美肌の湯で有名な、玉造温泉に宿泊。

まるで化粧水みたいな泉質は、美肌の湯の名前に偽りなし。
でも、温泉街観光はイマイチだった。宿泊して内湯を楽しむタイプの温泉街なのかもしれません。

訪問した時期

2024年11月
「神在月」の出雲大社参拝する島根県の旅で訪問。

玉造温泉について

いにしえより神湯と呼ばれる名湯

一度入浴すれば肌が若返り、
二度入れば病も治る。
皆その湯を「神湯」と呼んだ
出典：出雲国風土記

1,300年前、はるか神話の時代から「神湯」と呼ばれていた。

『枕草子』の3名湯

清少納言著『枕草子』にて、「湯はななくり湯、玉造の湯、有馬の湯」とあげられる３名湯のひとつ。（※ななくり湯は三重県の榊原温泉）

通称”美肌の湯”
まるで化粧水のような泉質

まるで化粧水のなかにドボンと浸かっているような感覚。これは、玉造温泉に含まれる、肌に水分を与える成分「硫酸イオン」が７０％以上も含まれているから。

飲食店が少ない

旅館に泊まって内湯と部屋食を楽しむのが王道なのだろう。私のような素泊まり系の旅行者が食事できるお店は少なかったです。

玉造温泉へのアクセス

JR玉造温泉からは距離があるので、私は松江駅からバスで移動。

移動：松江駅→玉造温泉

一畑バス 玉造線
530円
松江駅～玉造温泉〔姫神広場〕 

15:35 松江駅

バスの乗客も多い。

車内から勾玉モニュメントが見えた。

15:57 玉造温泉（姫新広場）

バスは姫新広場に到着。

美肌祈願スポット・姫神像。

こちらにも足湯がありました。
これから温泉にはいるので、足湯はパス。

玉造温泉は、玉湯川沿いに大型旅館がならぶ、宿泊メインの温泉街だった。

あの星野リゾートが展開する「界」もありました。

玉造温泉で泊まったホステル

神在月シーズンの玉造温泉･土曜宿泊という繁忙期に予約を勝ち取った宿。

もちろん通常時期に比べたら値上がりはしていましたが、とっても良心的価格。

温泉ゲストハウス翠鳩の巣

和室と、風呂トイレ共同の簡易ベッドルーム（シングル）が併設されたお宿。どどんと料金表が提示されていてびっくり。シングル4,000円と書かれているけれど、私は朝食付き5,940円でした。いまは神在月、島根県でいちばんの繁忙期だもんね、仕方がない。

広い玄関と暖簾もステキ。

温泉ゲストハウス 翠鳩の巣
5,940円／泊
1泊朝食付きプラン 簡易個室ベッドルーム
JR玉造温泉駅より
島根県松江市玉湯町玉造45-2
■ 楽天トラベル
■ 公式Webサイト
■ Googlマップ

館内は、めっちゃ綺麗でおしゃれでびっくりた。夜の玉造温泉はすることがなかったので、このスペースでゆっくり過ごした。

簡易個室ベッドルーム

激狭でした。大柄の男性は大変かもしれない。

お風呂、トイレは共同。
どちらも清潔。

大浴場

大浴場は、源泉掛け流し。

ネックだったのは、大浴場が小さいので一度に入れるのが３名までとのこと。私は3回入浴。

• チェックイン後、いの一番に入浴。誰も来ずに貸切風呂。
• 夜遊び後に、もうひとっ風呂
• 朝風呂

玉造温泉のお湯は「温まる」度はさほどだけれど、美肌効果はすごかった。翌日プルプル。美肌の湯に偽りなし。

三味線イベント

夜には、三味線イベントがありました。夜勤担当者がその男性のときだけの限定イベント。安来節、銭太鼓を拝聴。

「玉造温泉、温泉以外にやることないな」と思っていた私の夜を盛り上げてくださり、ありがとうございました。玉造温泉の旅を良いものにしようとしてくださるお気持ちも嬉しい。

玉造温泉
夜の温泉街を散策

感想：ライトアップされてムーディーだが、とくに見どころはない

飲食店も少ない。とくに、やることもない。歩いたのみ！

勾玉デザインのマンホール。

土産物ショップを冷やかす。

玉湯川沿い歩く。

日帰り温泉施設もあります。満車でした。やっぱり神在月の島根県、ついでに玉造温泉へ寄って行こうと思うのは、皆、同じ。

飲食店は、営業していないお店が多かった。

酒屋さんはありました。この旅行時は禁酒期間だったため、なにも買わず。

土産店で、特価品の出雲そばを購入。
明日の出雲大社ではお蕎麦を食べることができないし、帰宅したら食べよう。

勾玉橋のモニュメント・勾玉。

対岸には、足湯がありました。

玉湯川沿いの道は、切り絵のようなライトがところどころに光る。

なにかの神話や風土記のエピソードなのかな？

すぐに、折り返し地点についてしまった。

私も足湯にでも浸かるか〜。

足湯しかないからか、足湯は大混雑。譲り合って座る。

う〜む。

足湯の先には、勾玉の形に石組みされた小島、中央には青めのうの原石。触れると幸せが訪れるという触れ込みで、皆かわるがわるに触っていた。

「恋人たちの聖地」とか「触ると幸せになる」とか「ハート型の石」とか、そういう類のものにはウンザリ気味の私。擦れちゃってます。

勾玉橋を、下から見あげる。

勾玉橋のすぐそばの建物、なんだか違和感を感じる。Googleマップで調べたところ、風俗店だった。風俗店って、こんな観光地の人通りが多いところに面していていいものなの？？びっくりしたあ。

もうひとつ、足湯がありました。

先ほどの大人気足湯とは違って、客ゼロ。それはアツアツすぎるからであろう。お湯の温度がぜんぜん違う。

戻ってきた。

大きい旅館が多いなあ。

勾玉！

八俣大蛇退治神話の像がありました。

19時から出店が出るらしいけれど、待てずにホテルへ戻った。

おしまい。

NEXT：出雲大社 縁結大祭

神在月の出雲大社へ。
事前申し込みしていた「縁結大祭直会」に参列してきました。

 

週末弾丸でいく
”神在月”出雲大社縁結の旅

この旅のスケジュール

 

神在月の出雲

出雲大社 縁結大祭

日御碕神社＆灯台

島根県立古代出雲歴史博物館

 

玉造温泉

 

古代出雲
国造りの中心地

八雲立つ風土記の丘

八重垣神社 

神魂神社