隠岐・西ノ島、
摩天崖遊歩道トレッキング。
電動自転車でアクセスしました。
摩天崖遊歩道は、
●2.5kmの遊歩道
●隠岐屈指の絶景スポット
●牛・馬がいる草原を歩く
●絶壁がコワイ
●通天橋のダイナミックさに驚く
絶景を眺めながら、草を喰む牛や馬がいる草原をすすむ隠岐屈指の見どころ。ぜひ歩こう。
摩天崖遊歩道へのアクセス
起点は2つ
摩天崖遊歩道には、ふたつの入り口があります。
●国賀海岸(海抜ほぼ0m)
●摩天崖展望台駐車場(海抜275m)
コムギはなんとなく摩天崖展望台を起点にしてしまいましたが、そのぶん坂道をのぼるはめに。
体力温存したい方は国賀海岸起点でも良いかも。
入り口までの移動:電動自転車でアクセス
西ノ島観光協会で電動自転車をレンタル。
電動自転車レンタル
1日利用 ¥3,000 +保険料 ¥200
西ノ島を1日めぐるなかで摩天崖へ向かいました。
電動自転車でも十分でした。摩天崖展望台駐車場を起点とするコースはアップが厳しいので、体力に自信がない方は、よりサポート力が強いE-BIKEを選んだ方が良いかも。
移動:
摩天崖展望台駐車場へ
起点・摩天崖駐車場をめざす。ひたすら登り道。
国賀海岸からのルートではなく摩天崖駐車場を起点に選んだのは、なんとなく。
海抜275mの駐車場まで自転車をこぐ。
途中の道も絶景!体力に余裕があるならばオススメ。
「おとしもの」が現れた。
ここからは、牛や馬が現れてもおかしくないというサイン。
まだまだ続く上り坂。
海が見える。
向こうには、草を食む馬の姿も。
半島の先まで見えている。
隆起した山ガクッキリみえて、Googleマップ地形表示みたい。
放牧されている牛と出会う。
こんなに近い。
後ろからタクシーがやってきた。
観光タクシーなんてリッチだな。
自転車で勢いよく登ってしまうのがもったいなく感じるような絶景。
摩天崖展望台駐車場
駐車場だ!
そう思ったら入り口にたたずむ馬。
ここに自転車を停める。
途中で追い抜かされたこのカートも停車していた。絶景も楽しめるし、風も感じれるしいいことずくめな乗り物。
摩天崖展望台
ゲートをくぐって展望台へ。
入ったらすぐに扉を閉めること。
トイレもあります。こんなところにあるのに、きちんと清潔なトイレ。さすがUNESCO指定のジオパーク。
展望所までは200m。
草原を歩く。
足元には「落しもの」だらけ。
気を抜けない!
いきなり馬がいた。
ここは放牧地域。
摩天崖遊歩道のすごいところは、牛や馬が草を食べるなか絶景を見ながらウォーキングを楽しめるところ。
東屋もありました。
牛馬が侵入できないようになっていた。
国賀海岸のマップ。
旧日本軍の監視所跡。
確かにバッチリ見えている。
展望所にやってきた。
ガッチリとした柵があるとはいえ、めっちゃ怖い。
ひえ〜〜
これが、摩天崖。
こんなに直角な崖は初めてみた。
摩天崖遊歩道を歩く
自転車でアクセスしたため、遊歩道を往復しました。自転車を取りに戻らなくちゃならないもんね。
〈下り〉摩天崖駐車場〜国賀海岸:約60分
〈上り〉国賀海岸〜摩天崖駐車場:約40分
下りの方が時間がかかっているのは、展望台で寄り道したり、途中で写真を撮ったりしたため。そして上りは黙々と登ったたから40分でついた。
のぼり道がさほどしんどく感じなかったのは、動物たちのおかげ!?
摩天崖遊歩道 入口
下り:摩天崖展望台→国賀海岸
下山スタート。国賀海岸まで下ります。
イキナリ急な坂道を下る。
復路はこの道を登るのかと思うとゲンナリする。
遊歩道っていうか草原だ。
急峻な崖でも気にせず草を食む牛。
4本足って、人間が想像するよりも安定感があるのだろう。落っこちないでね。
遊歩道には、ところどころで標識がある。
ちょっと山っぽい道を歩いたり。
眼下にひろがる草原と、崖。
赤いリボンは道しるべ。
でも迷いそうな道はなかった。
穏やかな草原だけれど、足元への警戒は継続。
ここからさらに下るのか。
遠くに見える岩のあつまりは「天上界」と呼ばれる岩礁。
展望所
摩天崖が横から見えるスポット。
上からみおろす摩天崖よりも、直角さがわかっておもしろい。
地層のシマシマも見える。
ここにも、草を食む馬。
ふたたび下る。
天上界が近づいてきた。
チラリとみえた通天橋。
これ、ものすごく巨大なのです。ダイナミックさに驚いた。
馬と出会うと、ついつい写真を撮っちゃう。
通天橋
いちばん下の国賀海岸入り口から見るより、途中の地点から眺める方がダイナミックに感じる。
しっかりアーチで、ものすごく大きくて力強い通天橋。荒々しい日本海の波に削られてできた地形。
馬のすぐ横を通って進む。
馬も牛も、こんなに食べてばっかりで生活しているものなの?
そそりたつ岩礁。
階段を下っていく。
ゴールは間近。
国賀神社の鳥居が見える。
摩天崖遊歩道入り口に到着。
下りはこれでゴール。
ここからも通天橋が見えました。
訪れた11月はオフシーズン。夏にきて遊覧船に乗りたいな。
国賀海岸
国賀神社
海沿いにある小さな神社。神々しいわ。
小さな道を通って奥へ。
扁額はシンプル。
小さな八代がありました。
小説家・火野葦平の文章が掲示されていた。
この絶勝を筆舌で表現することはできない。頼山陽は耶馬渓を見て筆を投げたというが、その10倍も素晴らしいこの国賀を見たら眼をまわすかもしれない。
日野先生に賛成!
耶馬渓も美しいけれど、国賀海岸・通天橋・摩天崖のダイナミックさは飛び抜けている。
国賀神社の奥には、「観音岩」が見えていた。
大きい屋根の建物には公衆トイレがありました。
摩天崖遊歩道 入口
(国賀海岸側)
ふたたび登り始める。
のぼり:国賀海岸→摩天崖展望台
摩天崖遊歩道 入口
(摩天崖展望台側)
帰りは、寄り道せずにどんどん登るよ。
下りの時に感じていたよりも、しんどくなかった。なぜだろう。
馬の親子に道を塞がれる。
でも譲ってくれる。
同じ道なのに、帰りの方がたくさんの牛&馬に出会いました。
下りは小雨が降っていたけれど、すこし晴れる場面も。
展望所には寄り道せずに、登る。
原っぱを登っていく。
楽しい!
直立して動かない牛。
牛の親子。
展望所までは、もう少し。
こちらが気になる様子。
崖から滑り落ちちゃわないか心配。
摩天崖展望所
頂上に到着。
到着したすぐには怖くてたまらなかった摩天崖も、一度くだってのぼってきた今は、あまり怖く感じない。
最初にあった馬がいた。
まだ草を食べていた。
バイバイ!
摩天崖展望台駐車場
自転車をピックアップして、下山。
観光バスも停まっていた。
ちょっとお高めですが、観光バスでくるのもいいですね。
駐車場には、山本幡男の碑がありました。「収容所から来た遺書」の主人公だって。
おしまい。
摩天崖遊歩道トレッキングを終えて
感想:絶景を眺めつつ、摩天崖の高さに震えつつ、牛馬のウンチを避けつつすすむ、楽しいトレッキング。これは隠岐ならではの楽しみかも。
とにかく予想以上にすごかった。いろいろな絶景を見てきたけれども、隠岐の景観のダイナミックさは群を抜いていると思う。牛馬もいるしね。
スニーカーをはいて、摩天崖遊歩道トレッキングを楽しもう!
おしまい。
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