池
ロマンスロードの最後は、ため池。
ビロウの杜
まっすぐ海に伸びた一本道。ガイドブックとかに出てきそうなTHE沖縄の道。
道の両脇が、ビロウやアダンが生い茂る森。
ビロウの杜
Googleマップ
植物
ビロウの杜には植物の説明書があった。
神アシャギはビロウで覆われる。
クバの葉は、祈りの際の下敷きとなる。
ハビャーン
ハビャーン:
アマミキヨが降臨した聖地とされる。大漁祈願が行われる。
ハビャーン(カベール岬)
沖縄県南城市知念久高
Googleマップ
原っぱ
道を終えると、原っぱだった。
すぐに海へ。
ハビャーン
カニがいた。
折り返し:徳仁港へ
久高島・西側の道を歩いて帰る。時間に余裕がないので、サクサクと進む。
シマーシ浜(通過)
ビーチへの入口を通るけれど、立ち寄る時間は、ない。
イシキ浜
五穀豊穣伝説発祥の地。五穀の種子がはいった白い壺がニライカナイから流れ着いたとされる浜。
海への道は、短いのにジャングル感がすごい。
海に出た。
道沿いの御嶽での出会い
道端の御嶽。
恐れ多くも、御嶽をあるくヤドカリを発見。なんてカラフルなの。
奥の方にノコノコと進んでいきました。
集落へ
通過した畑では、ビニールで保護された苗。何を育てるのだろう。
綺麗に並べられている。
パイナップル、じゃなくてアダン!
成っているアダンはよく見かけるけれど、とくに利用されていないと思っていたから、綺麗に並べられているのをみて驚いた。
久高島には、ところどころに清潔な公衆トイレがあった。観光客も多いのかな。
石敢当をみかけると、沖縄にきているのだと実感して、嬉しくなっちゃう。
ブーゲンビリアも咲いていた。
イラブー汁、食べれず
人気店・食事処「とくじん」 。時間がなく、並ぶ余裕はなかった。イラブー汁食べれず。
食事処とくじん
沖縄県南城市知念久高231−1
Googleマップ
久高島には、レンタサイクルのお店もいくつかある。ちょっと割高だけれど、時間がないのならば、利用するのもアリかも?
サバニ
町の商店。島にはカラフルな建屋が映える。
さばに
沖縄県南城市知念久高39
Googleマップ
ノンアルビール ¥300
イラブー汁は食べれなかったけれど、久高島来島記念に、なにかを飲み食いしたい!結局、ビールになった。ノンアルビール。
店先でノンアルビールを飲んでいると、地元のおじ~に声をかけられる。フェリーがあるからと、すぐに別れたけれど、次の旅程を中止してでも、おじ~と話せばよかったな。
これにて、久高島観光は終了。
久高島から本島へ
往復乗船券に90円プラスして、復路は高速船にて。
移動:
沖縄本島→久高島
高速船 ニューくだかⅢ
770円
久高島→安座真港(南城市)
所要時間:15分
12:00
徳仁港(久高島)
12:15
安座真港
NEXT:知念へ
知念エリアへ。
沖縄3日間の旅
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