神在月の出雲、
日御碕神社&日御碕灯台へ。
行きは歩いて、
帰りは臨時コミュニティバスを利用して。
湾岸(大社湾)沿いの道は、風光明媚であり出雲神話ゆかりの地のスポットも点在していたので、なかなか楽しめました。
訪問した時期
2024年11月
「神在月」の出雲大社参拝する島根県の旅で訪問。
めぐったところ
- 稲佐の浜(通過)
- 日御碕神社
- 日御碕灯台
徒歩&コミュニティバスを利用して巡りました。
路線バスが運休中、
どうしても日御碕神社に行きたかった私は歩くことにした
出雲大社バスターミナル
出雲大社縁結大祭に参列後、急いでバスターミナルにやってきた。日御碕神社方面へのバスは数が少ないから乗り遅れたら予定が狂う。
路線バスは運休中
日御碕神社へのバスは運休中だと知る。Googleマップを信頼しすぎたと反省。
運休理由:令和6年7月の大雨で県道が崩落したため
臨時のコミュニティバスが出ているとのことだけど、路線バスの時刻表とは異なって、次の便は今から2時間後。
2時間後だったら、歩いても同じくらいだね。
ならば、歩こう。タダだし。
※ちなみに臨時コミュニティバスも無料だった
歩いて日御碕神社へ
歩いたコース
1時間50分
出雲大社バスターミナルを出発し、日御碕神社へ。
歩くと約2時間。
大正時代にバスを走らせるための道路ができるまで、日御碕へ行くには山の尾根を歩く道しかなかったそう。私が歩くのは道路だけど、あるいて向かうって、なんだか古に倣っているようで、いいんじゃない?
出発:出雲大社バスターミナル
稲佐の浜から出雲大社へ向かう道で、参拝客とすれ違う。出雲大社への参拝は三度目だけれど、さすが神在月期間、ダントツ混雑している。
稲佐の浜
通過したのみ。弁天島がみえている。
「みさきうみねこ海道」、これから歩く大社湾岸沿いの道路には、そんな可愛い名前が付いていた。
ふと目をやると、結界のなかに鎮座する岩。どういう言われがあるのかな。
海岸沿いにある立方体に近い岩。
なぜ、こんな、唐突に?
海沿いの道を歩きます。天気は悪いけれど、海岸沿いを歩くのは楽しい。
綺麗な海。
日御碕入口に到着。
トンネルをくぐる。この先にも数カ所トンネルがありました。
THE日本海な岩が登場してくる。
大山隠岐国立公園の標識。
大山・・・?
範囲、広大すぎませんか?
新二俣トンネルを通過。
このバス停で降りたとして、どちらに向かうんだろう。釣りスポットとかがあるのかしら。
海にむかって進んでいるような感覚!
神在月にふさわしい、神々しい光。
岩礁。
まるで、ついさっき割れたかのように、割れ目がぴったりはまりそう。
展望台がありました。歩きながら鑑賞しているようなもんだし、わざわざ登らなくっても良いかと思い、パス。
筆投島
道すがらいろいろな奇岩はみてきたけれど、伝説ありの岩が登場。
「筆投島(ふでなげじま)」という名前がついていた。
この島を描こうとしたが、朝夕に色彩が変わる妙姿をついに写すことができず筆を投げてしまったエピソードより「筆投島」との名がついた
ここ日御碕は、日本遺産「日が沈む聖地出雲」の一部で夕日の名所。
一方通行
交通整理スポット
ここが土砂崩れ地点だと、後で知る。土砂崩れから時間がたちすぎていない?修復する気あるんかな?くらいに思っていたけれど、絶賛工事中でした。
つぶて岩
この岩というには主張の弱いひらた目の岩が「つぶて岩」。
国譲りの使者・タケミカヅチとオオクニヌシの子タケミナカタの力比べにて、稲佐の浜から海に向かって投げた石
「つぶて(礫)」とは、投げた小石のこと。「なしのつぶてもない」とは、”投げた小石が何も帰ってこない”に由来する言い回しだったのね。ま、この岩は小石っていうサイズじゃないけどね。
日御碕ドライブイン
突然出現した、ドライブイン!
美味しそう!お手頃価格!
海鮮丼、うに丼!
さすが日本海岸のドライブイン〜
この旅ではちょうど期間限定食事制限中の身のため、通り過ぎる。まあ、時間もなかったんだけどね。
追石鼻線歩道入り口
自然歩道の入り口がありました。海岸沿いまで出ることができるのかな。
100m先に、眺望スポットがあるとのお知らせ。
日御碕神社遠景スポット
上から日御碕神社を見下ろす眺望スポット。
車で通過すると一瞬ですぎるけれど、歩いてきたからのんびり鑑賞できる。
木々に埋もれた赤い社が素敵だわ。
日御碕神社 駐車場(バス停)
バスより早く到着。やったね。
駐車場前には軽食を提供する土産店が営業中。
日御碕神社
鳥居をくぐって、境内へ。
日御碕神社
住所:島根県出雲市大社町日御碕455
Googleマップ
公式サイト

門客人社

手水舎
楼門
下の宮/日沈宮(ひしずみのみや)
御祭神:アマテラス
灯篭
上の宮/神の宮
御祭神:スサノオ
境内の建物は、高低差のある地形を生かして建造されていて、こちらの「上の宮」は石垣の上に立つお宮。
上の宮から、境内を見下ろす。
回廊
朱塗りの回廊がとても綺麗。なにかのカタログ撮影が行われており、一般参拝客のわたしはゆっくり通れず。なんでこんな混雑期に撮影するのだろうか。
御朱印
書き置きの御朱印をいただきました。一年で一番の繁忙期、手書きでは捌けないのであろう。
バスで移動:
日御碕灯台へ
日御碕臨時バスで、終点の日御碕灯台へ。
バスで移動:
日御碕神社→日御碕灯台
日御碕臨時バス
無料
日御碕神社~日御碕灯台
※一畑バス日御碕線は運休
※マイクロバス25人乗り
13:26
日御碕神社(駐車場前)
13:34
日御碕灯台
日御碕灯台
滞在時間:12分。
出雲大社へ戻るバスの出発時刻までに、戻ってこねばならない。
ダッシュ!
灯台までの道には、土産店が並ぶ。
観光スポットとはいえ僻地にあるのに、お店がいっぱいあるんだなあ。
”登れる灯台” 日御碕灯台
「登れる灯台」日本で16基のうちのひとつなんだって。もちろん、登らないよ。
出雲日御碕灯台
住所:島根県出雲市大社町日御碕1478
Googleマップ
公式サイト
柱状節理
説明書によると、日御碕灯台の下に広がる岩は、柱状節理が見られるらしい。海からじゃないと見ることはできなさそう。

柱状節理は見えない
タッチ&ゴー、すぐにバス乗り場まで引き返す。
ポケモンマンホールは、ラブカスとワッカネズミ。LOVE系・縁結系ポケモンが選ばれていた。
バス発車時刻に、悠々間に合いました。
トイレに立ち寄る余裕さえあった。
バスで出雲大社バスターミナルへ
バスで移動:
日御碕灯台→出雲大社バスターミナル
日御碕臨時バス
無料
日御碕灯台~出雲大社バスターミナル
※一畑バス日御碕線は運休 ※マイクロバス25人乗り
13:46
日御碕灯台
バス車内では、隣席になった女性とおしゃべり。
- 長野県から参拝
- 時間ができたので、急遽日帰参拝を決行
- 日御碕に来るのは三度目
本気度がすごいわ。私は、夜行バスやリーズナブルな宿泊施設の予約が取れていなかったのなら「コスパが悪い」と判断して来年に延期していたと思うから。本気でやりたいことには、お金を惜しんでてはダメですね。わたしもオカネ、気にせず遣っていこうっと。
コミュニティバスを待たずに日御碕神社まで湾岸沿いを歩いた話を披露すると、「私も歩けばよかった」と共感してくれて、なんだかめっちゃ嬉しい。
14:15
出雲大社バスターミナル
バスターミナルに到着。お姉さんとは、ここでお別れ。また雨が降ってきた。
おしまい。
NEXT:島根県立古代出雲歴史博物館
古代出雲を学ぶ。古事記が好きな私にとっては、めっちゃ楽しい博物館でした。
おしまい。
週末弾丸でいく
”神在月”出雲大社縁結の旅
この旅のスケジュール
神在月の出雲
出雲大社 縁結大祭
日御碕神社&灯台
島根県立古代出雲歴史博物館
玉造温泉
古代出雲
国造りの中心地
八雲立つ風土記の丘
八重垣神社
神魂神社
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