おがさわら丸
年末年始・乗船日記。
往路:東京→父島編。
豪華大型船にはしゃいでいたものの、
冬の太平洋は、大荒れ。
突然に船酔いし、
ほとんど眠って終わった24時間の船旅。
誰やねん、
暇つぶしを持参しろって言ったのは!
そんな余裕なかったっちゅうねん
大荒れの「おがさわら丸」乗船記。
おがさわら丸乗船記
東京→ 父島
●出港すぐの東京湾クルーズは絶景
●ラウンジHahajimaの場所とりに並ぶ
●人生初の船酔いに苦しむ
竹芝桟橋フェリーターミナル
東京都なのに、こんなにがらんとした場所があるんだ。
ターミナル待合所
おがさわら丸の乗客たちがワイワイ。
「おがじろう」がいた。小笠原生まれのザトウクジラなんだって。
客層が謎だった。
10:17
おがさわら丸への乗船開始
巨大なフェリー「おがさわら丸」通称「おが丸」。
2等寝台エコノミーベッド
予約争奪戦に勝ち抜き、希望の2等寝台のチケットが取れました。
おがさわら丸(小笠原海運)
34,210円
東京港竹芝→二見港(父島)
2等寝台(エコノミーベッド)レディースルーム
ですがこの席タイプ、予約のなかでは一番不人気だったみたい。予約がとれたときは、ここしか残っていなかった。
スーツケース置き場も確保されていて、とっても快適でした。
10:22
展望ラウンジの席取りに並ぶ
展望ラウンジの座席を確保したい.
24時間の長い船旅、ベッドで過ごすだけでなく、読書したり調べ物したりしたいもんね。
自席に荷物を置いたら、すぐに「ラウンジHahajima」に並ぶ。
ラウンジHahajima
あれ、並ばなくても楽々、席をキープできたかな?
場所取りに失敗
希望の窓際の席を抑えた。
せっかく一番乗りにきたのに、よりによって柱が視界の邪魔をする位置を選んでしまった。
わたしのバカー!
11:00
東京港竹芝を出港
甲板にでる。
東京港の係員の方によるお見送り。
おがじろうもお見送り。
小笠原にいかないの?
おがじろうなのに?
ショップドルフィン
船内にあるコンビニ。お土産や軽食等が買える。
缶ビールも良心的価格。
言いたいこと:父島で飲むビールはこちらで買い込んでおこう。島の物価は高い
ビールは、自動販売機でも24時間購入可能。
東京湾クルーズに
テンションがあがる
出航してから3時間は、東京湾を通過。
ビル群を眺めながらの東京湾クルージング。
本日は、快晴。
気持ち良い気候だったので看板にでて過ごす。
小笠原島レモンのクラフトチューハイで乾杯。なんてハッピークルーズ!
お台場・フジテレビのビルもくっきりと見える。
レインボーブリッジ
レインボーブリッジの下を通過。乗客から歓声があがる。
東京国際コンテナターミナル
クレーンがならぶのは、大井埠頭。
空には飛行機。
羽田空港が近いのね。
さすが羽田、次々と離発着する飛行機。
イカロスを彷彿される写真が取れた。
なんと、富士山も見えたよ。
東京湾クルーズ、最高に気持ちいい。
風の塔(川崎人工島)
ヨットの帆のかたどった塔は、アクアラインの換気塔。
なんかドバイの建物を思い出しちゃったな。
巨大コンテナ船が通り過ぎていく。
太平洋を進んでいるんだな。
ラウンジHahajimaで過ごす
東京湾をでたら、海原が広がるのみ。面白みに欠けるので、展望デッキに戻る。
確保した座席でゆっくり。食事したり読書したり。
15:00頃
生まれて初めて船に酔う
突然やってきた「ナンカキモチワルイ」症状。
もしや、これが船酔いなの?
数回嘔吐。
昼食をとっていなかったからか、胃液しかでてこない。ぐえ。
三半規管の強さには自信があったのに。
その慢心が良くなかったのね。
●冬の太平洋はそもそも荒れやすい
●今回の航海は大荒れ
そんな悪天候にも関わらず、
●酔い止めを服用しておらず
●昼食を摂らないまま空腹状態でアルコール摂取
●揺れる船内で読書
こりゃ酔うよね!
いそいで酔い止めを服用。
効果が出るまで、じっとしてられなくて甲板をフラフラ。
あんなに混雑していたデッキ、誰もいないぞ?
揺れが強いため、甲板はほどなく施錠された。
おがさわら丸では、
自分を過信せず、
酔い止めを服用してから乗船すべし
薬よ、早く効け・・・と願いながら。
16:15頃 夕日
薬が効いてきたような・・・?
ぼんやりしながらも、なんとかみた夕日。
夕食:カップヌードル
薬が効いて眠っていた。起きたら夜。
販売機のカップヌードルで夕食。
食べてふたたび眠る。
2日目の早朝、
シャワーを浴びてスッキリ
昨日は船酔いでえらい目にあったわ。
シャワールームはゆったりして清潔でした。
朝食:カレー
小笠原で食べようと持参したカレーをここで食べちゃった。
スパイス系が食べたかったの。
二日酔いのときにウコンを摂取したくなるようなもの?
デッキで食べたのですが、ものすごい強風だった。
食後はコーヒーを飲んでデッキ散策。
天気が悪いなあ。
解説員のガイドをきく
デッキでは、解説員のかたによる小笠原のガイドが始まった。
聟島(ケータ)列島を通過
ぼんやり見えるケータ列島。
はっきり形は見えるのに、
島の様子はボンヤリとしか見えない。
形も幻想的。
下船準備が始まる
父島まで1時間くらいになると、下船準備が始まった。
出口デッキへの入り口は封鎖される。
乗客にも下船準備を促す。
父島、見えた。
出口の階までは乗務員のかたがスーツケースを運んでくださった。力持ち。ありがとうございます。
父島に到着、下船
おがさわら丸の夜をこえ、いよいよ父島に上陸です。
24時間もあったのに、あっという間だったな。
ほとんど眠っていたからかな。
NEXT:原付バイクで父島をめぐる
レンタルした原付バイクで島をウロウロした。
この記事へのコメントはありません。