隠岐・中ノ島
E-BIKEで海士(あま)町をサイクリング。
キャッチコピー、「ないものはない」に笑っちゃう。
でも予想外のものが、ありました。
海士町について
アクセス・位置
海士(あま)町は、隠岐中ノ島のまち。
海士町はどんなところ?
・後鳥羽上皇が配流された地
・地域活性化の成功例
菱浦港に上陸直後、感じた違和感。
オシャレすぎる!
現代的すぎる!
なんだこれ。
オシャレで新しくて、ふんだんに木材が使われた建物。
「地方創生」ナンバーワン自治体だからかな?
飲食店には観光客ではなさそうな若者が多く、離島というより都市近郊の港町みたい。不思議。
E-BIKEでめぐりました
電動自転車がすべて予約で埋まっていたので、やむをえず高額のE-BIKEを借りる。
E-BIKE レンタル
3時間¥2,400 保険料¥200
海士町サイクリング記
3時間で十分かな?
隠岐4島のうち、観光資源に乏しいなあという印象。これが「ないものはない」ってことなのか。
●後鳥羽上皇の関連史跡をめぐる
●明屋海岸
菱浦港/海士町観光協会を出発
E-BIKEにどきどき。
対象年齢159cm以上。じつはサバ読んでレンタル。足がつくから大丈夫でしょ。
菱浦港を出発。
小泉八雲の像
いきなり見つけた小泉八雲像。海を眺める夫婦。
雲に向かってすすんでいる気分!
E-BIKEじゃなくても大丈夫だったなあ。平坦な道。
標識がたっているので地図を見なくても迷わず進める。
キラキラした穏やかな境川。
「海士」ってどんな特別な職能なんだろう?
海猿的な?離島だし!
そうじゃなかった、ここは「海士町(あまちょう)」なのだった。忘れっぽいにも、ほどがある。
隠岐神社
隠岐神社
島根県隠岐郡海士町海士1784
Googleマップ
公式サイト
隠岐神社は、隠岐に配流され海士町で過ごした後鳥羽上皇を祀る神社。
白い鳥居。
もちろん土俵もある。
階段を進んで拝殿へ向かう。
広い神社だな。
ノボリが立ち並ぶ。
ノボリには後鳥羽上皇の歌「遠島五百首」が。
立派な拝殿。
立派なしめ縄。
祀られているのは、後鳥羽上皇。
この歌、知っている!
後鳥羽上皇が隠岐にむかう船で詠んだ歌。
我こそは 新島守よ
隠岐の海の 荒き波風 心して吹け
悲痛さがつたわる歌だな。
後鳥羽上皇はここ隠岐の地にて、刀匠をよんでみずからも鍛刀したのだそう。
これなんだろう。
蹴鞠どころだって。
おみこしの展示。
オリジナル御朱印帳は、後鳥羽上皇の歌も刻まれている。うっかり買いそうになっちゃう。
参道をもどる。
後鳥羽天皇御火葬塚
(隠岐海士町陵)
隠岐神社すぐ横の後鳥羽上皇関連史跡。
参道とはちがう石の道を進む。
奥に見えるのが火葬塚。近づけなかった。
後鳥羽上皇行在所跡
さらに登ると、行在所跡。後鳥羽上皇がお住まいになっていた場所。
奥にある井戸。
まだ水が出ている。出ているの?溜まっているの?
明屋海岸を目指す。
ここからは、登り道。
見下ろす港町。
路傍の地蔵堂。
隠岐には、こういうお堂が多い。
明屋海岸
到着。
夏はキャンプ場らしい。
オフシーズンは、がらんとしている。
海岸におりてみた。
ハート型にみえる穴のある岩を目指す。
目指したんだけれど、
波が荒い。さすが日本海。
通路が水で襲われるため、先に進めなかった。
能田鼻。
遠くからハートに見える角度を探してみる。
やっぱり近づかなくちゃダメか。
ここから菱浦港へ向けて引き返す。
なんて可愛いバス停なの!
グリーンが鮮やか過ぎて、おもわず足を止めてしまった。
海士町、いいところだな。
後鳥羽院資料館
時間があまったので資料館へ。
後鳥羽院資料館
入館料:300円(2022年11月)
島根県隠岐郡海士町海士1521−1
Googleマップ
公式サイト
資料館としては、だいぶん物足りなかった。
ですが館員のかたに隠岐のおすすめの地酒を教わったので、元は取れたわ。
つなかけ
資料館目の前のショップ。
つなかけ
島根県隠岐郡海士町海士1521−1
Googleマップ
パンが販売されていた。
レトロな包み紙がカワイイ!
お腹が空いてどうにもならなかったので、夕食予定は2時間後だけれどパンを買う。
バタークリームパン!
懐かしい味。
おいしいぞ。
引き返す:
菱浦港へ
きらきらした境川。ゆったりしていて、好きだな。
菱浦港に戻ってきた。
返却時間までまだ時間がある。港付近をウロウロ。
郵便局舎が水色だ。ラブリー!
キンニャモニャおどりの像
港の駐車場に鎮座するキンニャモニャおどりの像。
犯沢さんの芸で有名ですよね。
海士町のマンホールも、きんにゃもにゃ踊り。
E-BIKE 返却
3時間で返却終了。
海士町サイクリングを終えて
感想:ないものはない。かもしれないけれど、いいものあったよ
キャッチコピーどおりに受取って、なんもない町なのだろうなと予想していた。
でも、
後鳥羽上皇関連史跡は歴史ロマンを感じるし、
明屋海岸のハート岩などの絶景スポットもある。
そして予想以上だったのは、
観光客ではなさそうな若者達をたくさん見かけたこと、お店や港の施設が新しくイマドキで、活気を感じたこと。
こんなに「イマドキ」な離島であるとは思わなかったなあ。いいものたくさんあるじゃない。きんにゃもにゃもあるしね。
おしまい。
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