週末弾丸旅、
宗像大社三社めぐり・
辺津宮編。
●辺津宮
●高宮祭場
●海の道むなかた館
●神宝館
●おすすめランチ『La Casa』
宗像大社について
日本書紀に登場する古社
宗像大社は、アマテラスとスサノオの誓約(うけい)で生まれた三女神を祀る古社。
沖津宮/沖ノ島 田心姫神(たごりひめ)
中津宮/大島 湍津姫神(たぎつひめ)
辺津宮/本土 市杵島姫神(いちきしまひめ)
三宮を総称して「宗像大社」といいます。
航海安全の神
- 荒海の玄界灘は航海の難所であり、朝鮮半島へ向かう際に航海安全を祈願したこと
- 別名「道主貴(みちぬしのむち)」とも呼ばれ、あらゆる「道」の最高神とされたこと
航海安全の神として、全国の神社に勧請されています。
”神宿る島” 沖ノ島
三宮のなかでも、沖ノ島は特別に神聖な島。厳しい掟がある。
- 女人禁制
- 一般人立ち入り禁止
- 宗像大社の御神職がひとり常駐勤務、毎朝海に入っての禊
- 一目一草たりとも持ちだせない
沖ノ島は一般人かつ女性のコムギは、一生足を踏み入れることはないであろう・・
宗像大社辺津宮へのアクセス
この記事は、九州本土・辺津宮への参拝記。
東郷駅から西鉄バスで移動しました。
西鉄バス(神湊波止場行)¥240
東郷駅東口→宗像大社前
東郷駅東口
宗像大社前
すぐ大鳥居。
宗像大社・辺津宮
参拝記録
宗像大社 辺津宮
福岡県宗像市田島2331
Googleマップ 公式サイト
二ノ鳥居
心字池
太鼓橋
境内
何だろう?調べたら「祓舎」でした。あまり見かけたことがないかも。
内部には玉砂利が敷き詰められていた。
拝殿へ
「皇族下乗」の石碑。ここからはみな、歩いて参拝。
門扉には、菊の御紋!
扁額
ずらりと飾られた歌仙図
本殿
外から眺める。
摂社
ずらりと並ぶ社。ひとつひとつの社に頭を下げるかたも多い。
御神木
御朱印
御朱印をいただきに社務所へ。
高宮祭場
ふたたび境内へもどります。辺津宮のメイン・高宮祭場へ。
林のなかを歩きます。
古からの祭場である、高宮祭場。
柵で囲われている。
賽銭箱もありました。
いまでも、ここ高宮祭場で神事がとりおこなわれいてるとのこと。
「神籬(ひもろぎ)」って、こういうことか!
言葉と存在が一致した瞬間。
神籬(ひもろぎ)
神道において、神社や神棚以外の場所で祭祀を行う場合、臨時に神を迎えるための依り代となるもの。
小雨だったこともあり、スピリチュアル度満点。たしかに、ここには神が降りてきそうだ。
海の道むなかた館
辺津宮に参拝する前に資料館へ。知識を入れておいたほうがいいかな、と思って。
海の道むなかた館
入館料:無料(2023年2月)
福岡県宗像市深田588
Googleマップ 公式サイト
3Dプリンタの銅鏡に触る
ボランティアガイドの方のお話をききながら、展示品を眺める。3Dプリンタで複製した「銅鏡」と「指輪」を触らせてくれた。
3Dプリンタの正しい使い方だ!
銅鏡、重い。本物も重いのかな?
鏡面がどこかわかります?という質問にはバッチリ正解を出せた。
金製の指輪。
”海の正倉院”
神宝館
辺津宮に隣接する国宝だらけの博物館・神宝館へ。
シルクロードから運ばれた宝物が数多く出土することから、沖ノ島は「海の正倉院」と言われている。
神宝館
入館料:800円(2023年2月)
福岡県宗像市田島2331
Googleマップ 公式サイト
御朱印を授与されたときに頂いた割引券を使用。
国宝ゴロゴロ
八万点すべてが国宝だから当然かしら。写真撮影不可なので、境内の大型写真を撮影したものを掲載。
銅鏡
ゴロゴロ陳列されていました。完全な姿のものが多かった。細かい彫金もしっかり肉眼で見ることができる。
金製指輪
3Dプリントとは、やっぱり違っていた。
ガラス製小玉
金銅製龍頭一対
奈良三彩小壺
国立博物館とかではなくて、ここ宗像にこんなに国宝がゴロゴロあるなんて、すごい。
古より、宗像大社は「宝物を運ばれるほどの」信仰の対象であったことを表しているのだろう。
宗像大社の
御神職と出会う
神宝館にて国宝を鑑賞していると、
宗像大社の御神職に出会ったのでした。
芸能人に出会うより感激!
御神職は休日だったようなのですが、ご友人の方々を案内されていた。お話がおもしろくって近くで盗みききしていたところ、声をかけてくださった。「ご一緒にまわられますか?」
ハイ!!
厚かましくも同行させていただきました。
不躾な質問をしてしまったかも
宗像大社の御神職ということは、
現在、沖ノ島に立ち入りを許されている十人程度のかたのひとりなのだ。
聞きたい!
こんなチャンス、ないもの!
- 沖ノ島の滞在10日間はどんな生活なの?
- 何をたべているの?
- どうやって御神職になられたの?
興味津々。
こころよく答えてくださった。
御神職とご友人らとお別れしたのち、ふと気づいた。わたし、とっても失礼なことをしてしまったのでは。
というか、
禁忌に触れてしまったのでは?
不言様(おいわずさま)
沖ノ島の掟のひとつに「沖ノ島で見たり聞いたりしたことは決して口外してはならぬ」というものがある。それが、不言様(おいわずさま)。
それなのに、いろいろ聞いてしまったな。問題がなかったと、思いたい。
宗像大社辺津宮
近くのおすすめイタリアン
宗像大社辺津宮すぐのイタリアン、「ラ・カーサ」でランチしました。
人気店のようで、予約問合せの電話を断りまくっていた。ひとりだったのでカウンターに座れたという幸運。
La Casa
福岡県宗像市深田62−6
Googleマップ 食べログ
ランチ ¥1,500
地場の野菜のサラダ。
コムギの旅でこんなにオシャレなものを食べることは珍しい。
魚の香草焼を選ぶ。本日はブリでした。おしゃれ~!
アップルパイ+アイス添え ¥350
デザートも追加注文しちゃった。
宗像大社三社めぐり・
辺津宮を参拝して
●宗像大社の御神職に会えて感激
●神宝館のお宝レベルがすごい
お宝レベルがそのまま、古代の宗像大社の立場を表しているのだろう。
日本書紀にも記載される古社・宗像大社。その「神の島」の健在ぶりをすこし垣間見ることができたようで、思い出深い参拝となりました。
おしまい。
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