
E-BIKEで6時間、知夫里島をめぐりました。
絶景を眺めながら、たくさんの牛のなかを疾走する楽しみは、知夫里島ならでは。
タヌキにも会えるかも!
隠岐の観光のなかでも、特別に楽しかったアクティビティ。
知夫里島へのアクセス
知夫里島は、隠岐4島のなかで、いちばん本土に近い島。
知夫里島へ
内航船「いそかぜ」で西ノ島からアクセス
宿泊先である西ノ島から、内航船いそかぜで向かいました。

いそかぜ(内航船)¥300
別府港(西ノ島町)→来居港(知夫里島)
いそかぜの乗船料は一律300円、乗船時に現金払い。

別府港から菱浦経由で来居港へ。
途中で「仲良し3兄弟」のように見えるということで名付けられた太郎・次郎・三郎岩が見えた。

内海は、おだやか。

知夫里島の来居(くりい)港に到着。

観光協会でE-BIKEを借りる
来居港からすぐ、知夫里島観光協会でレンタル。

E-BIKE
1日利用 ¥4,800
(¥800/時間 )+保険料¥200
絶対にE-BIKEを借りよう
E-BIKEはレンタル料が高い。6時間以上で保険料と合わせると、なんと5,000円もする。
でもケチらずにE-BIKEを借りることをオススメします。知夫里島の坂道はかなりきつく、隠岐諸島の他の3島と比べると、アップダウンだらけ。
電動自転車では知夫里島観光にはパワー不足です。
知夫里島E-BIKE
6時間のプラン
・河井湧水
・いもぐら
・あかはげ展望所
・赤壁
・「どんどん」でランチ
・島津島
気になるバッテリーは、途中でいちど観光協会にて交換してもらいました。助かった。
知夫里島E-BIKE
6時間サイクリング日記
訪問時期:2022年11月
観光協会を出発
観光協会うらの螺旋道路から出発。

河井湧水
出発してすぐ、路傍に地蔵堂をみつけた。河合湧水でした。

ここ知夫里島にはタヌキが生息している。

前掛けをさげたお地蔵さん。

知夫里島のマンホールは「牛」。たぬきじゃないの!?

このあと、「そりゃ牛になるよねえ」と納得した。

いもぐら
道路脇に「いもぐら」。
芋の貯蔵庫だったところ。

現在は使われていない。そりゃそうか。

のどか。

知夫里島はアップダウンが激しい。
坂道が続く。


もう20%も消費しちゃった!
スタートから30分も経っていないのに。

知夫里島はじめての牛に出会う。

牛とその「落し物」の匂いが香り始める。

白いE-BIKEと海。
楽しいよおおお。

柵の中で飼われている牛たちに出会う。
水を飲んでいるところ。

こちらに寄ってきた!


きつい坂道が続く。
坂ばっかり。E-BIKEでもキツイです。

視界がひらけてきた。
目的地・アカハゲ展望所は近づいた!

空と原っぱしか視界にない。

奥にみえるのは島前カルデラかな?

頂上がみえたので記念写真撮影。

ひたすらE-BIKEを漕ぐ。

振り返ると、原っぱから海も見える絶景。
ここを頑張って登ってきた。

アカハゲ山展望台
頂上に到着。

頂上は原っぱになっており、広い。
ここで、船で一緒だったお兄さんと、昨日のホテルで朝食会場が隣のテーブルで会話を交わした男性と再会。
全員、国賀荘宿泊者!

到着すると、E-BIKEのバッテリー残量は50%。
不安だ。

ここアカハゲ展望所には、
約1時間滞在。

めっちゃ快晴で、とにかく気持ちが良い。

E-BIKEで登ってきた道を見下ろす。
奥には海がみえる。
山のグリーンと海のブルー、空のブルーが一望できる。絶景!

展望所
展望所にのぼる。

設置された望遠鏡は無料で覗けるけれど、硬くてあまり動かせず。


清潔なトイレがある
展望所の裏にはトイレもありました。

島前カルデラ
アカハゲ展望所からみた西ノ島。島前カルデラ。

正面には浦郷、きのうまで宿泊していた国賀荘が見える。コムギは視力1.5です。ふふ。

名残惜しいけれど、出発。

きた道をくだるけれど、ここから放牧ゾーン。

まだ毛が茶色い子牛に出会う。
自転車を止めてスマホを向けると、近づいてくる。

牛の群れがくつろいでいた。

ものすごい数だわ。
みなさん、のんびり。


知夫里島の名垣(みょうがき)
牧畑農業を実施するにあたり、土地を区切るために設けられた石垣

絶景の道
赤はげ展望所~赤壁
分岐を曲がり、次のスポットである「赤壁」を目指す。

この道は大パノラマが楽しめつつ、牛を避けつつのエキサイティングな道。
知夫里観光のハイライト。

こちらを見ている。

道を避けてくれた。

視界前方に黒いカタマリ。

斜面にも牛がいた。

赤壁までは、下り坂。
気持ちいい!

海を眺めながら走る。

牛の群れに出会う。

近づくと、みな避けてくれた。
E-BIKEの作動音がうるさいのかもしれない。

牛に避けてもらったり、
「落しもの」を避ける道を選んだり、
絶景を眺めたり、忙しい。

ここ、あかはげ展望所から赤壁までの道には、驚くほどの牛と出会った。
さすが、人間よりも牛の数が多い知夫里島だわ。

こういう海沿いの道が好き。


頂上で出会って私より先に出発した紳士と再会する。

歩いてめぐっているこの男性は、今日は知夫里島の宿を起点にして名所を巡っているんだって。すごいなあ。
すでにタヌキには何匹か出会ったそう。羨ましい。

猫ヶ岩屋古墳
石室あとがありました。
海を望む位置にある。「海がみえるところにお墓を建てたい」というのは、昔も現代も共通の憧れなのかな。

赤壁駐車場
駐車場にE-BIKEを駐車。

ここからは遊歩道を歩いてむかいます。

ゲートに描かれた「餌やり禁止」のパネル。
黒い影はタヌキ!

遊歩道は上り坂。
柵で囲われ、牛馬が入ってこれないようになっている。

物音がする!
そう思ったら、たぬきが逃げていくところ。おしりが見えた。
タヌキに出会えたのは、これだけだった。

赤壁
絶景スポット・赤壁に到着。

柵で囲われていません。

おそるおそる、崖をのぞいてみる。
ひ〜〜〜

怖くて端まで乗り出せないチキンな私。
この赤さは、鉄分の成分によるものだとか。

大迫力!

放牧されている牛がいた。
こんな急斜面で怖くないの?

黙々と草を食べ続ける。



ふたたび赤壁駐車場
E-BIKEで出発。

道端で休憩する牛。

E-BIKEにして、よかったな。

分岐点。
仁夫方面へ。

そろそろ人里に入ってきたな、
そう思ったけれども、まだ牛がいた。

知夫漁港
眼したに入江が見えてきた。

ここは知夫漁港。

分岐
行こか戻ろか?
E-BIKEのバッテリー残量は20%。
このまま節約しつつ進むか、片道10分強かかる観光協会まで戻ってE-BIKEのバッテリー交換か悩む。
バッテリー交換を選びました。
引き返すよ。
道の途中でみつけた社は、隠岐造。

来居港に到着。

バッテリー交換
@観光協会
観光協会で、こころよくバッテリー交換してもらいました。
向かうまえにあらかじめ電話で確認しておきました。

ふたたび出発
残り時間は2時間半。観光協会の職員の方にオススメされた島津島へいくことにした。離島に来ているのに、さらに島にいくってこと?
バッテリー100%。
全行程ハイパワーでも大丈夫だね。

どんどんでランチ
せっかくフルバッテリーなのに、さっそく小休止。食堂で昼ごはん。ここもまた、観光協会のかたに紹介してもらった食堂。

どんどん
島根県隠岐郡知夫村多沢578−19
Googleマップ 食べログ
地元の方で満席でしたが、相席にしてもらうことで入店できました。

ミックスフライ定食 ¥900。

刺身定食は売り切れていた。
単品ならあるということで注文。鯵の刺身は¥500。
新鮮で美味しいっ!

ミックスフライは、びっくりするほど巨大だった。
タルタルソースも別添えで。

島ごはんを食べた!
満足度の高い食事でした。
出発。島津島への道も、やっぱりアップダウンが激しい。

バッテリーを取り替えてもらってよかったな。
木々の中から海が見える。キラキラ。

島津島
橋のかかる島が、無人島の島津島。目的地です。

E-BIKEを駐車して、歩いて島津島へ。

島には誰もおらず、貸切!

海のブルーがとても綺麗でした。
なにもないけれど、それが楽しいんだ。

E-BIKEを返却
知夫里島観光協会でE-BIKEを返却。お世話になりました。

内航船乗り場は、歩いてすぐ。
NEXT:
いそかぜにのって西ノ島へ
内航船いそかぜにのって、西ノ島へもどりました。

今日は大阪へ帰る日。最終日に知夫里にこれて、そして快晴に恵まれて幸運だった。

知夫里島E-BIKE
サイクリングを終えて
感想:隠岐4島のなかのベストアクティビティ。最優先して楽しむべき!たくさんの牛と絶景が待っている
とにかく気持ちの良い日で、絶景を眺めて感動するし牛がたくさんいて楽しい。隠岐4日旅のファイナルを飾るにふさわしいアクティビティでした。ここ知夫里島でしかできない体験でオススメ。
おしまい。
























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