岩手県

【鉛温泉】深さ1.25m!立ち湯・白猿の湯のある秘湯宿

 

藤三旅館の提灯

岩手県 花巻南温泉郷・鉛温泉

宿泊:藤三旅館 湯治部

初めての「湯治部」宿泊にワクワク。

鉛温泉(なまりおんせん)について

鉛温泉の場所

岩手県・花巻南温泉郷にあります。

鉛温泉へのアクセス

岩手花巻空港から。

①無料送迎バスを利用する場合

・花巻空港〜花巻駅前(タクシー)
・花巻駅前〜鉛温泉(無料送迎バス)

②タクシーで直行

・花巻空港〜鉛温泉

コムギは無料送迎バスの時刻に間に合わず、タクシーでいくことになりました。
50分 ¥7,100で到着。

鉛温泉へ

花巻空港(岩手県)に到着

大阪からは、神戸空港より飛行機で。機材到着遅れにつき、1時間の延着。

花巻空港

移動:
岩手空港~鉛温泉

大雪や。

雪の花巻空港とタクシー

無料送迎バスには乗れなかったので、タクシーで行くことに。むしろ、それしか方法がない。まだ18時なのに。。

タクシー ¥7,100
花巻空港ー鉛温泉

 フライト料金は神戸から岩手まで¥9,200なのに、タクシーで¥7,100。大荷物だし、楽だし、タクシーだから良いこともあるね。そう考えて自分を励ます。

岩手空港

花巻空港のタクシー乗り場

タクシー内

鉛温泉 藤三旅館前

雪が積もったタクシー

 藤三旅館の入口

鉛温泉
藤三旅館 湯治部
宿泊記

藤三旅館 湯治部

 藤三旅館の提灯

鉛温泉 藤三旅館 湯治部
朝・夕食付,和室・風呂トイレ共同 ¥8,450/泊
岩手県花巻市鉛中平75-1
Googleマップ

湯治部に宿泊

湯治のために連泊するかたむけの宿泊施設、湯治部に泊まりました。

今回で2度目

藤三旅館へ訪れたのは今回で二度目。去年は「旅館部」に宿泊。とても良かったので、今回は「湯治部」へ。昨年は、湯治部の存在を知らなかった。どれだけ違うのか、楽しみにしていた。

結論を先に言うと、少し高いとしても、旅館部に泊まりたい

湯治部の宿泊料金:加算式

1泊朝夕食つきプラン。湯治部は、こたつなどの暖房器具や冷蔵庫、浴衣、タオルなどのアメニティは必要分だけ借りて、料金が上乗せされていくシステム。

●朝食付1泊 ¥8,250
●石油ストーブ ¥700/日

今回は暖房器具をレンタル。それでも寒すぎた。コタツも借りるべきだったか。

湯治部の客室

予想よりも広い。全然いいじゃない。

湯治部の和室

廊下:寒い

旅館部との境目である「白猿の湯」あたりから、まったく暖房はついていないのでしょう。廊下が寒くてトイレに行くのも辛い。

湯治部の廊下

廊下の奥には、貸出用の冷蔵庫が並ぶ。

廊下に並べられた冷蔵庫

炊事場

湯治部は自炊ができる。共用の炊事場はこちら。

湯治部の炊事場入口

広い。そして寒い。

炊事場

炊事場

炊事場のガスコンロ

夕食

湯治部の夕食は、旅館部のものとは別。別料金で旅館部の料理を食べることもできるそう。17時に一斉配膳で部屋で食べるシステムですが、飛行機遅延のため、コムギは特別に遅らせてもらいました。

湯治部の夕食

予想以上におかずが多い。

湯治部の夕食

お吸い物であたたまる。
とにかく味が薄い。滋味深いと表現しておく。

汁物

焼き魚。

焼き魚

お刺身もちょこっと付いていた。

刺身

湯治部のお料理だから期待していなかったけれど、ちゃんと美味しかったです。薄味だけど。

食事が終わったら、部屋の外へ置いておくのが湯治部のルール。

食後のお膳

風呂:白猿の湯

名物、立って入るお風呂。コムギはこちらのお湯が大好き。

白猿の湯

天井が高くて気持ちがいいし、ぬるめで柔らかい泉質が気持ち良い。

白猿の湯のポスター

立ってはいるほうが体も楽なのはなぜだろう。とにかく大好きなお風呂です。

問題は、混浴であること。1日2回のレディースタイムがあり、その時間帯は女性で大混雑。

温泉入口前の廊下

風呂:渓流の湯

渓流沿いの露天風呂と内風呂を備えたお風呂。渓流をながめながら、ねっころがりながら入浴できる。こちらも大好きなお風呂。

赤い暖簾

湯治部でも、旅館部とお風呂は共通。そう考えると、湯治部はリーズナブルだよなあ。

真冬の部屋:とにかく寒い

石油ストーブの真横で眠ったけれど、寒くてたまらない。ダウンを着込んで眠った。

湯治部の和室

朝、窓をみてみると、びっくりするほどの隙間があいている。

窓の隙間

これはダメでしょう。冷気が入ってくるから、部屋が暖まらないわけだ。

外を見る。雪は今屠っていないけれど、寒そう。

外は雪景色

こんもりと積もった雪。

雪の積もった車

朝食

朝7時に一斉配膳。夕食と違って、なんだか残念でした。

湯治部の朝食

お味噌汁がお湯のよう。なんだこれは!?と驚いたけれど、考え直す。

そもそも湯治部では、体の負担にならないよう、薄い味付けになっているのだろう。濃い味付けに慣れすぎた俗世を生きるコムギがよそ者なのです。

湯治宿の流儀に従わねば。

鉛温泉の外観

チェックアウト、バス停までの送迎あり

花巻南温泉郷の無料送迎バスのバス停まで、宿から送迎がありました。

送迎車

バス停までの距離は短いけれど、きつい坂と積雪のため、車で送ってくださるのです。親切だわ。

シャトルバスの停留所は路線バスと同じ場所。

鉛温泉バス停

バスを待つあいだにウロウロ。

藤三旅館の看板

綺麗な雪景色。

大雪の道路

お世話になった藤三旅館が綺麗にみえました。

藤三旅館の外観

花巻温泉郷無料シャトルバス

花巻駅へ

花巻駅に到着。

晴れた花巻駅

NEXT:雪の花巻観光、大沢温泉

今夜は大沢温泉に宿泊予定。鉛温泉とおなじ花巻温泉郷にあるけれど、チェックアウトの時間までは花巻駅周辺で時間を潰すことにしたのでした。

花巻観光をしたのち、大沢温泉へ。

鉛温泉の感想

鉛温泉藤三旅館・湯治部は、

・温泉は旅館部と一緒で最高
・部屋がとにかく寒い、冬の湯治部は過酷
・夕食は美味しい、朝食はイマイチ

旅館部と比べるとリーズナブルな湯治部ですが、高くても旅館部に泊まった方が満足度は高いと思う。安易な気持ちで湯治部に泊まると満足度が低くなるので、ご注意を。

雰囲気も良く、温泉も最高なので、とってもオススメの温泉宿です。

おしまい。

 

この記事の旅:
みちのく湯めぐり 10日間

岩手県の温泉

鉛温泉

大沢温泉

繋温泉

鶯宿温泉

秋田県の温泉

雪沢温泉

青森県の温泉

大鰐温泉

青荷温泉

黄金崎不老ふ死

ついでに観光

こみせ通り(青森県黒石市)

花巻(岩手県花巻市)

 

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