五島列島・奈留島へ。
● 奈留島千畳敷
● 江上天主堂(世界遺産)
● ユーミン歌碑「瞳を閉じて」
● 小田河原展望台
● 池塚のビーチロック
● ノコビ浦の防風堤
● 笠松宏有記念館
小さい島ながらも、
大自然、グルメ、芸術、世界遺産と盛りだくさんの島だった。そしてユーミンファンの聖地のひとつ。私は通過しただけ。
奈留島へいった旅日記。
奈留島へのアクセス
奈留島は、五島列島の中心に位置する小さな島。
奈留島へのアクセス
●博多港からフェリー太古(夜行)
●長崎港からフェリー
●福江港/新上五島町 各港からフェリー
7:25
奈留港へ到着
前日に宇久島に宿泊、フェリー太古の早朝便で奈留島へ到着。
電動自転車を借りるつもりで開店を待っていたら、奈留港レンタカーの職員の方がコーヒー飲む?と声をかけてくださった。いただきます!
荷物はロッカーに預ける。大きいロッカーも一律¥100。
原付バイクをレンタル
@奈留島港レンタカー
電動自転車を借りるのをやめて、港のなかにある「奈留島港レンタカー」にて、原付バイクをレンタル。
原付バイクレンタル ¥2,300
6時間、全て込み、ガソリン代サービス
安い!6時間走ると、ほぼガソリンを使い切ってしまいました。うふふ。
ガソリン満タン返しでないのもありがたい。もちろんガソリンスタンドがあるけれど、休日の営業状況とかは不明だもの。
電動自転車から切り替えて正解。江上天主堂へいくにはキツイ坂があった。原付バイク、おすすめです。
出発!
原付バイクでめぐる奈留島6時間
旅行時期:2022年ゴールデンウィーク
港を出発。鯉のぼりが泳ぐ空。
まずは千畳敷を目指す。
奈留千畳敷
千畳敷へ向かう岸は、ゴツゴツした石たち。
島まではコンクリートの道がつづく。
だだっぴろい岩。千畳敷とは、いいすぎじゃないかい?
割れ目が直線的。
ゆっくりしたい場所だけれど、出発したばかりで時間配分がわからない。名残惜しいけれど、出発。
奈留教会(通過)
市街地をとおって、見えたのは奈留教会。
白い塔が目立っている。
江上天主堂への徒歩ルート
延命寺トンネルのまえにある案内板は、江上天主堂への徒歩ルート。小学校があったときは、これが通学路だったとか!?
延命寺トンネル(通過)
江上天主堂へ向かうトンネルを通過。
江上天主堂
トンネルをでたらすぐ、江上集落。世界遺産指定エリア。森の中にのぞく江上天主堂。
世界遺産の碑が立つ。
五島列島の教会のうち、世界遺産指定されている4つの教会のうちのひとつ。
内部はもともと予約制だけれど、コロナのために拝観はしていないようだった。
椿模様が五島ならでは。
ひさしにも、椿のモチーフ。
白色の板に水色の窓のカラーが可愛らしい。
誰も訪れなかった。
小田河原展望台
なんだか順番を間違えてしまった。森の中をすすんで、展望台へ。
あいにくのお天気。
山を下って、海沿いへ戻る。
ふたたび江上天主堂へもどってから、皺ノ浦方面を目指す。
ビーチロック
ビーチロックとは:
ケイ酸・岩酸石灰質・鉄分などで砂礫や石同士がくっついた不思議な場所。取れそうで取れない。
これのことかな?
合ってる?
縄文時代のものってきいたけれど、コレがそうなの?
池塚
ビーチロックすぐそばにある池塚へ。
神秘的な場所だなあ。
でも、沼というか湖なのか、なんだか危うさも感じる場所。
ハマジンチョウ群落でもある場所。この花かな?わからぬ。
ノコビ浦の防風堤
予想以上によかったところ、それがこの防風堤。
この壁のような山道をのぼります。なんとなく、道がある。
上にのぼると、防風堤の存在意義を体感できます。風が強い!飛ばされそう。
壁の向こう。
壁の手前側。
自称世界一のダムなんだって。
それにしても綺麗な海だわ。
いったん中心部に戻ってお昼を食べよう。
昼食はちゃんぽん&スズキのお刺身
営業しているか不安なまま伺った、もり食堂。
人気メニューのちゃんぽんを注文。
めっちゃお腹が空いていたので「大」にして正解。野菜もたっぷり。
もり食堂のちゃんぽんは、やさしい味。大盛りでも罪悪感ナシ。店主とお話ししていると、今日はいいスズキがあるとのこと。それ、いただきます!店を出るところだったけれど、お刺身を追加オーダー。
むっちりしていて、甘みがあって、とっても美味。白身魚って、良し悪しの違いが如実に出ると思う。
こんなにたっぷりで¥600でした。地元ならではの価格だと思う。旅の醍醐味だね。
ちゃんぽんとスズキのお昼ご飯、好きなものだけを食べることができて幸せ。
駐車場には交通死亡事故ゼロ記録の看板。
でも、令和3年から更新されていないね。それは一体、なにを意味するのだろう。
ふたたび運転
飯盛山,烏帽子岩方面へ
とりあえず「果て」へ行ってみよう。烏帽子岩方面の果ては、何もなかった。
道路添いに咲いたお花。
のどかだな。
いったん港へ戻ってきた。
飯盛山,奈留神社方面へ
奈留神社方面の、最果てへ。
海岸に出てみた。
岩には貝が張り付いている。
岩じゃなくて、貝殻の”ゴツゴツ”。
岩に埋まり込んだ貝殻、天然の螺鈿細工だね。
ここもなんだか好きな場所。船が港へ入っていく様子がよく見えるから。
奈留神社
参拝に立ち寄る。
訪問したのはゴールデンウィーク。時節柄、鯉のぼりが泳いでる。
次は展望台へ。
城岳展望台
奈留島の2つ目の展望台へ。
バイクを止めてから少し階段を登っていく。
高台にあるだけあって、絶景!
よく見える。
矢神エリアへ
次は、矢神方面の”再果て”へ。
めっちゃ晴れてきた。バイクで走るの、気持ちいい!
ポンポンポンと山がならぶのは、矢神ノ小島。
最果てに到着。
水の浦エリアへ
つぎは水ノ浦エリアの最果てへ。
とにかく、海のブルーが美しいな。
透明感がすごい。
アコウの巨木
これは、確かに大きいわ。
最果ては、廃墟となってしまった元民家だった。
宮ノ浜(通過)
ウォールアートが微笑ましい。
笠松宏有記念館
”最果て”攻略とかをやっていたせいか、ギリッギリになってしまった。なんと滞在時間10分弱。でも削らなくてよかった。
廃校になった小学校校舎
記念館として活用されているのは、廃校になった小学校校舎。
大人になってからはいる小学校はワクワクする!
知らん学校やけど。
奈留島出身の画家・笠松宏有
笠松宏有(かさまつひろとも)氏の絵画が展示されている。初めて知った画家ですが、胸を打たれる作品でした。大きいサイズで、自身もキリスト教信者である画家の信仰告白でもある絵画。
ポストカードをいただいた。
旅先で、おもいがけずに出会うアートは、よりいっそう胸を打たれる気がする。
奈留港に到着
ギリギリに到着。ふー、ほっとした。駐車場には、奈留島港レンタカーのお姉さんが待っていてくれた。次の利用者がいるのかな、と思ったら、そうでなくて私を心配してくれて出てきてくれたそう。フェリーに間に合うのかな?って。嬉しい、そして心配かけてごめんなさい。ギリギリまで楽しみたい、自分の貧乏根性に反省。
14:20
奈留港を出発
フェリーニューたいようで福江島へ出発。
旅のつづきは、福江島へ。
奈留島はもりだくさんの島
離島という印象を受けなかったのは、活気があるからかな?
お刺身もちゃんぽんも美味しくてグルメも満喫、
大自然を眺めながらの原付バイクを走らせるのは爽快、
おもいがけないアートに出会い脳も興奮、
そして世界遺産・江上教会堂を見学して、潜伏キリシタンの歴史にふれることもできた。
奈留島は観光先として盛りだくさんでオススメです。
おしまい。
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