このブログは、雲海を見るべく国見ヶ丘まで歩いていった記録です。
ちなみに、幸運なことに、雲海は出現したのです!自分の幸運に,震えちゃう。
歩くこと1時間、絶景を目にすることができた自慢の雲海出現体験記。
ぜひご覧ください。
目次 1.国見ヶ丘で雲海を見るための条件 2.国見ヶ丘へのアクセスと注意点 3.国見ヶ丘へ歩いていく 4.国見ヶ丘展望台に到着 5.国見ヶ丘から歩いて高千穂町へ 6.雲海が見れますように
国見ヶ丘で雲海を見るための条件
雲海は、いつでも出現するわけはない。いくつかの気象条件が重なったときにはじめて出現します。
雲海の見える時期:秋の早朝(9〜11月頃)
展望台到着時刻:日の出時刻の30分前には到着すること
日が昇ると雲海は消えていきます。それも幻想的です。
雲海NAVIをチェック
雲海が見えるかどうかは、運次第。このサイトで出現確率がチェックできます。
雲海NAVIをチェック:雲海Navi
国見ヶ丘へのアクセスと注意点
①車
②レンタサイクル
③往復送迎ツアー
④タクシーチャーター
①車
車だとラクちんな国見ヶ丘での雲海見学。
国見ヶ丘展望台に駐車場はありますが、限りがあるので埋まります。到着した時は、すでに満車。違法駐車もたくさんいた。危ない、取り締まりやがれ〜〜〜!
②レンタサイクル
坂の多い高千穂観光では、レンタサイクルの貸出が便利。ですが、高千穂町で貸し出してくれるレンタサイクルは、高性能の電動自転車がゆえに、レンタル料がかなり高いのです。そんなにお金持ちではないので,却下。
■まちなか観光案内所(高千穂町観光協会)
1時間利用料金:500円
Googleマップで確認
高千穂町観光協会サイト(レンタサイクル)
③往復送迎ツアー
ホテルから国見ヶ丘までの往復送迎+現地待機のツアーがあります。
申込みしていましたが、人数が集まらくて催行中止。2名以上で催行ですが、当日はコムギしかいなかったようだ。
雲だめしご来光ツアー
1人あたり ¥3,500 (最低催行2名以上)
④タクシーチャーター
ツアー不催行のため、旅行会社が提案してくれた。リッチにタクシーチャーター。複数人で向かうのならば、さほど高くないのかも。
タクシーチャーター:往復 ¥4,500ほど(目安)
目安につき、タクシー会社にお問い合わせください。
宮交タクシー
TEL:0982-72-2121
わたしは歩くことにした
・歩けばタダ
歩けば、どこだって行けちゃうよ。
国見ヶ丘へ歩いていく
歩いたルート
高千穂町のホステルに泊まっていました。駅から外れているぶん、国見ヶ丘には近かった。
持ち物
・懐中電灯
・防寒具(カイロ、手袋、ニット帽、マフラー)
コムギの訪問時期は2020年11月。早朝の高千穂は、酷寒。
出発時は寒いけれど、歩いていると暑くなってくる。着脱の楽な重ね着で防寒で行くこと。
現地では動かないため、ものすごく寒い。もてるだけの防寒グッズを持っていくこと。
5:20
ホステルを出発
高千穂町のホステルに宿泊。ホステルから出発です。まだ眠い。
暗い。
前日、ホステルのご主人が持たせてくれた懐中電灯が,役に立つ!
暗すぎて映りませんが、真っ暗闇。夜明けが近づくにつれて、雲海目当ての自家用車がたくさん通過したので、あまり怖くはなかった。
歩いて1時間。空が白んできた。やだ、夜明けが近づいてきたんじゃない?と焦る。
なんだか白いものが脇に見える。
これ、これって!
雲海、出ている!
初めて目にしたときの雲海は、おどろきだった。予想より「広がっていた」。
国見ヶ丘展望台に到着
もうすでに人がたくさんいる。自家用車組かしら。
安心したのが、かなり広いこと。どこからでも雲海を見ることができます。「早く行かないと場所がなくなる」等、場所取りの心配はしなくて良いのでは。カメラが趣味で最高のショットを撮影したいなど、特別の事情があるならば別です。
国見ヶ丘展望台エリアについて
・トイレあり
・自販機あり
・広い
トイレもあるので安心です。
感動的な雲海
それでは、幻想的な雲海をご覧ください。
雲がね、たいら、なんですよ!
雲海とは、よく言ったもんだわ。海だわ。
ぼんやりしているけれど、太陽も昇ってきた。
幻想的!
古事記で「国生みの地」とされているのは納得だな。
いにしえより変わらない光景なのだろう。
この幻想的な光景を見たら、なにか特別な地であるって、誰でも感じると思うよ。
強い風が服と、木々が顔を出す。
すぐそこに、あったんだ。
雲で隠れて、わからなかったよ。
分厚い雲で、まったいらに、覆い尽くす!
ふたたび、霧が濃くなる、いや、雲が厚くなる。
途中、霧が立ち込めてきた。
日が高くなってきて、どんどん明るくなる空。
カメラマンたちは、まだまだその場を去らない。
コムギのiPhoneの広角レンズでは収めきれません。一面、雲なのです!
どこから見ても、雲雲雲。雲の海。
日が昇る側と反対側へ。
こちらにも雲海は出現している。
いつまで眺めていても、飽きない雲海。
雲が、まったいら!
フワフワしているから、飛び込んでも大丈夫なのでは?
真綿のようにも思えてくる。
空がどんどん、明るくなってきた。
ひと組限定だけれど、ブランコがありました。カップルが占領。譲ってよー!
日が昇り、雲が消えていく
雲海が消えていく時間も、それはロマンティックだった。
空が明るくない、
隠れていた木々が姿をあらわしてくる。ゆっくりと。
だんだん、輪郭がはっきりしてくる。
雲海の晴れる瞬間なんて、いままで考えたことなかったな。
太陽が昇って,霧が晴れると消滅するのですね。そりゃそうだ。
雲が、太陽に吸い込まれていくみたい。
(水蒸気になっているだけです)
一面を覆っていた雲は減り、海から普通の曇へ。
いままでの風景はなんだったのか。
すばやく様変わりした高千穂のまちを見下ろす。
このあたりで、みんな引き返す人がたくさん。コムギも、ホステルへ戻ります。
ニニギノミコト像
国見ヶ丘展望台にある、ニニギノミコト像。約5mと巨大です。
この像は、神楽酒造の初代社長が町へ寄贈したものだそう。
高千穂の町を見守っています。
国見ヶ丘から歩いて高千穂町へ
きた道を引き返す。下るだけだし明るいから、1時間もかからないかなと思っていた。でも1時間かかった。それは、途中の風景が楽しいから!
懐中電灯片手に、急いで歩いた道。こんなふうだったのね。
宿のご主人が貸してくれた懐中電灯。本当に助けられました、ありがとうございます!
朝霧がかかるなか、棚田が見えてきた。もちろん、くるときは真っ暗で気づかなかった。
高千穂町は、美しい棚田がいくつもあるのです。
歩いていて、よかったな。美しいな。
田舎のバス停は本数が少ないから?土地が余っているから?ゆったりの待合所も完備。
大きい道路沿いに歩きます。
途中で休憩スポットも。まだ開店前です。
公衆トイレも利用できます。
橋梁が、びっくりするほど巨大。どのように工事するのだろうか。スーパーゼネコンの技術者の話を聞いてみたい。
高千穂峡上の橋を通過。
橋から見下ろした高千穂峡谷。なかなかの高さ。
高千穂峡の駐車場は、8:20の通過した時点で満車ですって。いったい、何時にきたら停めれるのだろうか。やはり徒歩に死角はないわね。
高千穂交差点を通過。
ホステルに到着。
雲海みれましたよ!とご主人に報告。幸運ですねと言われて、いっそうニンマリ。
おしまい。
雲海が見れますように
国見ヶ丘から見下ろす雲海は、まんま古事記の世界。とっても幻想的。
雲海が出現するかどうかは運だのみ。ですが挑戦の価値はある!
雲海が出現しなくても、展望台からの眺めが良いので、朝焼け鑑賞だと思えばいいね。
高千穂を訪れたらぜひ、早起きして訪れるべきスポット。足のない方、諦めないで!徒歩でもいけちゃいますよ。
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