母島1日観光。
小笠原諸島、
父島からフェリーで2時間。
原付バイクをレンタルして母島のスポットめぐり。
本日は元旦。島のイベント「海開き大会」をのぞき、定番の母島観光。
感想:青い海がきれい。深い森のなかにある戦跡・砲台に圧倒された
旅先で戦跡めぐりをしているけれど、突然さと保存のよさに、度肝を抜かれました。
母島へ
ははじま丸船客待合所
乗船開始
移動:
父島〜母島
ははじま 5,250円
父島→母島 予約不可
7:30 父島
出航。二見港に停泊中の「おが丸」を海から眺める。やっぱり大きいな。
父島から離れていく。
この航路はクジラが見えるらしい。
デッキに出て探す。
デッキの端っこを移動してみたり、
無料貸与の双眼鏡でのぞいてみたりするけれど、出会えず。
めっちゃ綺麗な青、これが「ボニンブルー」ね。
船室で眠っていたら、騒がしくなった。
クジラが出てきたらしい。
船の窓からブリーフィングが見えた!
母島港がみえた。
9:30 母島
一番下船して、ダッシュ!
さて、向かった先は。
母島を1day観光
滞在:4時間30分
港に停泊中の船。派手な旗がはためく。
元旦仕様になっていた。
原付バイクをレンタル
ダッシュした理由はこれ。
現地の「ダイブリゾート母島」にて原付バイクを借りる。
レンタルバイクは予約不可、先着順なのでした。
ダイブリゾート母島
東京都小笠原村母島静沢
Googleマップ 公式サイト
原付バイクレンタル ¥3,000/4H
先着順、予約不可
Booters
同宿の母島在住のお姉さんに教えてもらったお店へ。
Booters
東京都小笠原村母島元地63
Googleマップ 食べログ
店員不在
開店しているようすなのに、店員さん不在。どうしたらええねん。お昼ごはん調達できず。
海開きイベント@脇浜なぎさ公園
ここ母島と父島では、元旦が海開き。モノは言いよう。ここ小笠原は、通年海に入れるからね。
元旦イベントとしえ、ビーサンならぬ「ギョサンとばし大会」があり、「亀煮」のふるまいがあると昨日、同宿のお姉さんに教わった。
亀煮めあてにやってきたのでした。
亀煮もらえず
亀煮提供は、ギョサン大会開催、表彰式のあとらしい。まだもらえなかった。
新成人たちによる鏡割り
おめでとう!
同い年の新成人たち、島の絆でむすばれたまま、人生が進んでいくのかな?ドラマみたいだ。
母島フラ
フラダンスを鑑賞。ハッピーな気持ちになる。
ギョサン大会を見るのは諦めて、出発。
バイクで出発 母島の南エリア
前半戦は、母島の南エリアを観光。
「ハトに注意」のイラストが、鳩にしてはカラフル。
母島の鳥は人を恐れない。
バイクで走っていると、並走してきたり抜かしていったり。
静沢の森遊歩道
戦跡A 兵舎跡
鬱蒼としげる森。
「ノネコ」捕獲カゴ
埼玉県の環境事務所によるものらしい。
東京都じゃなくて埼玉なんだ。
兵舎跡
コンクリートの建造物の戦跡ゴロゴロ。
途中までの階段とか。
水槽っぽいものは、説明によると浴槽みたいだ。
これは、なんだろう。
戦跡Aはぐるりと周遊して道路に戻る。
ここで看板を見つけた。
戦跡Cに行ってみよう!
静沢の森遊歩道
戦跡C
遊歩道というには、荒れすぎていませんか?
足元、危ない。登山靴で来るべきだったか。
でも、リアル・ジャングルだ。楽しい。
機関銃残骸
このハンドルがそうかな?
豪跡
これであってる?
十年式十二糎高角砲3門
なにこれ・・・。
こんなガチの大砲だとは思っていなかった。
めっちゃ長いよ!
いままで見てきた戦跡は「部品」とか「残骸」だった。こんなに原型をとどめている戦跡、しかも、ヴィジュアル的にも強烈な「大砲」を見れるなんて。びっくりだよ。
横から見ると、なんか生き物みたい。
回り込んで見ると、錆びたり老朽化は進んでいる。
小笠原は太平洋戦争の戦地となったところ。母島にも戦跡がたくさん残っている。
茂みに覆われているけれど、存在感はすごい。
いいもん、見たわあ。
ふたたび、原付バイクで移動。南端を目指す。
都道最南端
母島南崎へ行く遊歩道のスタート地でもある。
南崎までハイキングするつもりだったけれど、あまり時間がない。
海開きを見たり寄り道していたからだね。
”都レンジャー”さんに尋ねる
ここで、南崎方面からもどってきたレンジャーさんに出会った。
彼らは東京都より派遣され、小笠原初冬の自然保護や、ハイキングルートでの登山道の整備、救護などをしている。
声をけけてアドバイスを求む。
う〜ん、その残り時間じゃ、フェリー時刻を考えるとギリギリかな。
そうですか・・・
北方面もいくつもりなので、南崎ハイキングは、やめておこう。
残念がる私に、おすすめスポットを教えてくれた。
●南方の島が見えるスポットがあるよ
●御幸之浜展望台ではクジラが見えるかもよ
ありがとうございます!
クジラ鑑賞なんて、思いつかなかったよ。
南崎にはいけなかったけれど、次の目的地は、定まったわ。
展望スポットを目指す
教えてもらったとおりに進む。
標識をまがって、
ヘリポートの奥の道の突き当たりを目指す。
コンクリートの建物を見つけた
レンジャーの方に教わったのは、この建物だ。水道局の設備みたい。
屋根に登る。
南方の島が見える
通り過ぎたヘリポートも見えるよ。確かに絶景だわ。
レンジャーの方々、ありがとう。
ふたたび出発。
今日は快晴。気持ちがいい元旦だ。
旧へリポート(通過)
御幸之浜展望台(クジラスポット)
レンジャーの方に「今日はクジラが見えるかも」とオススメされたスポットへ。
駐車場
つきあたりには駐車場あり。
奥に進むと、東屋も。
御幸之浜展望台
クジラが見えるかも?スポット。
クジラの行動パターンを学ぶ
クジラの動作をイラストで説明。区別できるかな。
ワクワクしながら待つけれど、クジラには出会えず。
視力には自信があるのにな。
海、めっちゃ綺麗だ。
南部エリア観光はここで終え、港方面へ引き返します。
ははじまの停泊する港を通過。
ふたたび!
母島海びらきイベント@脇浜なぎさ公園
表彰式終了を待つ。そう、亀煮をもらうため。
表彰式はとても長かった。全員じゃないのかと思うくらい受賞者が多かった。
亀煮&日本酒をいただく
ふるまいをいただく。
コロナを考慮してか、お持ち帰りタイプだった。
バイクで出発 母島の北エリア
後半は、母島の北エリアを観光。
さっそく亀煮をいただく
バイクを道路脇に止めて、ひとくち。
濃い。
これはお昼にパクパク食べるものじゃない。おまけでもらった日本酒と一緒にいただくものだ。
ひとくちでやめて、持ち帰ることにした。
ビッグベイ
母島きっての絶景スポット。見晴らしがいい。
北村小学校跡地
太平洋戦争・1944年の強制疎開まで存在した北村小学校の跡地
母島の数少ない観光スポット。
入り口
門柱
特徴的な門柱。
階段。
ジャングル化しつつある
小学校の跡地は植物が茂って、建物残骸を覆い尽くしそう。
もはや、なにがなんだかわからない場所だった。
つぎへ。
母島北港をめざす
北村小学校跡地をでて、さらに北上。
突き当たりの北端を目指す。
母島北港
堤防がひとつ伸びているだけの小さな港。
ここで折り返し。通過してきた北部のスポットに立ち寄りつつ、港を目指します。
六本指地蔵
なぜか指が六本のお地蔵様が祀られた祠
六本指地蔵
祠の中にはお地蔵さん。
このお地蔵さんの指が6本だから、「六本指地蔵」なのだとか。
なにで名所になるか、わからないものですね。
探照灯基地跡
戦時中の旧日本軍が設置した大型の探照灯の残骸が残る基地跡
豪に入る
しっかりした豪。安全そう。
中にはいる。
これは、探照灯の残骸。
なんだかドキドキする場所。
ロングビーチ
ベンチがあり。休憩スポット。
でも休憩している余裕はない。
天気が悪くなってきた?
島の天気は変わりやすい。
沖港に戻ってきた
ひとつ戦跡を飛ばして急いできたのに、早すぎた。
フェリー出航まで時間が余ってしまった。
ロース記念館
母島開拓民の第一人者、ドイツ人で捕鯨船の船員であるロース氏を記念した郷土資料館
ロース記念館 入場無料
東京都小笠原村母島字元地
Googleマップ
母島開拓の創始者:ロース氏
江戸時代にドイツ人が住んで暮らしていたのだな。
ハハジマメグロ(剥製)
会えなかったなあ。
母島だけでなく父島でも、あまり生き物に出会えなかった。
その辺りをバイクでウロウロ。
小学校かな?
月ヶ岡神社に参拝
階段を登って境内へ。
月ヶ岡神社
東京都小笠原村母島元地
Googleマップ
木製の鳥居。
手水舎はナチュラル。島っぽい。
立派な鐘がありました。鳥居とのバランスが悪いような。
2023年の初詣
お参りする。本日は元旦。これが私の初詣となりました。
おみくじ、置いてないよう。
私の2023年のゆくすえ占いは、保留で。
バイクを返却
「返却は置きっ放しでOK」という、ユルさ。
鍵をつけっぱなしにすることを、忘れないようにして。
ハハギョ購入
見つけた!同宿者リクエストされていた「ハハギョ」。観光協会で販売していた。
母島で販売されている4種類のハハギョのうち、リクエストされているハハギョは、ここ小笠原母島観光協会で販売されているタイプだった。
いつも釣果の高級魚をふるまっている同宿者の方へプレゼントにしよう。
自分には、母島てぬぐい。
父島へ帰る
沖港
出航ギリギリだった。危ない。
お見送りセレモニー
母島の宿のご主人らによる、出航時お見送りセレモニーが始まっていた。
こういうの、いいなあ。
乗船
フラップに乗る前に、靴裏に付着した種子類をおとすカーペット。マイマイ柄だ〜。
そういえば、母島ではマイマイに出会えなかったな。バイク移動だったせいだ。
移動:
母島→父島
ははじま 5,250円
母島→父島 予約不可
14:00
母島
おみおくりに乗客みんなで応える。ありがとう!
母島を離れる、フェリーははじま。
帰りの海は、日が高いためか青さがとても美しかった。
母島全景。
死ぬまでにもう一度訪れることが、あるのだろうか。
父島の桟橋が見えた。
下船準備。
原付バイクを持ち込むという手もあったね。
16:00
父島
ちゃんと父島に帰ってこれた!
メモリアルな元旦になりました。
NEXT:ふたたびウェザーステーションへ
宿泊先に戻るまえに、夕日鑑賞リベンジ!
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