
久留米市美術館
「異端の奇才 ビアズリー展」
久留米に宿泊した翌朝、ビアズリー展を見に行った。
ビアズリー展
鑑賞料金:1,500円
開催地:東京と久留米のみ
日本の第二の都市でありわが地元である大阪を差し置き、東京の次に久留米に来るとは・・・!
ビアズリー作品の妖艶で不気味な作風が好きなんです。次の柳川での観光時間を短縮して、美術展へ来た。
こちらを訪れた旅
2025年7月
博多祇園山笠の「追山ならし」見物をメインに週末弾丸・福岡の旅。
久留米市美術館
久留米市美術館:とても美しい庭園
西鉄久留米駅から歩いて向かいました。美術館エリアは公園として整備されていて、とっても綺麗。



休憩スポットも。

花壇も手入れされている。

とくにバラが綺麗。

噴水もありました。

なにここ・・・パラダイス?

正面玄関からはいると、こんなふう。

とにかく美しい庭園。

「異端の奇才 ビアズリー展」
楽しみにしてきた企画展。
なんせ私、大阪から来てるもんね。タイミングが良かっただけだけど。

入館


ビアズリー作品
図録などでは見たことがある有名作品も、現物ならではの良さがある。細い線まで、観察できるのが楽しい。
サロメ

オスカー・ワイルド著「サロメ」の表紙(案)

『おまえの口にくちづけしたよ、ヨカナーン』

「踊り手の褒美」
私も知ってる前掲の作品以外の「サロメ」を見ることができたことが、この鑑賞のハイライト。
▼サロメの母親、悪玉のヘロデヤとか、

『ヘロデヤの登場』
▼少し情けなく見えるヘロデ王

『ヘロデ王の眼』
▼ヘロデ王の宴が催される宮殿で兵たちが語り合うシーンとのことだけど、

『月のなかの女』
奥に見える怪しい女は著者・オスカーワイルドを思わせる顔とのこと。

『月のなかの女』部分
オスカーワイルドとビアズリーの不仲説、ここに発現。
ヴィーナスとタンホイザーの物語

『ヴィーナスとタンホイザーの物語の題扉』


『リマの聖ローズの昇天』
ほか

『孔雀の裳裾』

『アリババ』

『黒いケープ』

『イゾルデ』
ミュージアムショップ
ミュージアムの品揃えが充実していた。大判スカーフとか、デザインとしてもモダンなビアズリー作品と相性が良い印象。
買ったもの:「アーサー王は、唸る怪獣に出会う」のポスター

『アーサー王は、唸る怪獣に出会う』
館内では現物が展示されていたけれど、そちらは撮影不可。
おまけ:DAISOでポスター用ケース購入
旅の途中で買ったポスター。帰宅するまでにクシャクシャになること必至。
西鉄久留米駅のダイソーにて、ポスター用ケースを買う。300円。無事に大阪まで持って帰ることができました。

おしまい。
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柳川名物「川下り」。
週末弾丸・福岡の旅
博多・久留米・柳川
この旅のスケジュール
祇園山笠
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歩いてめぐる柳川
有明海の珍味!


















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