沖縄県

【週末弾丸】原付バイクでめぐる沖縄本島(南城市)

 

玉城城跡の城門

大阪在住の会社員コムギの、
週末に行くスパルタントラベラー日記。

今回は、沖縄半島・南城&読谷地区原付バイクで回ってきた。

この記事は、
1日目:南城市編。

首里そばで絶品の沖縄そばを食す
● パワースポット斎場御嶽
● 天空の城・玉城城跡

土曜日(1日目)
沖縄本島(南城市)

公共交通機関は動いていない。歩いて梅田へ。眠い。

早朝の大阪駅

移動:
大阪駅~関西空港(T2)

関空行きのリムジンバス。運賃が¥1,600と高め。どんどん値上がりしていくなあ。

空港リムジンバス ¥1,600
ハービス大阪〜関西空港(T2)

4:53
ハービス大阪

ハービス大阪前バス停

5:57
関西空港ターミナル2

早朝の関空ターミナル2

那覇へのフライトはピーチ。

重量制限7Kgも余裕でクリア。4㎏だって。

重量チェック

旅の持ち物を見直して、荷物の軽量化に成功したのです。成果が出ているわ、フフ!

関空ターミナル2は、早朝にも関わらず、大混雑。シートに空きがなくて、立って待つ人も多い。

混雑する関空ターミナル2

移動:
大阪~那覇

飛行機(Peach)¥7,480
関西空港(T2)~那覇空港

7:15
関西空港を出発

久しぶりのピーチ。以前に較べて搭乗までのストレスが減っているのは全日空の傘下に入ったからかな。

ピーチ

9:45
那覇空港に到着

なま暖かい空気。南国にやってきたんだわ。

ゆいレール那覇空港駅

移動:
那覇空港~小禄駅

ゆいレール車体

今回の旅は原付移動。予約しているバイクショップのある小禄駅へ。ゆいレールで2駅。

ゆいレール(てだこ浦西行) ¥230
那覇空港~小禄

ゆいレール沿いを歩く。

ゆいレール線路

原付バイクをレンタル

長野県で原付バイクを借りてケガをしてから1ヶ月経つ。あのときは、風変わりなバイクが悪かったんだもん、私の運転技術のせいじゃないもんね。懲りずに乗るわよ!

プレジャー沖縄

プレジャー沖縄
ゆいレール小禄駅徒歩7分
那覇市字小禄1205
Googleマップ

今回の相棒、Dio君。

プレジャー沖縄で借りた原付バイク

基本レンタル料金は、2日間で¥3,150と、お安い。

原付バイク(50cc)レンタル料金 
2日間利用 ¥3,120 半ヘル¥200 休業補償オプション¥300×2日

移動:
小禄~首里

出発!
那覇って都会だなあ。田舎道を爆走できると思っていたんだけどな。

那覇市を走る原付バイク

首里そば

沖縄ツウの友人に熱烈にオススメされたお店「首里そば」。

首里そばののれん

首里そば
沖縄県那覇市首里赤田町1丁目7
Googleマップ
食べログ

開店10分前についたら、もう20人くらい並んでいる。でも一巡目で入れた。

首里そばに並ぶ人

駐車が大変そうだけれど、原付なら簡単ね。

原付

開店時間を早めて入店させてくれた。手際がいい。一番初めのお客さんは、注文したら2分後には着丼していた。

ちんすこうが、ひとつ30円。思わず買っちゃいそうになる。

ちんすこう

友人にオススメされたものは、全部注文するぜ!
こまちちゃん、見てる〜?

首里そばの食事

・首里そば(中)¥500
・じゅーしい ¥200 
・野菜の煮付け ¥450

ひと口目は、麺が固いなと感じたけれど、食べていくにつれ、ベストな状態に。他店に較べると、首里そばの麺がダントツで美味しいと思う。

ソーキ(軟骨)じゃなくて、三枚肉。刻みショウガが上品で良いアクセント。

首里そば中サイズ

じゅ~しぃって、炊き込みご飯のことなのね。

首里そばのじゅーしい

野菜の煮付けは、あっさり味のオデン。

首里そばの野菜の煮付け

めっちゃ美味しかったです!全部食べても、¥1,150というコスパの良さ。那覇に到着して2時間も経っていないけれど、この旅はもう成功すると確信した。

首里エリアも渋滞。
進まない〜。

ミーグスク

走行中にみつけた、ミーグスク方面の看板。1分程度で行けるらしいので、寄り道していこ。

ミーグスク

中城城や佐敷城などを見渡せる眺望。戦時中は、砲台も設置されたとか。

ミーグスクからの眺望

階段の脇に、ひっそりと御嶽がありました。

ミーグスクの御嶽

ミーグスク
沖縄県南城市大里
Googleマップ

ふたたびルートへ。

海の見える道

海の見える道

佐敷城跡

走っていると、大きな鳥居を通り過ぎる。これは無視できないぞ。

佐敷城の鳥居

佐敷城への入口でした。

大きいガジュマルの木。

佐敷城跡のガジュマルの木

この沖縄旅ではじめて訪れるグスク。琉球を統一した尚巴志が住んでいたらしい場所。

鳥居を囲む植物が南国だね。

佐敷城跡の鳥居

神道の神社に似ているけれど、でもやっぱり違う。

佐敷城

ひっそりと、御嶽もあった。

佐敷城跡の御嶽

石で囲っているのは、やはり結界なのかしら。

結界なのか。

佐敷城跡
沖縄県南城市佐敷116
Googleマップ

佐敷城跡からの道

途中で立ち寄ったコンビニ。お酒コーナーでの泡盛のラインナップったらスゴイ。さすが沖縄。

沖縄県のコンビニの泡盛

車えび養殖と亀岩

走行中に奇妙な岩を見かけたので、おどろいて戻る。

その岩は、車えびの養殖場のなかに、どどんと鎮座していた。

車えび養殖と亀岩

初めてみる車えびの自販機。

エビを食べる人大好き!テンションが高いな。

車えび屋さん

日本初の自販機ということだけれど、後続はあるのか?

車えび自販機

保冷バッグも買えるみたい。

車えび自販機のメニュー

ルートに戻る。

原付バイクで走る

テダ御川

Googleマップどおりに進むと、行き止まり。

テダ御川への車両進入禁止

途中でバイクを停めて歩いて進む。けもの道と化しているじゃないか!

テダ御川へのけもの道

実際は、知名崎海岸から海沿いに歩く道があったので、みんなそこから歩いてきているみたい。失敗したなあ。

けもの道を5分もせずに、ひらけた。テダ御川だ。

テダ御川

ここは、太陽神が降臨した場所と伝えられる聖地。

テダ御川

沖縄の海も、よどんでいる場所もあるんだな。テダっ御川て、神聖な場所のはずなのになあ。

テダ御川に流れ着いた軽石

「軽石、やばいですねえ」と声をかけられて気づいた。淀んでいるなと思っていたの色は、いま問題となっている海底火山爆発の軽石なのね。

テダ御川に流れ着いた軽石

手にとって見ると、たしかに軽石だわ。これが地下火山から噴出した物質なのだと思うと、不思議な気持ち。

テダ御川に流れ着いた軽石

潮の流れで時おり見える水面下は、とてもキレイ。綺麗な海であることには変わりはない。

軽石

流木で軽石をどけてみると、海中から海藻がでてきた。光合成もできないだろうし、近いうちに枯れてしまうのかな。

軽石のなかの植物

湾岸戦争の原油にまみれた鳥の映像を思い出した。

テダ御川の軽石と白鳥

この軽石問題、かなり深刻だなと、2日間を通じて思うのでした。

テダ御川の歩道

テダ御川
沖縄県南城市知念知名
Googleマップ

ふたたび、けもの道を歩いて戻る。バイクを取りに行かなくちゃ。

テダ御川からのけもの道

なにこの巨大な墓は。偉い人のもの?沖縄のお墓の巨大さにびっくり。

沖縄のお墓

このあとも色々なタイプの神殿かのような立派なお墓をみかけた。

沖縄のお墓

サンサンロードを爆走

海沿いの道、さんさんロードを走る。

原付バイクで走る海沿いの道

通りかかった知念海洋レジャーセンターでは、フェリー運航停止中。軽石問題のためだって。

運航休止の看板

斎場御嶽(チケットは別の場所)

聖地、斎場御嶽せいふぁーうたき)。最初に名前をきいたときは「?」となった。せいふぁーうたきと入力すると自動変換されて驚いた。私が無知なだけだった。

斎場御嶽入り口

そんな聖地にやってきたけれど、入場できず。チケットは斎場御嶽入り口では購入できないのだって。さっき通り過ぎた道の駅がんじゅうで販売しているらしい。あ~あ。おとなしく、きた道を戻る。

斎場御嶽のチケットは「がんじゅう駅」で購入する

道の駅「がんじゅう駅・南城」でチケットを買う。

がんじゅう駅・南城
沖縄県南城市知念久手堅541
Googleマップ

斎場御嶽の券売所

斎場御嶽

歩いて斎場御嶽へ。

住宅にはシーサー。

しーさー

突き当たりには、魔除けの石敢當(いしがんとう)。

石敢當(いしがんとう)

聖地ということもあるのか、パワーグッズ関連のお店が並んでいた。

スピリチャルなお店

本土にある神社への参道とは、連なる出店も異なるものだな。

知念村のマンホール。

知念村のマンホール

徒歩10分弱で、ふたたび斎場御嶽の入り口へ。

斎場御嶽緑の館

斎場御嶽(せいふぁーうたき)
沖縄県南城市知念久手堅539
Googleマップ

荷物は無料で預かってもらえました。

久髙島遥拝所

久髙島をのぞめます。久高島は、琉球開闢の祖であるアマミキヨが天から降りてきて最初につくったとされる島。神事のおこなわれる島でもある。

道の駅がんじゅうの展望台からの眺め

御門口(ウジョウグチ)

久高島遥拝所すぐ横から始まる階段は、御嶽への参道入り口。

階段の手前に鎮座する6つの香炉。これは参拝対象である聖なるものなので絶対に足をかけないでと入場時に注意された。

御門口の6つの香炉

三庫理(サングーイ)

三角形の空間。奥には入れなかった。

三庫理

鍾乳洞から滴る水を受け止める水瓶がふたつ。

三庫理の水瓶

見上げると、大きな鍾乳石がふたつ。

ふたつの鍾乳石

この鍾乳石から滴り落ちる水を水瓶で受け止めるのだとか。

鍾乳石と水瓶

水瓶に水が滴り落ちるのは、よほどの大雨のあとに限るらしい。なんでも、小雨くらいならば、巨岩が水を吸収してしまうのだって。

雨の日は、岩に反響する水音がとても美しい響きなのだとか。雨の沖縄観光のときには、斎場御嶽を訪れるのも良いかも。

三庫理のエリアで待機する職員の方が、ご自身の業務について「今日は守り人(もりびと)なんです」と話しているのが印象的だった。警備とか監視とかでなくて、聖域を守っている人、なんだあ。

がんじゅう駅に戻る

道の駅がんじゅうへバイクを取りに戻ります。

がんじゅう駅

久高島のぞむ展望スポットもある。天気が悪いけれど。

道の駅がんじゅうの展望台からの眺め

なにアレ??丸い島みたいなものを見つけた。ウカビ砂盛という珊瑚と砂でできた島らしい。

ウカビ砂盛

雨が強くなってきたけれど、次の目的地へ向けて原付に乗る。

がんじゅう駅のシーサー

移動:
斎場御嶽~玉城城跡

ここからふたたび、原付でロングドライブ。

ニライカナイ橋を通過

美しい弧を描く橋。絶景を見ながらのドライブ。

ニライカナイ橋

ニライカナイ展望台

さっき通ってきたニライカナイ橋と海が見えるスポット。

ニライカナイ展望台

ニライカナイ展望台
沖縄県南城市知念知念
Googleマップ

雨が強くなってきた。原付バイクだと、ほんとうに辛い。

雨の中のドライブ

晴れていたら、絶景を眺めながらのツーリングなんだろうけど。

雨の海岸

玉城城跡(別名アマヅツ城)

沖縄七大御嶽に数えられる、天つぎあまつぎの御嶽(雨粒天次御嶽)があるところ。

玉城城跡

玉城城跡(別名アマヅツ城)
沖縄県南城市玉城444
Googleマップ

木製階段をのぼって上がる。

玉城城跡の木製階段

ここからゴルフ場(琉球ゴルフ倶楽部)が丸見え。

琉球ゴルフ倶楽部

グスク跡らしく、立派な石垣が残る。

玉城城跡の石垣

このぽっかり空いている穴は、玉城城跡の城門。

玉城城跡の城門

入口をまっすぐくぐると、「天つぎあまつぎの御嶽雨粒天次御嶽)」がある。

玉城城跡の御嶽

御嶽って、聖なる場所なのに自然のままで、沖縄独特だなあと思う。社を建てて祀る神社とは異なるね。

玉城城跡の御嶽

御嶽の正面は、こんなふう。

玉城城跡の城門

夏至の日の日の出には、この穴から太陽が昇るのだとか!それは神々しいだろうな。エジプトのアブ・シンベル神殿を思い出したわ。

 

出発する頃には雨も止んできた。やったあ。

Dio君

もう17時で日が暮れてきた。

ここ南城エリアから、宿泊先の読谷地区まで、ロングドライブ開始。

ドライブコース

雨は、降ったり止んだり、強くなったり。
めげそう!

雨の中の運転

雨のため、絶景どころではない。

雨の沖縄

与那原家でソーキそば

宿のある読谷地区まではまだまだだけれど、都会を走っているうちに食べておかねば。食いっぱぐれたくないもの。

閉店時間のはやいソーキそば店が多いなか、開店しているお店を見つけた。

与那原家

沖縄そば専門店 与那原家
沖縄県島尻郡与那原町与那原1040
Googleマップ
食べログ

お肉がゴロゴロ。ホロホロ崩れて美味しい。麺とスープは、フツウかな。

与那原家の軟骨ソーキそば(あっさり)

軟骨ソーキそば(あっさり) ¥820

移動:
与那原~読谷

ここからは、ノンストップで読谷へ。1時間くらいかかりました。あ〜つかれた。

ホステルに到着

今日お世話になるゲストハウス「ホリデーハウス琉球庵」に到着。閑散期ということもあり、ドミトリーは私ひとり。4人部屋を一人利用。1泊2,500円と安かった。儲かるのかしら。

ホリデーハウス琉球庵のベッド

ホリデーハウス琉球庵
沖縄県中頭郡読谷村座喜味 67
Googleマップ

オーナーより三線(さんしん)を教わる。キラキラ星ならすぐマスターできますよ!と、ノセられて。

三線2つ

爪が伸びていたので弦をうまく抑えられず、変な響きではあったけれど、なんとか奏でることに成功!達成感が凄いわ。こんな成功体験を得ることができると思わなかったな。

三線のコード表

これがゆんたくってヤツ?古酒(くーす)をご馳走になる。

古酒

オーナーに、ゲストハウス経営や、人生話を聞く。楽しい!

ビタミンたっぷりですよ!と庭に自生したというパッションフルーツも切ってくれた。

パッションフルーツ

早寝早起き生活だというオーナーを遅くまで拘束しちゃったわ。

おやすみなさい。

2日目(読谷村)に続く。

沖縄本島2日間

1日目:南城エリア

2日目:読谷(よみたん)

読谷のおすすめスポット

読谷のグルメ

 

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