百寺巡礼
第56番
弘川寺
大阪府河南町、弘川寺の参拝記録。
- 西行法師終焉の地
- 西行のお墓がある「西行桜山」はプチ登山
- 2023年12月をもって金剛バスが廃業
金剛バスの廃業まぎわに、駆け込みで参拝。
参拝した時期
2023年12月
弘川寺について
基本情報
第56番
竜池山 弘川寺
(りゅうちざん ひろかわでら)
真言宗
大阪府南河内郡河南町弘川43
弘川寺はこんなお寺
西行法師終焉の地
松尾芭蕉も憧れた歌人・西行法師終焉の地。
弘川寺のある山には、お墓をはじめとした西行関連スポットがあります。
所在地・マップ
所在地:大阪府南河内郡河南町弘川43
弘川寺へのアクセス(往路)
注意:訪問時(2023年3月)時点の情報です。
今回の移動手段
近鉄長野線「富田林」駅から、
金剛バス河内行終点「河内」下車
バスで移動:
富田林駅前~河内
金剛バスは2023年12月で廃業。
マイカーのない私、今月中に行かねば、と急いで参拝。
金剛バス 河内線
¥380
富田林駅前~河内(終点)
※金剛バスは2023年12月で廃業
富田林駅
近鉄でやってきた、富田林駅。
ロータリー。
10:20 富田林駅前
ロータリーには淡いグリーンの金剛バス。今月で廃業するのですね。
10:41 河内(終点)
自動販売機があった。安心。
歩いて移動:
河内バス停~弘川寺
お寺までは、徒歩5分程度の坂道を登る。
案内板もある。
立派な住宅だ。
本日は快晴で、参拝日和。
住宅街を通るのですが、無人販売しているおうちがいくつかありました。帰りに買って帰ろう。
ついた!と思ったら、駐車場への道でした。
まだまだ坂道。
同じバスに乗車していた年配の女性がいたのですが、ゆっくりだけれどもしっかりと、坂道をのぼっていった。鍛えてらっしゃるのだな。
登りきったら、弘川寺の前。
猿出没注意!
階段を登って、境内へ。
弘川寺
参拝記録
境内へ
鐘楼堂
本堂
薬師如来坐像
本堂奥の小道を登る
紅葉は終わったばかり。本堂奥の階段をのぼっていくと西行関連史跡がある。登ります。
足元は紅葉でふかふか。
西行堂
青のビニールシートで覆われていた。
開帳は年一度。
閉じられた扉の前には、お賽銭。
更に登る。
予想外の山登り。
こんなに歩くことになるとは、思わなかったな!
ひらけたところに着いた。
西行の句碑
山腹のひらけた場所に墓所と句碑がありました。
西行墳
西行の有名な、自らの最期のときの希望を願った歌。
願わくば 桜の下で春死なん その如月の望月のころ
西行は、願いどおりに、桜の名所である、ここ弘川寺に祀られた。
これは、土まんじゅう?
似雲墳
お向かいに、西行の墓を見つけ出し、西行追善のための活動をつづけた俳人・似雲法師の墓所も。
桜山遊歩道(西行桜山)
遊歩道の看板をみつけたので進んでみる。
いきなり通行止め。ぐぬぬ。
周遊できないようなので、反対側からまわる。
さらに、登っていく。
紅葉、きれいだな。
まだまだ、いけるやん。
花の庵趾
西行の墓を発見した、似雲法師の居住趾。
木々の間から富田林の町が見える。
PLタワーも、見えた。
太陽の塔の見えるまちに育った私にとって、あんまり違和感がない光景。
西行庵趾
原っぱでした。
イチョウが綺麗では、ある。
原っぱでしかない。
下山します。
階段を降る。
意外と、登っていたんだな。
この階段から見下ろす本堂と紅葉が美しい。
本堂の瓦も、よく見える。
鎮守堂のほうに出てきた。
先に山に登ったので、まだ参拝していなかった境内のお堂を巡る。
御影堂
護摩堂
開祖・役行者を祀る護摩堂。
すや桜
地蔵堂
本坊にやってきた。
西行記念館
お庭・西行記念館は閉館中。季節限定での開館なのだそう。
御朱印
御朱印は、本坊でいただけました。
これにて参拝終了。
紅葉谷
バスの時間まで、まだある。
看板に従って「紅葉谷」方面へ向かってみたけれど、立ち入り禁止だった。なんやねん。
んもう。
弘川寺から富田林駅へ
(復路)
歩いて移動:
弘川寺〜河内バス停
帰りは、くだり坂。
謎の植物に出会う。
近くで見ると可愛いけれど、遠くで見るとその形態にギョッとする。
無人販売に立ち寄り。
みかんを買って帰りました。
百円玉、もっていてよかったな。
バスで移動:
河内〜富田林駅前
金剛バス(河内線)
¥380
河内〜富田林駅前
※金剛バスは2023年12月で廃業
本数が少ないので、絶対に乗り遅れることはできない。早めに到着。
今月で廃業する金剛バス、撮影する男性がいた。私も撮影。
12:45 河内
13:06 富田林駅前
参拝後の観光
富田林寺内町
富田林駅からすぐの寺内町を散策。
寺内町の範囲がめっちゃ広くて、驚いた。
第55番 観心寺
近鉄に乗って河内長野駅へむかい、観心寺にも参拝。
五木寛之著『百寺巡礼』
掲載箇所
第六巻 関西 に掲載されています。
この記事へのコメントはありません。