ギリシャ

【メテオラ】階段がなくてアクセス簡単【聖ステファノス修道院】

 


アギオス・ステファノス修道院の外観

聖ステファノス修道院は、6つのメテオラ修道院のなかで唯一、階段を上り下りすることなく、なかに入ることができる修道院。

とっても楽ちんではありますが、他のメテオラに比べたら「階段を上る」プロセスがない分、感動も薄かったのが正直なところ。

6つのメテオラ修道院、ラスト大トリはこちら、聖ステファノス修道院へ!

聖ステファノス修道院へのアクセス

アギオス・ステファノス修道院の位置図

いちばん東側にある聖ステファノス修道院。

メガロ・メテオロン修道院からは徒歩100分ですって!

中では唯一カランバカの町からも見えるそう。

フードトラックあり

修道院のまえは広い駐車場スペースになっていました。

フードトラックもあったので、水を買うことができます♪

今回は夕方で涼しくなっており、買う必要はなかった。

徒歩で修道院へ向かう

アギア・トリアダ修道院から徒歩で

アギア・トリアダ修道院からは徒歩で20分くらい。

岩の間からカランバカの市街が見える

歩いていると巨岩のあいだにはカランバカ市街の赤い屋根が。

ここ聖ステファノス修道院は、直線距離だといちばんカランバカの街に近い。直線距離だとね。現実には迂回しないと道が通っていないから、むしろ一番遠いのだけれど。

岩のあいだから見えるカランバカ市街

見えているけれど、案外距離がある

遠くに見える修道院

さっき訪れたアギア・トリアダ修道院からずっと見えている。

すぐ着きそうな気がしていたけれど、シッカリ20分かかった。

聖ステファノス修道院

看板

修道院までの橋。階段はなく平坦

メテオラの6つの修道院のうち、階段がないのはここ、聖ステファノス修道院のみ。

平坦な橋

これまで訪れた、他の5つの修道院では、ゼエゼエいいながら登っていたからか、あっけなく到着することに違和感を覚える。

シンプルな外観のアギオス・ステファノス修道院

シンブルな外観の建物。ですが、とっても巨大。

聖ステファノス修道院の内部へ

腰巻は無料で借りれる

ここ、聖ステファノス修道院の腰巻は地味目ですね。

建物の外観といい、質実剛健な感じがします。

腰巻

すこしだけ階段を上ってテラスへ

アギオス・ステファノス修道院の内部

アギオス・ステファノス修道院

ギリシャ正教会、ローソクを灯す

ローソクを灯す

お線香じゃなくて、ローソク。

イコンの前で灯すものですが、聖堂の外にあった。観光客も多いし、火が危険だからかな?

ローソク

コムギは仏教徒ですが、1本灯してみたよ。

聖堂の内部は撮影禁止

ここ聖ステファノスの聖堂も撮影禁止。

壁画やイコンに加え、刺繍などもあった。

物販コーナーでメテオラガイドブック購入

メテオラガイドブック

日本語版があったので購入、4ユーロ。
図版が大きくて綺麗だし、薄くて読みやすいから旅の記念に。

ですが、残念なことに、ガイドブックと全く同じ内容が、こちらのサイトから全文読めることがわかった。

Infotourlist Meteora

カランバカ・ツーリストセンター

公式サイトのようですね。しかも日本語で読めるよ。うう、私、涙目。

でも、写真撮影NGな聖堂のフレスコ画やらの図版が綺麗だし、買ってよかったのだと思おう。

テラス

広々としたテラス

テラス

岩の上に修道院、そしてこのテラス。

カランバカ市街の絶景が見える

修道院見えるカランバカ市街

ここ、 聖ステファノスからも、カランバカ市街が一望できます。

正面は綺麗に見えるけれど、ワイドに見たいならば、アギア・トリアダ修道院のほうが楽しめるかな。

聖ハラランボス聖堂

聖ハラランボス聖堂

赤いふたつの円柱が可愛らしく思える、聖ハラランボス聖堂。

ここ聖ステファノス修道院のシンボル。

こちらの修道女ではなく、観光できている修道女のかたのグループがいた!

観光中の修道女

みなさん、絶景にはしゃいで、楽しそうでした。

修道院内にある小さな教会

柵があり入場禁止だったのですが、奥には小ぶりながらも可愛らしい外観の教会があった。

小さな教会

中庭には、お花がいっぱい

修道院の中庭

聖ステファノス修道院は尼僧院。

修道女の方をたくさん見かけました。あたりまえか。

そして、もうひとつの尼僧院であるルサヌー修道院と同様、お花がたくさん咲いていた!

黄色い花

やっぱり女心かな?

赤い花 可愛い花

危険なところにも、庭が!

これは、出口の橋からの景色。

岩の上に、綺麗に手入れされている庭園がある!

崖の菜園

これ、、崖っぷちですけど?

崖の菜園

こんなところに無理して造らなくっても、と思ってしまった。

柵があるとはいえ、ちょっとコワイ!

メテオラ修道院、6つ完了

2日間かけての”徒歩で回るメテオラ旅”が無事に終了!

なんとか、6つすべての修道院を訪れることができた、しかも歩いて巡ることができた。

でも完歩というわけではなく、

初日、カランバカ駅からメガロ・メテオロン修道院まではタクシーに乗せてもらったし、

帰りは初めて存在を知った「メテオラバス」に乗ってカランバカ駅へ戻りました

メテオラバスに乗ったよ

いままで何度も見かけていましたが、このメテオラバスについてはガイドブックにもネットの体験記にも載っていなかった。

なので、「メテオラ観光ツアーの専用バスだろう」と思い込んでいた。

メテオラバス

でも違っていた!メテオラの観光スポットを結ぶ巡回バスだったのです!

ドライバーが声をかけてくれた!

聖ステファノス修道院から出て、鉄道の出発まで、あと1時間ちょっとしかない。

アギア・トリアダ修道院から市街へくだるトレッキングコースから帰るつもりだったのだけど、道に迷ったら鉄道に乗り遅れるかもしれないと少し不安になる。と思いながらも、トレッキングコースを目指して歩いていたら、メテオラバスのドライバーがこちらをチラチラ見ていることに気づく。なんか見られているな〜と思いながらも、バスを背に進む。

しばらくしたら、メテオラバスがコムギの前で止まって、窓から顔を出したドライバーが「バスに乗るかい?」って声をかけてくれた

ええ!乗っていいの?
コイツ、どうせ観光客だろうけれど鉄道出発時間に間に合わないだろうから乗せてやるか!的な慈悲の気持ち?

そうではなくて、メテオラの観光名所をめぐる巡回バスだった。
カランバカ駅までも行くって!

喜んで、バスに乗せてもらいました。道の途中だけど、ドアを開けてバスに乗せてくれました。

わーい!

バス運賃1.8ユーロ

車掌さんから切符を買う。

聖ステファノス〜カランバカ駅までの運賃は1.8ユーロ!安い!

しかも、楽だ。

メテオラバスの乗車券

メテオラバスがあるなんて、知らなかったよ〜、と車掌さんに話しかけると、このバスについていろいろ説明してくれたけれど、あんまり聞き取れなかったので詳細不明。

新しいバスなんだと思われる。来年以降のガイドブックには載るのかも?

メテオラバスの内部

清潔なシート、ゆったりとした座席で快適。

綺麗なメテオラバスの車内

メテオラの6つの修道院と、展望スポット、カストラキの街など主要なポイントをまわり、最後はカランバカの駅まで巡回してるのだって。

バスから見るメテオラビューで最後まで楽しめる

大きい窓はピカピカで、メテオラを眺めるのにピッタリの窓。

メテオラ アギオス・ステファノス修道院 メテオラバスからのビューは一見の価値あり

バスは揺れるので、写真撮影には向かないのが難点。

でも、徒歩よりも高い視点でメテオラを見ることができるのは楽しい。

徒歩でまわるのがキツイ修道院や、坂道などは、うまくバスを活用したら、より楽しく効率よくメテオラを巡れると思う。

聖ステファノス修道院は始発のようで、ほかの修道院をすべて回ったあと、カランバカ駅へ向かいました。

ありがとうメテオラバス!

メテオラ アギオス・ステファノス修道院 メテオラバスの後ろ姿

所要時間、約30分くらいかな?

時間が余るのでスーパーマーケットに寄りたい。
終点のカランバカ駅まではいかずに、手前のターミナルで降ろしてもらった。

カランバカのターミナル

つくづく、トレッキングコースを歩いて帰るという、無謀なことをしなくてよかったわ〜♪

階段がないのは楽だけれどメテオラらしさは半減

聖ステファノス修道院は、階段がなく、体力消耗することなしに入場できる唯一の修道院。

とっても楽ちんではありますが、他のメテオラに比べたら「階段を上る」プロセスがないからか感動も薄く、他の修道院に比べたら感激度は大分薄かった。

時間がなくてすべての修道院を回れないのならば、まっさきにコチラを外すかな・・・。

以上、メテオラ修道院6つ、めぐったコムギの個人的感想。

体力と時間を確保、バスやタクシーを駆使して、できるならば6つすべて回ることをおすすめします。

日頃から鍛えるべし!

メテオラ修道院群の記事はこちら

メガロ・メテオロン修道院
聖ニコラオス・アナパヴサ修道院

ヴァルラーム修道院
ルサノー修道院
アギア・トリアダ修道院
聖ステファノス修道院

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