熊本県葦北郡にある津奈木(つなぎ)地区へ。
小さいながらも名所目白押し。
●つなぎ美術館
●ビュースポット
●重盤岩
●つなぎ温泉四季彩
なんといっても目玉は、モノレールで行く露天風呂のある「つなぎ温泉四季彩」。なんだその温泉!
津奈木について
津奈木(つなぎ)は、熊本県 葦北郡です。
公共交通機関で行く最寄り駅は、肥薩おれんじ鉄道・津奈木駅です。
津奈木へのアクセス
肥薩おれんじ鉄道・津奈木駅で下車。つなぎ美術館とつなぎ温泉四季彩のあるエリアまで、徒歩10分くらい。
津奈木駅に到着
肥薩おんれんじ鉄道でやってきた。かわいい車両。運賃は高め。
津奈木駅は、無人駅でした。独特の駅舎。
ロッカーもないので、リュックは背負ったまま移動。あーあ。
津奈木川。
眼鏡橋。
猛暑日で暑いけれど、日差しがきついけれど、その分、景色は美しい。
つなぎ美術館
つなぎ美術館
熊本県葦北郡津奈木町岩城494
・Googleマップ
・つなぎ美術館 TSUNAGI ART MUSIUM
おとずれたときは、熊本在住の画家・渕田安子さんの個展開催中。
重盤岩(ちょうはんがん)
八代海まで見渡せるという、絶景スポットである重盤岩(ちょうはんがん)へ。
肥薩おれんじ鉄道に乗車中も見えていた。
つなぎ美術館併設のモノレールで移動
つなぎ美術館から、モノレールが出ている。美術館の入館券とセット販売も。
モノレールは随時発車。ある程度の人数が集まったら動くみたい。
いきなりすごい傾斜の直線。33度だって。
ひ〜〜!
日の丸がが建てられている奇岩が、重盤岩。これ、おれんじ鉄道の車窓からみえていたところだ。
頂上に到着。モノレールの乗車時間は5分くらいでした。
遊歩道が整備されている
岩まで遊歩道が整備されていて安全かつ歩きやすい。
重盤岩の先まで進めず
もっと先まで進めると思っていたわ。ちょっとガッカリ。
でも絶景!
天気が良いから、細かいところまで見通せる。
奥には八代海も。
ゴゴゴゴとすごい音がすると思ったら、おれんじ鉄道のディーゼル車。派手な色と一両のせいか、オモチャみたい。
九州新幹線が通った!こちらは、静か。
撮影にも成功。
帰りは下に降ったモノレールを電話で呼ぶ仕組み。みんなまとめて運んでもらった方が良いんだろうな。そんな暗黙の了解のもと、モノレールを同情したご夫婦と一緒に散策する流れに。
カメラがご趣味だというご主人に、絵になる構図を教わる。どう?
モノレールを利用せず、歩いて巡るコースも整備されていました。
熊本出身の母は、遠足で歩いて重盤岩に登ったんだって。でもモノレールに乗って下るよ私は。ちょうど登ってきたモノレールにのって下山。
同乗してくださる係員の方は、鶴の湯温泉のご出身だそう。今夜は鶴の湯温泉に泊まる予定だと話す。「Tojiyaさん(宿泊予定の宿)、オーナーさん町おこしを頑張ってるのよ。楽しんできてね!」とお送り出されました。夜の鶴の湯温泉も、楽しみ!
つなぎ百貨堂の庭園
美術館ちかくにあるショップ。お土産物なども販売していた。つなぎ温泉へ向かって通り過ぎると、むせかえるようなバラの香り。
うっとり幸せな気分。
生花の匂いって、たまらない。これは再現できないものなのかしら。
つなぎ温泉 四季彩
ここ、津奈木にも温泉あり。つなぎ美術館からすぐ、川沿いにあります。
つなぎ温泉 四季彩
熊本県葦北郡津奈木町岩城435
・Googleマップ
・つなぎ温泉 四季彩(公式)
モノレールでいく専用露天風呂
なんだこの露天風呂。入湯料¥400にモノレール運賃¥100プラスで払ったら、モノレールでしかいけない露天風呂を利用することができるのです。
外から見たモノレール。
モノレールは随時運転
人を集めてから運行する、つなぎ美術館発・重盤岩いきモノレールと違い、随時運転。受付で今から露天風呂に出発すると伝えたら、係員のかたがモノレールを動かしてくださいました。
なんだか申し訳ないわ。往復¥100なのに。
女性専用露天風呂
男女別の露天風呂。
なかにはロッカーあり。利用料金は10円。
脱衣所は涼しくて清潔。湯屋では有線がかけられていて、それもまたイイ!
運良く貸切!至福の1時間半
女性専用風呂は、貸切でした。
ヤッター!
誰かが来たら退出して大浴場に行こう、そう思っていたのに。結果的に、1時間半のあいだ、誰も来なかった。常連さんには通常のお風呂のほうが人気みたい。
贅沢だわ!
専用露天風呂つき宿に泊まっている気分だよ。
貸切のお得感は、わたしをこの上なく幸せな気持ちにしてくれる。
猛暑日につき紫外線が気になりましたが、頭上に日焼け防止ネットがかけられていたおかげか、あまり気にならず。
絶景をながめよう
温泉の「絶景」って、雪景色だったり、森林だったりするパターンがほとんどだったので、これは初めてのタイプ。なんと新幹線がみえる。
まあ、さっきのぼった重盤岩の展望台と景色は同じなんですけどね。
脱衣所には、通過目安時刻の掲示もありました。なんて親切な。
帰りは専用電話でモノレールをお願いする
帰りは、フロントに電話してモノレールを動かしてもらいます。
乗り場から見た温泉小屋。
こんなに高いところから景色を見おろす温泉って、初体験だったな。世の中にはいろいろな温泉があるものね。
モノレールがやってきた。
長湯でしたね、と係員のかた。露天風呂の感激をお伝えする。うざかったかしら?
それにしてもエンタメ性の高い温泉だったな!
時間めいっぱい露天風呂を楽しんだため、通常のお風呂には行かなかったけれど、大浴場へむかう通路が洞窟みたいで面白い。
500円でこんなに楽しめるなんて・・・ありがとう!
ビールを飲みながら、津奈木駅へ歩く。
猛暑&温泉で、汗だく。
もりだくさん!つなぎエリア
美術館、温泉、モノレール。
なんといっても、モノレールでいく専用露天風呂が衝撃だった。美術・絶景・温泉と三拍子そろって楽しいエリア。熊本県南側を訪れるなら、津奈木エリアはおすすめの観光スポットです。
おしまい。
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