想像以上の絶景に感動した、
冬のオホーツク海・網走の流氷クルーズ。
眼中に広がる海一面の流氷は、いままでみたことのない絶景だった。
そして、流氷クルーズに参加して思ったこと。「知ってはいたけど、知らなかった」ってこと。
● 流氷に会えるかは運次第
● 船上は酷寒!最大限の厚着をすべし
● 想像以上に感動できる
この記事は、
流氷観光の情報と、粉砕観光船おーろら乗船記。
流氷旅の参考にどうぞ。
流氷に出会えるかは運次第
そんなこと全く考えていなかったコムギです。いったん流氷が漂着したら、しばらくはいつでもいてるものだと思っていた。
●流氷がやってきていない
●流氷がどこかへ流れていった
●悪天候で船が出せない
3回中、出航は1度だけ
網走滞在中に3回乗船するつもりで予約していました。欲張りなんです。
せっかく網走まで来るんだし、船に乗るのは大好きだし、何回見てもいいよね、と思って。
ですが、予約3回のうち実際に出航したのは1回のみ。
1日目午後:出航◎
2日目午前:欠航×
3日目午前:欠航×
理由は悪天候。
流氷のやってくる2~3月の網走は、もともと荒れやすいそう。流氷は極東からはるばるやって来ているのに!
欲張って3回予約していたから1日目に見れたけれど、予約回数を絞っていたら、欠航日に当たっていたところ。助かったわ。
その年の流氷が漂着するのか、
網走にきたときに天候は問題ないのか、
予約は取れるのか?
いろいろハードルがありますが、流氷観光重視で観光予定を組むことをお勧めします。
粉砕船おーろらについて
網走にて、粉砕船おーろらのクルーズで流氷を見ました。
網走流氷観光砕氷船 おーろら
〒093-0003 北海道網走市南3条東4丁目5−1
Googleマップ
網走流氷観光砕氷船 おーろら 公式ホームページ
公式サイトで事前予約可
公式サイトから予約可能。開いていたら当日も乗れるけれど、満席で乗れなかったら困るもんね。
公式サイト:網走流氷観光砕氷船 おーろら 公式ホームページ
10%オフ割引あり
ホテルや飲食店などにおいてある10%割引チケットがあります。こちらを持参すれば、当日の会計時に割引してもらえます。コムギは後から知ったので正規運賃で乗船しました。あ〜あ。
道の駅 粉砕船乗り場
流氷粉砕船おーろらの乗り場はこちらです。
女満別空港から直通バスあり
最寄りバス停:
空港線「道の駅粉砕船乗り場」で下車すぐ
女満別空港から出ている「空港線」の終点。コムギは飛行機到着後、そのまま向かいました。移動時間のロスもありません。
おーろら号乗船記
かなり立派な船。
この「おーろら号」は、冬季は網走で流氷粉砕号として周遊、夏季は世界遺産の知床をめぐるんだって。ムダがないね。
▼同年 2022年8月の夏、知床でおーろら号に乗りました。
船内は豪華!席は早い者勝ち
おーろら号は綺麗でゆったりした席がある船。
座席は早い者勝ち。出航直前にギリギリ乗船したコムギは、甲板に出るしかない。
デッキで流氷を間近にみる
もともと、船にのるとデッキで過ごすタイプです。流氷の迫力を体感するならば、デッキから眺めるのがいい。ですが、とにかく酷寒!
これ以上着込めないくらい防寒をしましたが、それでもやっぱり寒い。
おすすめの場所:
1階のサイドデッキ
寒さに耐えるとして、1階のサイドデッキがおすすめ。おすすめ理由は、流氷をより間近に見ることができるから。
粉砕船が流氷をくだき、分厚い氷がうごめくさまは、より近くで見たいものです。氷がずれる音も聞こえた。
途中で皆、サイドデッキに押しかけてきたので、大混雑でした。
流氷が置いてあある
船には、ほんものの流氷が展示されていた。
流氷って、養分たっぷりなのよね。
出航
港をでる。
ポツンとある流氷には、カモメがびっしりと停まっている。
初めは小さな兆しだった
どんぶらこっこ、やってきた。
こんなものか〜
わあ、「面」みたいな平たいのがやってきた。
どんどん数も増え、
「面」は広くなっていく。
船のそばの流氷。
粉砕しているからかな。
なんか、汚くない?
なんか、思っているよりも美しくない。
すごいっちゃすごいけど。
ここは流氷感動体験の真骨頂ではなかった。
しばらく進むと、氷の質が変わってきた。
新しいといったらいいのかな?大きくて綺麗な面をもつ流氷がどんどん出現。
ここにうっかり落ちたら、即、死んじゃうのよね。
一面の流氷ゾーンに突入。
粉砕船にて砕かれた氷の断面は分厚い、そして水色を帯びていて綺麗。
流氷の隙間からみえる海は仄暗くて神秘的。
視界の彼方まで続く氷。
確かにこの厚さなら、歩けそう!
氷の上に足跡を発見!
もしや極東の動物の足跡だったりして!?
船員さんに写真を見せて尋ねたら、違っていた。これはキツネの足跡で、網走付近に流氷が着岸したときにキツネがチョコチョコ渡ったのだろう、ということ。ちぇっ。
流氷を見ていると不思議な気分になる。
写真ではまったく優美さが伝わらないわ。
ぜひ現地で見ていただきたい。
船に砕かれゴツゴツ音を立てる。
手を伸ばせば、届きそう。
危ないよ!
直線的なヒビが入った流氷。
すごい力がかかったのだろう。
流氷ゾーンを抜けると、酷寒のデッキから人がいなくなった。
約1時間のクルーズを終え、網走へ戻ってきた。
おしまい。
感動&迫力の流氷
一度はみにいってみよう
一面氷なんでしょ〜くらいのテンションで流氷を見に行きましたが、想像以上の絶景で驚いた。
分厚い氷が音を立てながら蠢き、流れていくさまはとっても幻想的でした。
寒いのが辛いけれど、それでもまたあの感動を経験したいと思っている。一生に一度は見に行くべき、オホーツク海の流氷クルーズ。おすすめです。
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