島根県立古代出雲歴史博物館
見学記。
模型での展示、ムービーでの説明も多く、説明文も平易でわかりやすい。
なによりも、青銅器の物量に圧倒された。
訪問した時期
2024年11月
「神在月」の出雲大社参拝する島根県の旅で訪問。
島根県立古代出雲歴史博物館について
島根県立古代出雲歴史博物館
入館料(常設展):620円(2024年11月)
住所:島根県出雲市大社町杵築東99ー4
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公式サイト
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島根県立古代出雲歴史博物館
見学記
宇豆柱
ロビーの中央、ガラスケース内に陳列されているのは「宇豆柱」。
●出雲大社境内から出土
●大型本殿遺構の柱材
●3本で一組
かつての出雲大社本殿の大型性・高層性を示すもの。
日本書紀・古事記

日本書紀
「大国主神」やら「事代主神」など、知っている単語を見つけると、読めているような錯覚に陥り嬉しくなっちゃう。

古事記
5つの推定復元案
5つ並ぶ模型は、現代建築家の知見より製作された模型。専門家によって見解が異なるのは興味深い。
平安時代の出雲大社本殿の10分の1模型
別格に大きいこの模型は、10分の1サイズ。
高い。本殿は48mあったという説もあるから、10分の1でも、こんなに高い。
出雲大社復元模型(寛文期)
出雲大社に伝わる屏風「三月会神事図屏風」を元に、現代建築家の設計復元、同時代の資料を参考として作成したもの。なんか凄い。
出雲国大社之図
神在月の出雲、縁結会議に集まった神様たち。
大社龍蛇神
神在月に漂着するウミヘビは、八百万の神々の先導役であり、竜宮のおつかいでもある。
願開船
病気治癒の感謝のために高知在住の人が吉野川に流したところ、3年後に稲佐の浜に漂着したと伝わる。
千木・勝男木
昭和28年まで、出雲大社の本殿を飾っていたもの。
大量の銅鐸
ライトが、銅鐸のカタチだ。
刻まれたシカ。
すごい物量だ。

鹿

亀

鹿と四足獣
加茂岩倉遺跡の”銅鐸埋納状況復元模型”。寝かせて埋められていたのですね。

銅鐸埋納状況復元模型
大量の銅剣
ガラスケース内に綺麗に並ぶ銅剣。
大量すぎる!
ただただ、物量に感心。
卑弥呼の鏡か?
三角縁神獣鏡
- 鏡には「景初三年」を含む41文字が鋳出されている
- 景初三年は、卑弥呼が中国の魏より銅鏡を100枚賜ったとされる年
教科書で習ったエピソードの登場に、びっくり。
馬上の大首長像
6世紀頃の大豪族の装いを復元したもの。このような冠は、いままで存在を知らなかったです。
地方豪族のステイタスシンボルの展示。きらびやか〜。
舶載系の大刀
双龍環頭大刀。
埴輪もいた
ミュージアムショップで買ったもの
展示ガイドと、出雲神話の本をお買い上げ。
復習と、次回の予習用。
こうやって、本が溜まっていくんだね。
以前の旅先で読んで、欲しくなってメルカリで入手した「出雲と大和」は東京国立博物館の美術展ガイド本。
ここ出雲博物館収蔵品も掲載されていました。
おしまい。
週末弾丸でいく
”神在月”出雲大社縁結の旅
この旅のスケジュール
神在月の出雲
出雲大社 縁結大祭
日御碕神社&灯台
島根県立古代出雲歴史博物館
玉造温泉
古代出雲
国造りの中心地
八雲立つ風土記の丘
八重垣神社
神魂神社
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