ヨルダンへ行くと言えばかなりの割合で質問されること。
ヨルダンって、何があるの?
ヨルダンって、危ない国だよね?
てか、ヨルダンって、どこよ?
日本からの旅ではまだなじみのないヨルダン。
この記事では、そんなヨルダンについてまとめてみました。きっと次回の旅先の候補にヨルダンが入るはず。
目次
1.ヨルダンはアラビアの世界
2.中東のシェルター的存在。ヨルダンは治安が良い
3.見どころ盛りだくさん!ヨルダンは観光大国
4.まとめ
ヨルダンはアラビアの世界
ヨルダンはどこにある?
ヨルダンは、中東、アラビア半島のつけ根部分にあります
アラブの遊牧民・ベドウィンが住む
アラブの遊牧民・ベドウィンが住んでいます。ただ今は遊牧民といっても定住しているひとがほとんど。
砂漠・ワディ・ラムのベドウィンがとりわけ、かっこよかったです。
砂漠がある
アラビアといえば!お約束の砂漠もあります。
アラビア料理
料理はアラビア料理。アラビア料理は遊牧民の料理。
アラビア料理の説明が難しい。スパイスが効いて、塩分強めで、引きしまったお肉の料理。ちなみにイスラム教徒が多いので豚肉は出てきません。
90%超がイスラム教徒
ヨルダンの国民は90%超がイスラム教徒。
モスクがあり
いたるところにモスクがあります。そして明け方には大音量でお祈りを始める合図・アザーンが流れてくる。イスラムの国に来てるのだなあと感じる瞬間。
ヨルダンではお酒が飲める
ヨルダンはイスラム教徒の多い国。ですが、ヨルダンではお酒も売っているし飲めます。
ヨルダンにはキリスト教徒もいているから。そもそもイスラームは
お酒は買えますが、とても高価で、かつ販売場所が限られていることもあり、いつもどおりにゴクゴクは飲めません。
ペトラ遺跡で飲んだペトラビア。330mlの缶ビールで、なんと10USD(約1,200円)!おどろき。ちなみに街の酒屋さんで買ったら2Jd(約320円)。それでも高めです。
ヨルダンは比較的、治安が良い
中東でのシェルター的存在
紛争地域に囲まれているヨルダン。
まわりの国は火花を散らしていますね。イスラエル、シリア、イラク、サウジアラビア!
そんな地域に囲まれているヨルダンですが、比較的治安が良い、奇跡の平和の国なのです。
紛争の多いこの地域の民たちの、シェルター的存在にもなっているのだとか。
現ヨルダン国民の多くが、パレスチナ難民。でもイスラエルとの関係も他国とその関係ほど悪くないらしい。
外務省の危険情報をチェックせよ
大手旅行会社がツアーを組んでいたり、世界一周クルーズの渡航先に指定されていたら、まあ安全だろうというのがコムギの目安。
されど、移ろいゆく政治情勢。渡航前には外務省の公式サイトで最新情報のチェックを忘れずに。
外務省 海外安全ホームページ:ヨルダンの危険情報(最新情報へ)
ツーリストでいっぱい。
ヨルダンは観光大国。日本からヨルダンに旅したらいくであろうスポットは、欧米人観光客でいっぱい。日本での認知度がないだけですね。
観光客だらけなので安心できるし、ヨルダンの人々も観光客に慣れているので旅のストレスがあまりない。
ヨルダンが観光大国である理由。それは石油が採れないこと
観光業に頼らざるを得ない理由がこれ。隣国のサウジアラビアやイラクには油田がありますが、ヨルダンでは石油がとれないのです。
油田があるばかりに紛争が起こったりするのも事実だし、資源ビジネスがその他産業の成長を阻む原因だったりもするので良し悪しではありますが。ただオイルマネーがのぞめないヨルダンでは、外貨を稼ぐには素晴らしい観光資源を生かしての観光業に力を入れざるを得ないのです。
よって、観光大国ヨルダンは、観光客に配慮されていて、とても旅しやすい国。物価は高いのが玉に瑕だけどね!
ヨルダンには見所がたくさん
ヨルダンには、アラビアならではの見所がたくさん。ヨーロッパやアジアにはない、ヨルダンでしかみれない素晴らしい景観がたくさんあります。世界遺産もゴロゴロあるよ。
世界遺産・ペトラ遺跡
ヨルダンの誇る世界遺産といえば、一番に挙げられるのがペトラ遺跡ではないでしょうか?
ナバタイ人の首都の遺跡群。マチュピチュなどと共に、新・世界の七不思議に選ばれている。
”インディジョーンズ最後の聖戦”の舞台
映画「インディジョーンズ最後の聖戦」の舞台となったペトラ遺跡。宝物が隠されていたところ。
最後に崩れる映像で記憶されている方も多いのでは。
この遺跡が実在するのですよ!見てみたいですよね。
スケールの大きさに圧倒される
このペトラ遺跡、岩を切り崩して造られているのです。
よくもまあ、こんな壮大な建築物を造り上げたものだよなあ。あまりのスケールの大きさに圧倒されること必至。
バラ色に輝くペトラ遺跡
そしてこの岩石は午前中の早い時間には太陽が直接当たって、なんとバラ色に輝くのです。美しい。
「へ〜、綺麗だなあ」と眺めるだけで終わらないのがペトラ遺跡。遺跡内を全てあること思ったら、往復で2.5時間はかかります。途中で岩山も。体力のない方には馬車やロバなどの代替手段もあるのでご安心を!
死海
世界一標高の低い場所、それが死海。
対岸はイスラエル。泳いでいけそうな距離です。
死海でプカプカ、浮遊体験ができる
塩分濃度が高く、どんなカナヅチでも浮いてしまうことで有名な死海。プカプカ浮遊体験が楽しめます。
死海沿岸にはリゾートホテルも擁しているため、ゆったり過ごすこともできる。
死海の泥パックでお肌ツルツルになれる
死海に含まれるミネラル分で、肌はツルピカに!
最近では、ヨルダンやイスラエルの死海の塩を謳ったコスメも多く発売されています。が、こちとら、本場だぜ!!死海沿岸の公共ビーチやホテルのプライベートビーチでは、死海沿岸の天然の泥でパックをすることも。
おどろくほどツルツルになります。老若男女、みんなツルピカです。ふふ。
せっかくだから、死海リゾートでエステも。そんな夢も叶いますよ。
砂漠
ヨルダンには、映画「アラビアのロレンス」の舞台となった砂漠、ワディ・ラムがあります。
アラビアのロレンスの世界
コムギの憧れ、アラビアのロレンスの世界が楽しめる。ヨルダンの砂漠、ワディ・ラム。
ロマンティックだわ。
鳥取砂丘とはまた違う、アラビアンナイトの世界。
この砂漠にて、4WDで砂漠を疾走するアクティビティや、砂漠に泊まるデザートキャンプなどが楽しめちゃうのです。
4WDツアーで砂漠を疾走!
ワディ・ラムでは砂漠を4WDで駆け抜けるツアーが催行されています。
走っても走っても、砂漠!
荒涼とした砂漠がどこまでも続く4WDツアー、
砂漠で星を見よう。砂漠に泊まれるデザートキャンプが楽しめる
ワディ・ラムにはキャンプサイトがあるので、ぜひ、砂漠に泊まってみよう。
なんせ砂漠なので、とくに何もありません。が、それがイイ!
ただ、砂漠を歩いたり星空を見上げたり。とてもロマンティックなのでオススメ。
キリスト教の聖地
ヨルダンには、キリスト教の聖地があり、観光客も訪れることができます。
ヨルダン川対岸のベタニア
イエス・キリストが洗礼を受けたといわれる井戸。
現在はイスラエルとの境界線となっているピリリとした場所。宗教と歴史と戦争と、いろいろの”タネ”となるエリアなのだなあと感じる場所。
ネボ山
預言者・モーセが「約束の地」として見せられた風景が広がるネボ山。仏教徒のコムギですら知っているそのエピソード、ここがその場所なのか。モーセがみた景色も変わらず荒涼とした風景だったのかな。
そんな、歴史をかんじる側面もありました。
ヨルダン旅、おすすめです
日本からの旅ではまだなじみのないヨルダン。
世界遺産 Of 世界遺産なペトラ遺跡、
アラビアンナイトの世界の砂漠・ワディラム、
ミネラルたっぷりの死海での浮遊体験。
こんなにもりだくさんで、さらに治安も良いのです。
ヨーロッパやアジアとはまったく異なるアラビアンナイトの世界観。
旅の候補に、ヨルダンをオススメします。
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