厳原(いづはら)は、対馬藩が置かれていた城下町。
厳原では、
・山城をの戊手絶景ー清水山城三の丸跡
・幽玄な百雁木を歩くー萬松院
・元城下町を歩くー武家屋敷どおり
観光スポットが凝縮したエリアにもかかわらず、山に登ったり階段に登ったり、忙しいタイプの観光地。足腰鍛えてから行こう。
厳原エリアについて
厳原(いづはら)は、博多からフェリーが到着する港・厳原港をかかえる、対馬の中心地でもある。
かつては対馬藩主・宗家が牛耳る城下町でもありました。
今回めぐったスポット
・金石城跡
・萬松院
・武家屋敷どおり
・厳原八幡宮神社
・清水山城跡 三ノ丸跡
城下町ならではのスポットを巡りました。
金石城跡
観光情報館 ふれあい処つしまより徒歩1分ほど。
金石城 櫓門
立派な櫓門が唐突に建っている。
門をくぐって、庭へ。
かつての金石城跡。
ご機嫌ナナメの猫ちゃん。
フーーッとされた。
李王家宗伯爵家御結婚奉祝記念碑
朝鮮の李王家の姫と宗家伯爵が婚姻したものの、時流がゆえに離縁。
結婚祝いで建立した記念碑を、再建したもの。
政略結婚と離縁、古代の日本でもあるけれど、国をまたいでの政略結婚が日本にもあったのか。不思議な感じがする。
旧金石城庭園
こちらは有料ゾーン。
万松院とのセットで割引になります。
旧金石城庭園
入園券:310円(2022年9月)
Googleマップ 公式サイト
こちらの庭園は、小学校の跡地を発掘したらみつかったもの。
お庭があることは以前からわかっていて、小学校を取り壊す時に発掘したというのが正確らしい。
考証のうえ再現されたお庭。
あっというまに歩き終わります。
万松院のほうへ抜けることが可能。
萬松院
対馬藩主宗家墓所のあるお寺。
百雁木
対馬藩主宗家墓所
日本三大墓所のひとつ。
お寺の存在感は薄め!?
萬松院(万松院)
拝観料:300円(2022年9月)
長崎県対馬市厳原町西里192
Googleマップ 公式サイト
武家屋敷どおり
城下町だった名残で当時の石垣が続く。
コムギは「振興局」あたりから町歩きスタート。
普通の民家が続くため、観光地化はされていない。
歩いて通り過ぎるのみ。
厳原八幡宮神社
対馬國一宮でもある。御挨拶しておかなくちゃ。
嚴原八幡宮神社(対馬國一宮)
長崎県対馬市厳原町中村645−1
Googleマップ
清水山城跡 三ノ丸跡
清水山城:文禄・慶長の役の際に豊臣秀吉の命で築かれた山城。
登山口がわからず苦しむ。
どこやねん、ココ。
入口への標識を見つける。
それでもまだまだ惑わせるGoogle。
またしてもGoogleマップがおかしかった。
これって登山道なの・・・?
人が通らなくて獣道と化したのかもしれない。
そう思ったのは間違いで、もっと先へ歩くと登山入り口がありました。
清水山上有馬登山口を目指す
Google検索は「清水山上有馬登山口」が正確です。
有馬登山口
ここが正しい登山道入り口。
遊歩道というには、ちと荒れすぎていませんか?
石垣がみえた。
到着。
ふう。
清水山城跡 三ノ丸跡
この眺めがお目当てだったの!
遠くには、厳原港も見える。
1時間後にはあそこに着いていなくちゃならない。
金石城の櫓門も小さく見える。
対馬では東横インが幅を利かせている。
比田勝にも大きい東横インがあったな。
二の丸への標識
二の丸、一の丸へはそんなに距離もなさそう。
登りたい!
けれど、フェリーの時間が迫ってる。
今回は行かずに下山する。
あと1時間、余計にあったなら・・・
下山完了
不完全燃焼のまま、下山完了。
その他今回は行けなかった
厳原エリアのスポット
想像以上に見どころが盛りだくさんだった厳原エリア。行けなかったところは以下の通り。
・清水山城跡二の丸・一の丸
・対馬藩お船江跡
・対馬朝鮮通信使歴史館
・対馬博物館
あら、いっぱいある。
わたし、ぜんぜん厳原観光できてないのでは??
城下町 厳原を歩こう
対馬藩があった島であるし、この地に山城や城下町があるのは当然。
わかっていたつもりだったけれど、実際に訪れてみると、本土からフェリーで5時間のこの対馬の地に、幕府の力が及んでいることに関心してしまった。
厳原エリアでとくに気に入ったのは、清水山城三の丸からながめる景色。厳原のまちが見渡せる絶景でした。山登りではあるけれど短時間なので、がんばって登ることをおすすめします。
おしまい。
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