週末弾丸旅。
3日間で津和野・萩・防府・湯田温泉へ。
この記事は、3日目、
防府&湯田温泉の1日旅行記。
早朝、
萩から防府へ移動
前日は萩を観光。
▼前日の萩
5:55
チェックアウト
2泊もお世話になりました。清潔で、個室に洗面もついていてとっても快適だった!萩バスセンターにも歩いていける、御成道にあるという立地も良かった。
早朝の萩を歩く。
6:16
萩バスセンター
ガラガラの、萩バスセンター。
終点の新山口まで乗ります。
■防長交通バス 新山口駅行
・萩バスセンター新山口駅 ¥2,090
萩駅
窓から見る萩駅。ラブリーな駅舎。
良い天気でワクワク。
7:38
新山口駅前
新しいけれど、なんだか殺風景な新山口駅。
「田舎に新しくできた駅」の典型かな。
コインロッカーに荷物を預ける
ここで荷物を預けて身軽に。
帰りは新山口から新幹線で帰る予定なのです。
7:55
新山口駅
黄色い電車。
■JR山陽本線(徳山行)
・新山口〜防府 ¥330
防府・湯田温泉 1day
本日の観光、防府観光からスタート。
8:11
防府駅
防府駅に到着。
防府観光はレンタサイクルで巡る予定。8時台なので、まだ貸自転車は営業時間前。
防府駅には、最近ブームの駅そば店がなかった。防府駅は大きくて綺麗、駅前にショッピングモールもあるのにね。
ロードサイドにあるマクドナルドまで歩く。
8:20
朝マック
旅先でマクドかああ。
なんて、思わないのよ。朝マックでしか食べることができないソーセージエッグマフィンが大好物なもので。2個食べたい。
9:10
防府駅
9時になり、ようやく開店。防府駅で電動自転車をレンタル。
4時間まで¥300と格安。防府市の観光推進への心意気を感じます。
萩市は見習うべきだわ。
レンタサイクルで観光開始
いい天気!
楽しい!
防府駅から少し離れると、もう、普通のまち。
しばらく、大きい道路を走る。なんだか年始に鹿島神宮などの「東国三社めぐり」をしたときの道を思い出すな。
のどかな住宅街。こういうところが、実家だったらいいのにな。コムギはニュータウン育ち。
八重桜が満開。モリモリ咲いている。
ソメイヨシノより好み。
阿弥陀寺の道は、ひたすら、のぼる。
わきには、農業大学校のビニールハウス。
登って来た道を、振り返る。
絶景!
東大寺別院 阿弥陀寺
百寺巡礼の札所、阿弥陀寺に到着。ふう、すごい坂だった。らくらく、電動自転車だけどね。
仁王門
境内は、石畳で、かつのぼりなのでなかなか体力が要る。
大木のオブジェ
ここ阿弥陀寺は、奈良の東大寺の再建のための御用木を切り出した土地。その大木のオブジェがあります。
石風呂
大木を切り出す労働者を癒すための設備、石風呂。現在も毎月第一日曜日に入浴可能。
本堂外陣の板絵
坂東三十四所の板絵が描かれている。
西国三十三所なら、結願しているのにな!
DVシーンの板絵を発見。どういう縁起のある霊場なのだろう。
花まつりのティッシュをいただく
お釈迦様のお誕生日「花まつり」の記念ティッシュをいただきました。
このときは思っていなかったのです、まさか。あんなことが起きるなんて!
かわらけ投げ
願いごとが叶うか、運だめし。外した。
阿弥陀寺参拝、終了
阿弥陀寺に2時間弱も滞在しちゃった。
下りは絶景を眺めながら、びゅーんと。
多々良大仏殿
通りかかった大仏殿。
お堂のサイズに比してめいっぱいの大仏様。
毛利博物館・
国指定名勝 毛利氏庭園
自然の美に人工の妙を尽くした、壮大華麗な建物と庭園。
毛利博物館
ひなまつりコレクション展示中だった。お姫様のお雛道具は、ものすごく手が込んでいた。
毛利邸からお庭を眺める
なんて素晴らしいのだろう。
毛利家紋
うえの「ー」が、ちょっとずつ異なる。細かい。
毛利氏庭園
時間がないので、小走りでまわる。
緑が眩しいわ。美しいお庭だわ。
庭には池というには多すぎる池と、橋もかかっている。
広い。
春、木々も鮮やか。良い季節に来れて良かったな。
ゆっくり来るべきところです。
いそいで、次のスポットへ!
周防国分寺
なぜか境内にソテツ。
巨大な杉の木は樹齢600年だとか。
寺宝を拝観する時間はなく。そとから拝むのみ。
防府天満宮
菅原道真公を祀る防府天満宮。
めでたい!
菅原道眞公のご利益を享受した受験生たちからのお礼コメントが寄せられていた。
御朱印は「500円以上のお気持ち」。なので、パス。
13:10
防府駅前バス停
なんとかギリギリに自転車を返し終える。公衆トイレが壊れていて近くの建物までダッシュというトラブルもあった。
防府駅から約50分、バスに乗る。
お昼ごはんに「イカの刺身定食」を食べようと思っていたのにな。
コンビニのサンドイッチを車内で食べるという、これまた旅情にかける食事になっちゃった。あーあ。
13:59
山口県庁前
バス停・山口県庁前で下車。瑠璃光寺へは徒歩12分。
旧山口藩庁門
県庁前すぐ。荘厳な門。
旧山口藩庁の建物。
細い裏道を通る
ここ通るの?本当?
Googleは、そんな裏道を指定してくる。
でも、ちゃんと近道なんだよね。
ヤギ飛び出し注意
そう言われましても。
洞春寺
存在感抜群の山門。毛利元就の菩提寺ですって。なぬ?事前調査寺にはひっかからず。
時間があったら、帰りに寄らなくちゃ!
洞春寺のすぐ横が、目的の瑠璃光寺。
保寧山 瑠璃光寺
百寺巡礼の札所、瑠璃光寺。
国宝・五重の塔
瑠璃光寺はオープンスタイルのお寺。拝観料などなく、国宝・五重の塔が拝めます。
国宝効果か、観光バスで訪れるタイプの旅行者がたくさんいてた。
赤い帽子のお地蔵さんたち
金毘羅宮のさらに上の階段を上ると、赤い帽子のお地蔵さんが並ぶ。可愛らしいお姿だな。
高台にあるので、瑠璃光寺を見下ろせます。絶景ですよ。
カワセミ出現!
五重の塔を撮影しているのかと思いきや、違っていた。お目当ては、カワセミ。
カワセミが移動するたび、カメラマンたちが集団移動。ゴルフ場のファンたちみたい。
そばソフトクリーム
瑠璃光寺の門前は店は少ないけれども、賑わっていた。
そばソフトクリームを食べて糖分補給。山口県産そば粉使用ですって。
散らしているのは、そばの実。ビジュアルも良し。¥250。美味しい!
そばソフトクリーム ¥250
■こうじ苑
Googleマップで確認する
食べログをチェック
瑠璃光寺の参拝は、あっけなく終わった。次の湯田温泉へ移動するかな。
刈り込みの形が、妙。
山口県庁前バス停までは、地下道だとスムーズにたどり着ける。
15:43
山口県庁前
湯田温泉へ移動。ふたたびバスに乗る。
■防長バス
・山口県庁前~湯田温泉 ¥220
16:03
湯田温泉
バスに揺られること、20分弱で湯田温泉に到着。
お菓子屋さんを通る。有名なお店だったのかも。
寄れば良かったかな?
でも、お菓子で腹は膨れないのだ。
16:10
中原中也記念館
ここ湯田温泉は中原中也の誕生の地。
閉館まで50分!急いで見学です。
モダンな建物
コンクリート造のモダンな建物。
入り口への小径には、中原中也の詩の抜粋が掲げられている。
ゆあーん ゆよーん ややゆよん
詩人の記念館って?
中原中也関連の書簡や書籍などの展示、テーマ別の掲示など。絵画などの美術品とちがって、詩人の記念館って、視覚的なインパクトはのぞめない。楽しむのが難しい。
そんななか、心に残ったこと。
酒を飲んで絡んだ友人への詫び状の署名、
「一人でカーニバルをやっていた男 中原中也」に、笑う。
酒席での自分の行動を「カーニバル的気持ち」と表現していた。(詳細は略)。
わたしも酒席での失敗は、ひとりカーニバルだと考えて、乗り切るか。
中原中也は、旧姓「柏村」で、両親が養子に入ったときに「中原」姓となったこと。
- たった四文字の名前に、中の字が2つもあるなんて珍しい。
- ペンネームなのかもね
そう思っていたのでした。謎が解けた。
養子縁組かあ。
17:00
狐の足あと
中原中也記念館前にある観光案内所。通り過ぎる。
しばらく、湯田温泉をウロウロ。
大きい旅館が多い。
日帰りでチョロっと立ち寄るコムギみたいな旅行はには、ちと困る。
17:40
おんせんの森
せっかく温泉街に来たのだもの。日帰り入浴できるところへ。温泉とはいえスーパー銭湯なので、ちょっと風情にかけるけれど、しょうがない。
することもないので、2時間こちらで過ごす。茹で上がった。
お風呂上がり。ビールは後のお楽しみにして、まずは炭酸だ!
降ってもないのに、キャップを開けたとたんに爆発。こぼしてしまった。
びちょびちょになったし、すごい量だよ。
無色透明のドリンクだったのが不幸中の幸い。
あーあ、と思っていた矢先、カバンからこんなものが。花まつりティッシュ〜!!!
盛大にこぼした炭酸水は、花まつりティッシュで吸水できた。
お釈迦様には、きっとお見通しだったのですね。南無南無。
居酒屋、間違えて隣のお店に入ってしまった
ビールだ!
刺身だ!
瓦そばだ!
鼻息荒く入店したら、目当ての店と違っていた。間違えて横の店に入店しちゃった。

だって「魚」としか書いてないんだもの
そんなことって、人生で初めてだよ!
このお店には瓦そばもないし、お刺身盛り合わせのクーポンも使えない。ぐぬぬ。

キンキンに冷えたビール、美味しかったです
ビール1杯と突き出しを食べて、すぐに退店。どうしても瓦そばを食べたいんだもの。歳をとると自分に正直に生きることができるから楽。
20:10
海鮮長州 湯田店
隣の本命のお店へ。地味な店構え。手前の店に入ってしまったのは、視覚的なものもあるかな。
突き出しは、豪華3種。イイね!
ご当地の日本酒がありました。エヴァも仕事を選ばないな。
刺身盛り合わせ
クーポン使用で¥990のお刺身盛り合わせ。
まぐろが、しっとりしていて美味しい。筋をまったく感じさせないシットリさ。
瓦そば
瓦のうえで茶そばを焼くお料理、瓦そば。
瓦の上で焼いて、混ぜて、お出汁でいただきます。
お肉が甘辛くて美味しい。茶そばで食感も軽い。なにこの美味しさは!
この度ではじめて食べた「山口ご当地料理」だわ。
■海鮮長州 湯田店
Googleマップで確認する
食べログをチェック
お店を間違えるトラブルもあり、またまた時間がタイト。急いで湯田温泉駅へ。
途中で見かけたマンホール。白狐とSL柄。
20:51
湯田温泉駅
なにこの駅舎は!?
駅には、でっかい白狐のオブジェ、そして足湯スポットがあり。
湯田温泉のキャラクター、白狐。怪我をした白狐が毎日使っていたお湯が湯田温泉なのだとか。(おんせんの森の浴場の壁の情報)。
湯田温泉から、新幹線にのるべく新山口へ。
■JR山口線
・湯田温泉-新山口
21:09
新山口駅
ホームを降りたら、都会だわ。隣駅までは、しっかり田舎だったのに。
でも、駅構内のコンビニは19時閉店。
コインロッカーで荷物をピックアップ。萩で買った陶器たちを持って帰らなくちゃ。
新幹線口へ急ぐ。
21:27
新山口
めずらしく新幹線。新幹線は、
景色も楽しめないし、
旅情にかけるし、
なにより高額!
だから、あまり乗らない。でも今回は直前割引で半額で購入できたのです。
■新幹線 ひかり594号(N700系)
・新山口~新大阪
帰りのお供は、恵比寿のプレミアムホワイト。買えるうちに飲んでおかなくっちゃね。
23:32
新大阪
やっぱり楽だよ、新幹線!日曜日のうちに大阪に戻ってこれました。
おしまい。
防府・湯田温泉の旅を終えて
1日観光では無理があったかな?
行きたいところにはいけたけれど、通り過ぎただけの「防府国分寺」や駆け抜けただけの「毛利氏庭園」は、心残り。
瓦そばが想像以上に美味しくて感激した。ぜひ、瓦そばがメニューにあるお店でのお食事をお勧めします。
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