和多都美神社と烏帽子岳展望台へバス&徒歩で行ってきました。
古事記の世界がそこには広がっていた。
和多都美神社近くにバス停はありませんが、仁位バス停から歩いて行ってきました。
実際に歩いたルート&スポットをご紹介します。
古事記の世界を歩いて巡ろう。
和多都美神社&烏帽子岳へのアクセス
最寄りは「仁位」バス停
公共交通機関で行く場合、対馬交通バス・縦貫線「仁位」バス停が最寄りです。
仁位バス停からの所要時間
仁位バス停から和多都美神社まで:
徒歩40分くらい
仁位バス停から烏帽子岳展望台まで:
徒歩70分くらい。
和多都美神社&烏帽子岳へ歩いて行ってきた
仁位バス停
コムギは前泊した比田勝から始発バスに乗って仁位へやってきました。こちらはの仁位バス停は、バスのターミナルともなっています。
トイレも借りられます。ロッカーは壊れていた。待合室が良い雰囲気。
歩いて移動:
仁位バス停~和多都美神社(約40分)
仁位バス停を出発
ルートはシンプル。
舗装された道路を歩くため、スニーカーでOK。
電灯のデザインがレトロでかわいい。
仁位川を渡る。
仁位川沿いの道を歩く。
廃墟らしき家屋も点在する。
それにしても良い天気。
ここでも、対馬名物の「蜂洞」を目撃。
コンクリートで舗装された道を歩く。
鮮やかなブルーのお花。
神話の里の大鳥居
これは神社とは直接の関係なさそう。
歩道のコンクリートを破る雑草。
田んぼに見える不思議。
仁位港が見えた。工事中。
あのオレンジの鉄はなんだろう?
坂道の下には海!
和多都美神社はもうすぐ。
海沿いのカーブの道。
なんか像が見える。
豊玉姫の像
見えていた像は豊玉姫の像でした。
豊玉姫像の奥には鳥居の姿。
あ!順番間違った
参拝前に鳥居を見つけてしまった〜〜!
海中にたつ一ノ鳥居とニノ鳥居。
和多都美神社
和多都美神社:彦火々出見尊と豊玉姫命を祭神に祀る、竜宮伝説が伝わる神社。本殿正面に5つある鳥居のうち2つが海中に立っている。
和多都美神社
長崎県対馬市豊玉町仁位55
Googleマップ
海中に佇む5つの鳥居
一から五までの鳥居が海に向かって一列にたつ。
三の鳥居からの眺め。
四の鳥居からの眺め。
コムギが訪れたのは、一・ニ之鳥居が海中に立っていた。
満潮時は三之鳥居まで海がくるとか。
干潮時は歩けるのだとか。
三柱鳥居
手水舎
相撲の土俵
土俵があった。
身代わり鳥居
2020年9月の台風10号で倒壊した大鳥居。海中の鳥居はクラウドファンディングで再建された。倒壊した鳥居については、
倒壊した大鳥居が身代わりとなって被害を最小限に抑えてくれたとし、身代わり鳥居として再建立されたもの。
この鳥居を潜りながら願いを唱えるとご利益があるのだとか。
痩せたい・痩せたい・痩せたい!
狛犬
玉をくわえた狛犬。
境内
訪問時は貸切状態の境内。
授与所も受付時間外だったので御朱印はいただけず。帰りに寄ろう。
龍松(たてまつ)
神社の建物を這うような松は、龍松(たてまつ)。
木の柱とほぼ変わらないような太さの根。
龍のなを冠するにふさわしい御神体。
豊玉姫墳墓へ
境内奥にある豊玉姫墳墓へのゲート。
拝観料¥100が必要です。
賽銭箱に百円いれて、パンフレットをいただく。
亀甲石
境内から少し奥にはいっただけなのに、静謐で厳かな雰囲気がただよう。海の鳥居よりもスピリチュアル度高し。
豊玉姫墳墓
祟り石を目にする
ここから先は写真撮影NG。
豊玉姫と豊玉彦命の御神威を宿しているという夫婦岩がありました。
そしてその盤座の奥には豊玉姫命がお産のために腰掛け血をながしたという腰掛け石がある。
この腰掛け石は祟り石なので絶対に立ち入ったり石に触れてはならないとの注意書き。
祟り石!!
恐ろしいよう。
国内の寺社仏閣をいろいろ参拝してきたけれど、祟り石を見るのは初めて。といいつつ、どの石がそれであるのかは判別できなかった。
境内へもどらずにそのまま参道を奥へ。
境内へもどらずにそのまま参道を奥へ進むと、公道に出た。
これは次の目的地・烏帽子岳展望所へのショートカットでした。
歩いて移動:
和多都美神社~烏帽子岳展望所(約30分)
神話の里自然公園
和多都美神社の裏から行くとすぐ。
観光バスも止まっている。
こちらには、新しくてモダンなデザインの公衆トイレがある。
烏帽子岳へは1.4km。
ネットが貼られているので立ち入り禁止かと思いきや、違っていた。イノシシなど獣侵入対策だって。
広々とした公園でした。
近くにイノシシ用の罠を見つける。
出るのね、イノシシが。
烏帽子岳展望所へは、ひたすら登り道。
頂上に近づくと、視界がひらけた。
すでに絶景じゃないの。
これ、展望所まで登らなくても十分じゃない?
展望所へは、最後に長い階段を上る。
車でアクセスする場合も、こちらからは同じ階段を上る。
結構な段々よね。
車移動組にはキツイだろうな。
展望所はコンクリートでできた建物。
最後の階段を登ります。
烏帽子岳展望所
滞在:約30分
狭めの展望所。
烏帽子岳展望所
長崎県対馬市豊玉町仁位55
Googleマップ
こちらの方向には、韓国もみえた!
釜山かな?と思ったけれどここからは釜山はみえず、韓国所有の島々みたい。
リアス式海岸の浅茅湾(あそうわん)。
ほのぼのとした景観が古代を想像させる。
眼下に見る立派な建物は、通称・真珠御殿。真珠の養殖で財を成したおうちのお屋敷だそう。個人の住宅をはおもえない、肉眼で確認できるほどの立派なお屋敷。
風も、そよそよ。
ツアー客がひいて、しばらくひとりきりの時間。
逆光となる反対側は、神々しい輝き。
展望所に設置されている望遠鏡。
これはなんと無料で見ることができる。
韓国見えたよ。
歩いてきてよかったな。
絶景スポットでした。
歩いて移動:
烏帽子岳展望所~仁位バス停
寄り道しながらバス停へ。
烏帽子岳からのくだりのみちは、とっても楽々。
下坂の最終地点は、鳥居のたつ海。
和多都美神社の近くの公衆トイレは、使用中止だった。
和多都美神社ふたたび
御朱印をもらい損ねたのでふたたび立ち寄る。
もういちど参拝。
御朱印いただく
朱色の和紙に書いていただく。
コロナ禍のためか、書き置きに日付をいれてもらう方式。
最初に訪れた時間より日が高くなり、鮮やかさをます鳥居。
海中にたつ一ノ鳥居とニノ鳥居。
さっき訪れたときと雰囲気が違う?と思ったのは、潮が引いているせいだった。
通れなかった階段が出現していた。
本日の14時頃が干潮で、全ての鳥居が干上がる姿が拝める。でも3時間は待てないので諦める。
満珠瀬&干珠瀬
手前が満珠瀬。
奥の干珠瀬へ歩く。
足元はこんなふう。
滑りそうでヒヤヒヤしながら歩く。
貝殻いっぱいゾーンに。
キレイ。
パールのような輝きをした貝殻。
玉の井
ひっそりとした鳥居の奥に玉の井はありました。
蓋が閉められていた。
柄杓もあるから、まだ実用できるのかな。
さて、仁位へ引き返します。
大鳥居が埋もれている!
よく見かけた紫色の花。
群で咲いている。
これは花なの?
ブルーの玉みたいなのは何?
自動車が吸い込まれていく先は、豊玉総合運動公園体育館。
なにかの大会かしら。
仁位川沿いの道をあるく。
お城みたいな建物をめざすが・・・
なにこれ!な白い建物をめざす。
高台にたつお城みたいな建物の正体は「豊玉町文化の郷」と呼ばれる公会堂など地元の公共施設。ひえ〜!新興宗教施設かと思ったよ。すごく目立つデザイン。
近づきたい。
追いかけることにする。Googleを頼りに歩いてみたけれど失敗。
Googleの指示:川を渡れ
Googleまっぷは、この↑をルートとして指していた。
川を渡れってことみたい。
んもう。
対馬ではGoogleマップの精度がイマイチみたい。
あきらめてルートにもどりました。
サイキ 豊玉店
来る途中に目をつけていたスーパーが開店していたので寄っていく。大にぎわい。
こういうスーパーは期待できちゃう。ビールとお弁当、そして夜にたべる刺身を買っておく。
お酒もディスカウントされていた。荷物を増やすことができないのが残念。
菓匠 百乃屋
観光客らしきご家族が店に入っていく姿をみかけて入店。私もたまにはお土産でも買おうかな。
「はしっこかすまき」が販売されていた。なんと¥110。自分用に買おうっと。
対馬銘菓の「かすまき」とは、カステラで餡を巻いたお菓子。
帰りのバスでたべた「はしっこかすまき」。カステラも餡もしっとりしていてめちゃ美味しい。
菓匠 百乃屋
長崎県対馬市豊玉町仁位1323
Googleマップ 公式
仁位バス停
バス停に到着した。
NEXT:比田勝を観光
対馬バスにのって、比田勝へもどりました。そのあとは、比田勝エリアを電動自転車で観光しました。
【リンクカード】
バス&徒歩でも行ける
古事記の世界へ
対馬のランドマーク的存在である和多都美神社。
そんな状況にもめげず、対馬バス+徒歩で和多都美神社と烏帽子岳展望所へ行ってきました。
和多都美神社は、
・海中に佇む鳥居は圧巻
・5つの鳥居が一直線に並ぶさまは壮観
・烏帽子岳から眺めるリアス式海岸は優美
リアス式海岸の地形のせいか、とても穏やかなエリア。
ほとんど波立たない湾にたつ鳥居や、烏帽子岳から眺めるポンポンと置かれたかのようなグリーンの小島たち。
俗世とは一線を画する雰囲気は「古事記の世界って、きっとこんなのだろうな」と思わせてくれるには十分だった。
車にのれなくても諦めないで!
対馬バス&徒歩でもアクセスできます。
歩いてく古事記の世界、おすすめです。
おしまい。
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