黄金の環のひとつ、ウラジーミル。
時間がなくて当初は行くつもりではなかったウラジーミル。
スーズダリからモスクワへの乗継に失敗。
ウラジーミルで4時間待ち時間が発生!
急遽、観光することに。
訪れたのは、18~22時。
8月のロシアでは、まだまだ明るい時間帯ですが、
営業時間外のため入場はできない。
この記事では、
外側から眺めるだけの、夕方から~夜のウラジーミル観光をご紹介します。
ウラジーミルってどんなところ?
12世紀の大公国の首都
かつてのウラジーミル・スーズダリ公国の首都として栄えた古い都。
モンゴル軍に街が破壊されてロシア支配権がモスクワへ移るまで栄えていた街。
プーチン大統領のふるさと…ではない
ロシア最恐のプーチン首相。
フルネームはウラジーミル・プーチンですが、ウラジーミル出身ではなくサンクトペテルブルグ出身。
日本でいう「山口さん」「福井さん」みたいな名前なのかな。
ウラジーミル駅は長距離列車も停まるターミナル駅
ウラジーミルは、ターミナル駅。
モスクワからの長距離列車もとまる。
バスターミナルも併設。
もうひとつの黄金の環・スーズダリへのバスも出ています。
世界遺産指定!石灰岩で造られた白く美しい建築たち
ウラジーミルには、白石(石灰岩)で造られた白い建築が特徴。
コムギの訪問した時間帯は夕暮れどき〜夜にかけて。
暗めのブルーの空に浮かび上がる白い建築がとっても幻想的でステキ。
ウスペンスキー大聖堂
20:05撮影。
ロシアの夏の夜は明るい。
かつては全ロシアの大聖堂だったウスペンスキー大聖堂。
白い建物に、金ピカのドーム。
なんともロマンティックです。
教会の内部には「最後の審判」のフレスコ画があるそうですが、
なんせ20:00なので入場できず。
外側から眺めるだけだったのが残念だ。
黄金の門
ウラジーミルのメインストリート、ボリシャヤ・モスコフスカヤ通りに位置する門。
ウラジーミルのシンボル的存在。
門の上部は教会だったらしい。
モンゴル軍の襲撃で街は破壊されるなか、唯一残ったのがこの門だとか。
裏手にある小高い山を登ることができます。
山から見下ろす世界遺産「黄金の門」。
ライトアップされていました。
地元の人気スポットのようで、カップルはもちろん家族連れや友達グループなどがたくさん山に登っていた。
ドミストリエフスキー聖堂
世界遺産、ドミトリフスキー聖堂。
外壁一面に施された浮き彫りが美しいのですが、、
暗くて写ってないね!
(撮影時:21:26)
わりと普通の街。ウラジーミルの街歩き
黄金の門へつづくメインストリートを歩く
ウラジーミルは、普通の街だった。
世界遺産もあるけれど「街に隣接した美しい教会」という程度。
もうひとつの黄金の環・スーズダリのような「すべてが田園風景」といったトリップ感はあまりない。
ヨーロッパらしい街並みはやっぱり美しいけれどね。
聖堂広場
ウスペンスキー大聖堂の前の聖堂広場。
ベンチかわりのブランコが!
ビール休憩もできる
ふつうに発展している街・ウラジーミル。
メインストリート沿いにはショッピングモールも。
1階の可愛らしいカフェにはいりました。
ビールがあったわ!
ロシアでは、どこでもお酒が飲めるのが嬉しいな。
ロシア人といえば大の酒好き・ウォッカ好き。
ロシアの酒好きエピソードのひとつに、【ウラディーミル1世がギリシア正教を国教とした理由】があります。
イスラムではなくギリシア正教を国教に選んだ理由は、アルコールOKの戒律だったから
というもの。
きっとそれだけじゃないんだろうけど。。
改宗さえも酒エピソードに転化してしまうロシア人のお茶目さが好き。
ウラジーミルの夜は真っ暗闇
21時はまだまだ明るかったのですが、22時になるとさすがに真っ暗に。
ウラジーミルの夜は、本当に暗闇だった。
空が黒い。
夕暮れどきに眺めた世界遺産・ウスペンスキー大聖堂をふたたび通り過ぎる。
「 I LOVE ウラジーミル」の看板が。
神聖な教会が一気にB級観光地化する凄い威力・・・。
でも、やっぱり撮りたいよね♪
駅までのメインストリート。
白い壁が美しいわ。
メインストリートから駅へ抜けるまで、ちょっと人気のないところも通ります。
ヒヤヒヤ。
基本、小走りで!
ウラジーミル駅到着。
22時になると、目の前のバスターミナルは営業終了していて周りは真っ暗。
このあと、寝台列車でモスクワへ戻りましたよ。
ウラジーミルは、スーズダリ観光とセットがおすすめ
待ち時間4時間でも十分まわれる世界遺産・ウラジーミル。
コムギは外から眺めただけだけど、白い建築がとっても美しかったです。
が、それだけ。
黄金の環観光ならば、断然スーズダリがオススメ!
ウラジーミルとスーズダリは近いので、
- 時間に余裕がなければスーズダリに絞る
- 時間に余裕があれば両方回る
そんなプランが良いと思います♪
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