インドシナ半島にある、ミャンマー。お隣のタイには馴染みがある人は多いですが、ミャンマー未踏の方も多いのでは。さらっとミャンマーについてまとめました。
目次 1.ミャンマーはどこにある? 2.国民のほとんどが仏教徒 3.ミャンマー料理って? 4.豊かな自然が残されている 5.ミャンマーの国際関係は? 6.ミャンマーと日本との関係は? 7.交通機関は未発達 8.ミャンマーのおすすめ観光スポット 9.アジア最後の秘境・ミャンマーへ行ってみよう
ミャンマーはどこにある?
ミャンマーは東南アジア、インドシナ半島の西側にあります。国土は縦長で、インド、中国、タイ、パキスタンに接しています。ASEANの1カ国でもあります。
国民のほとんどが仏教徒
国民のほとんどが仏教徒。小乗仏教の熱心な信者が多い。日本の仏教とはまた違ったスタイルの信仰で、その違いも面白いのです。
パゴダは金ピカ、電飾で祀られた仏様
ミャンマーでは「ありがたいから派手に祀るのが良し」とされている。
パゴダ(仏塔)は金ピカ!
仏様は電飾で祀られている。
ド派手です。
托鉢あり
僧侶配慮ルールあり
僧侶が敬われているミャンマー。修行中でもある僧侶について独自のルールが存在します。空港での保安検査では僧侶が優先されたり、バスに乗れば僧侶優先席も。
そして、女性が僧侶に触れてはいけないとされている。
お酒は厳禁らしいのだが?
ミャンマーで信仰されている仏教ではアルコール摂取はNG。そのはずですが、街なかではビールをはじめとするアルコールが販売されているし、パブでお酒を楽しむミャンマー人も見かけます。戒律は緩めなのかしら??
ビールを愛する旅人としてはありがたい限り!
ミャンマー料理って?
味付け:中国とタイのミックス
インドシナ半島のおとなりの国・タイと、陸続きの中国のミックスでしょうか。タイほど辛くなくないので、辛さが苦手の日本人にも食べやすい味付け。
名物は「ヒン」と呼ばれるカリー
ミャンマー版カリーは、日本のカレーともインドのカレーとも違います。独特の調理法、ひらたくいえば油煮込み料理。
スパイスとたくさんの油で炒めた肉と野菜のお料理。胃腸はダメージを受けるため、ミャンマー旅には胃薬必携ですよ。
豊かな自然が残されている
一部の地域は外国人不可侵エリア
みどころたくさんのミャンマーではありますが、そんな政情不安もあり、まだ外国人は立ち入ってはいけないエリアがあります。
ミャンマーの政治情勢は?
アウンサン・スー・チー
ノーベル平和賞受賞・アウンサン・スー・チー氏。ビルマの独立運動を主導したアウンサン将軍の娘です。
ニュースでみるアウンサンスーチー氏はいつも自宅軟禁されているか、一時的に解放されたか、また軟禁されているかだった。
2019年現在は軟禁解除されていて、国民民主連盟党首を務めるアウンサンスーチー氏。ミャンマーを旅すると、いたるところにスーチーさんとアウンサン将軍の顔写真が掲げられているのを見かけました。
ロヒンギャ難民問題を抱える
少数イスラム民族・ロヒンギャへの迫害。その対応が批判を受けて、アウンサンスーチー氏は「パリ市名誉市民」や「オックスフォード市名誉市民」の称号を剥奪されている。
ミャンマーと日本との関係は?
ビルマの竪琴
当時はビルマと呼ばれていたミャンマー。太平洋戦争の激戦地でもありました。「ビルマの竪琴」が有名ですね。アジアを旅していると、日本軍の爪痕を感じることも、たびたび。
日本もODAで支援
まだまだ発展途上のミャンマーへ、日本政府も政府開発援助(ODA)を行なっています。
外務省のサイト:日本のODAプロジェクト ミャンマー 無償資金協力
交通機関は未発達
ヤンゴン環状線は日本の車両を再利用
首都ヤンゴンの環状線。日本で環状線といえば、「山手線」や「大阪環状線」など、環状線は都市部を走る主要駅を結ぶ利便性の高い人気路線。ですが、ヤンゴン環状線は、観光客にとっては「観光イベント」と覚悟した方がいい。そう、移動手段として考えちゃダメなのです。
- 遅延する(1時間遅れた体験より)
- 本数が少ない(1日8本)
- 一周するのに時間がかかる(約3時間)
鉄道移動は未発達らしい。でも、現地の生活を見ながらトコトコと進む鉄道に乗るのは楽しいので、観光としてはおすすめ。
車両は、日本のJRの中古車両が使用されているそう。
長距離移動はバスが便利
鉄道が発達していないからか、かわりにバス網が発達。都市間の移動はバスが良い。日本の夜行バスなみに清潔で立派な車両が格安で利用できますよ。
ミャンマーのおすすめ観光スポット
2019年世界遺産指定!バガン遺跡
奥深い土地に、幾千もの仏塔がならぶバガン遺跡。迷子になりそう!eバイクで走るのが楽しくておすすめ。
こんな微笑ましい光景にも出会える。
”黄金の石”・チャイティーヨーパヤー
いまにも転げ落ちそうな「ゴールデン・ロック」。その存在だけでも驚きです。転げ落ちないのかしら。女性は一定のエリアに近づけません。
シュエダゴン・パゴダ(ヤンゴン)
コムギのパワースポット、シュエダゴン・パゴダ。ヤンゴンで必ず訪れるべきパゴダです。
朝から晩まで、絶え間なく訪れる参拝客やお経を唱える僧侶たち。師匠について修行する少年の姿も。
▼パワースポット!シュエダゴン・パゴダ
インレー湖
片足漁で有名なインレー湖。少数民族の水上村が点在する湖で、周辺観光も楽しい。
▼インレー湖の五日市へ
アジア最後の秘境・ミャンマーへ行ってみよう
初めてミャンマーを訪れた2017年から2年経過、行くたびに首都ヤンゴンの進化に驚かされます。大自然の中のパゴダ郡、金色に輝くパゴダの世界をぜひ見に行こう。
* おしまい *
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