正定寺廟群

正定は、石家荘の北にある城壁と城門の残る古い町。

• 中国十大名刹「龍興寺」
• 臨済宗発祥「臨済寺」

名刹を歩いてめぐりました。三国志の名将・趙雲の故郷でもあります。

この記事の旅

旅した時期：2025年10月

正定寺廟群へのアクセス

1. 地下鉄で移動（石家庄站～北国商城站～博物院站）
2. バスで移動（博物院站〜正定南門站）

スタート：石家荘駅

天津から、寝台列車で石家荘へ移動してきた。

地下鉄の始発待ち

午前6時の始発を待つ。

地下鉄で移動：
石家庄站→博物院站（３元）

石家庄站 （地下鉄2号線）

北国商城站（乗換：地下鉄1号線）

博物院站

河北博物院

ここでバスに乗り換え。博物院へは、正定寺廟群の観光帰りに寄りました。

バスで移動：
正定寺廟群へ（130路/2元）

博物院站

バスの窓から城壁が見える。

正定南門站

目の前は公園でした。

正定寺廟群を歩いて観光

スタート：河北正定长乐门文化广场

バス停の目の前は、文化広場でした。

朝食：チキン

まだ飲食店は、あいていない。朝早すぎたか。中国観光地は、わりと早朝から飲食店を営業しているので、どこかあいてるもんだと思っていた。

コンビニでチキンを買い食い。

光恵寺

営業時間前につき、通過。外から塔が見えている。

ここ正定寺廟群内には、いくつもの塔があり、それをめぐるの観光の楽しみ方のひとつ。切符売り場には「塔には登れない」との注意書き。

臨済寺

臨済寺
唐代末期、ここ臨済寺にて義玄が臨済宗を興す。
鎌倉時代の日本に臨済宗が伝わった。

成霊塔/澄灵塔

楊河楼

「忠義千秋」。

楊河楼の逆はこんなふうでした。

バッテリー切れの危機

モバイルバッテリーの充電が25％以下に。QR決済がないと”詰む”中国旅では、バッテリー切れは死活問題。

至るところにバッテリー急速充電スポットがあるけれど、Wexinのミニアプリを利用できない外国人の私は使用できない。

突然のミッション：充電できるカフェを探さねば

このミッションは、難航した。
充電できる店を探して、ひたすら北進。

開元寺/开元寺 （通過）

独特のデザインの建物だな〜。

休日の朝、しずか。
そしてカフェなどの飲食店がほとんどない。

グリーンのショッピングモール。
一度入るとかなりの時間をロスしそうだから、こちらは通過。

充電できるお店を見つけた＆タピオカ休憩

いくつかカフェを見つけるも充電できない。めっちゃ歩いてたどり着いたお店は、ドリンクショップでした。

テイクアウト中心の小さなお店で、1時間ほど居座る。

タロイモのタピオカミルクティー、美味し。
この大きさで14元、コーヒーよりも安い。

タロイモがストローに詰まって飲むのに苦戦していると、スプーンを渡してくれる親切さ。1

時間ほど充電して、再出発。

趙雲の彫刻

ここ正定は、三国志・趙雲の出身地。今回は行かなかったけれど、趙雲の廟もある。

文房具買う

いくつかの文房具店を見かけた。学校が近いからかな？

課目ごとの専用ノートがあったり、漢字の書き方練習帳があったり、独特さを知るのも楽しい。

孔子廟

文廟（孔子廟）
儒教の祖・孔子を祀る祀堂建物

入場無料。誰もいなかった。

風情のある道

バッテリー可能店を探すべく北上しすぎたので、南下。この通りの建物は、風情があって素敵。

飲食店もたくさんありました。

板面専門店で昼食

次々と入店して人気店「安徽正宗板面」で昼ごはんを食べることにした。ここ河北省じゃなく安徽の料理だけど、まあいいや。

待っている間にキッチンをガン見。

大鍋で麺が茹でられる。

板面小碗9元
鶏蛋 1.5元

ビニール袋がかけられた丼で提供される。この上ない、清潔さ。めちゃうま！

平たく薄いのにモッチリしている麺そのものがオイシイ！

スープは飲むものではないみたい。中国のお店ではポーションが多いのが通常なので小さいサイズにしたけれど、これは大でも食べきれたな。

中山路を歩いて天寧寺へ

天寧寺、龍興寺の並ぶとおりを西に進む。

ゴツゴツした岩の公園の奥に、天寧寺の凌霄塔がみ得ている。

天寧寺

天寧寺/天宁寺
レンガと木材を混合した9層八角の木塔「凌霄塔」のあるお寺

塔以外ない。そして、塔にはのぼれなかった。

中山路を歩いて龍興寺へ

東垣街を通りかかる。「東垣」は昔の正定の呼称。

赤い壁ゾーン。これは、次の目的地である龍興寺の壁でした。

龍興寺

龍興寺（隆兴寺）
隋代の建立の古刹。中国十大名刹のひとつ。

とにかく広い。

「青銅千手千眼観音菩薩像」は大悲閣修繕中のため拝観できなかった。

旺泉古街

寺巡りを終え、河北博物院へ戻るバス停「東門里」へ向かう。その時通った旺泉古街が賑わっていた。

正定寺廟群からの帰り道

• バスで「博物院」へ
• 地下鉄で「博物院」→「石家荘」へ

バス停「東門里」

このバス停から、130路バスにて河北博物院へ戻りました。

バス停「博物院前」

NEXT：河北博物院

石家荘へ戻る前に、バス停目の前の河北博物院を見学。無料でした。

 

 

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