
中国で夜行列車に乗ってみた
夜行列車が好き。
- 移動時間を節約できる
- 寝坊の心配がない
- 宿泊費が浮いてオトク
- 特別感がある
中国では初めての夜行列車乗の体験記。
今回乗車した<硬臥>上段での移動は、超ハードでした。
二度と乗れる気がしないです。
この記事の旅
旅した時期:2025年10月
乗車した夜行列車
乗車したルート:
天津→石家荘
天津→石家荘
22:57天津
5:12石家荘
料金合計:2,834円
内訳:大人乗車券:2,422円、予約手数料:412円
復路は高速鉄道で戻ったのですが、所要時間は2時間弱で、運賃合計は3,400円ほど。大して変わりません。
今回の夜行列車:節約目的ではなく乗りたかったから乗った
夜行列車の切符の手配:
Trip.comで購入
Trip.comのサイトを通じて日本より購入。Trip.comからの購入は、手数料は必要ですが、めっちゃ便利です。
「寝台列車きっぷは争奪戦」の前情報は真実だった
発売開始日、入手できず。今回は発売開始前に事前予約をしていたけれど、競り負けた。中国の寝台列車は超人気ですぐに完売するという前情報は正しかった。でも、ここまでとは思わなかったわ。だって、上海→石家荘なんて、夜行でなくても昼間に高速鉄道がバンバン運行していて、ほぼ値段も変わらないのにさ。
キャンセル待ちで入手できた
発売日には変えませんでしたが、キャンセル待ちをしていた。一週間後くらいにTrip.comより購入成功の連絡が来た。
購入した席:硬臥上段
希望していた「軟臥」ではないけれど、しゃーないか。ちなみに、
軟臥:2段ベッド
硬臥:3段ベッド
それぞれ料金も異なります。ベッドの段の違いによっても異なる。
硬臥上段:3段ベッドの最上段といういちばん過酷な席
これならば、普通のシートの方がマシ!?
寝台列車《硬臥上段》
乗車体験記
乗車した時期:2025年10月
出発駅:天津駅
天津の高速鉄道駅は複数ありますが、今回は「天津駅」発便。

ライトアップされた天津駅
天津駅は、ライトアップの中心・開放橋も近く、夜のライトアップをギリギリまで楽しめた。

天津のライトアップ
駅周辺にお店あり
飲食店や、コンビニなど、天津駅近くの店舗は22時頃でも絶賛営業中でした。牛肉麺を食べたいところですが、時間がないのでコンビニでタマゴとビールを購入。

3段ベッドでは、ビールを飲むのに苦労することになる。

天津駅
巨大な絵天津駅。

入り口は、「天津駅」の文字の下でした。

駅舎にはいる。
保安検査+改札
ターミナルに入る前に手荷物検査を受ける。改札では、外国人は有人ブースへいき、パスポートチェックにて乗車予約を確認してもらう。
改札後、エスカレーターで上階のロビーへ。

待合ロビー
よく利用する「上海虹東駅」のターミナルに較べると、こぶりな待合ロビー。

改札中
乗車予定の便は、もう改札が始まっていた。

いそいでホームへ。
ホーム
ホームには、もう列車は到着していた。

長い長い車両。

カーテンは閉められていて、車両のなかは見えない。
食堂車
まんなかの車両あたりに食堂車がありました。

わたしは端っこのほうの車両だし寝台だしで、運行中は見に行けるかわからない。出発前に見学させてもらった。
写真が歪んでいるのは、「撮影はここだけにしてね」といわれたから変な角度になったため。実際に食事を提供しているかは、未確認。

乗車
はしっこのほうの私の車両に乗り込みます。

すでにほぼすべての乗客がのっていた。
硬臥・3段ベッド上段
これが、《硬臥・上段》か・・・!

- ふとん・まくらあり
- 3段だけど上段だけ異様に高さキャパが少ない
- 幅が狭い(上半身を起こせない)

感想:3段ベッドが想像以上に過酷。閉所恐怖症の方は止めておいたほうがいい
- 幅が狭い
- 上段が一番高さに余裕がない
- 上段の位置は高くハシゴの乗降にひと苦労
- 柵が低いので転落の危険

ま、好きで乗ってるんだけどね。本当に怖かったら、デッキで徹夜するかとも思っていました。低い柵については、転落防止のためリュックを間において壁にして対策しました。私は寝相がいいのです。
ちなみに車両内には椅子スペースもあるのですが、すでに占領されていた。最上段のわたしに譲れ~!とも思ったけれど、中段・下段とはいえ、成人男性にはかなり狭そうだ。

清潔なシーツがかけられた、かけ布団と枕がありました。

就寝
朝から天津を歩き回っていて、歩数は約3万歩。くったくたで、即寝。
寝る前にビールを飲んでいたため、途中覚醒2回、トイレに行きました。

過酷な状況だからこそ、ビールが美味しいな
到着30分前、パーサーに起こされる
ぼんやり起きていましたが、お越しにきてくれました。寝転がっている雰囲気じゃなかったので、荷造りしてベッドを降りる。起こしてくれるのは、10分前でいいのにい。
座るところがないな~と思っていたら、下段のかたがトントンとベッドをたたいて、横に座っていいよと誘ってくれた。

5:12
石家荘駅に到着
定刻少し前に到着。眠い。
この後の観光に、めっちゃ支障がでた。
夜行列車・バスに乗るときは、乗車時間が長いものを選ぶのがコツだと思う。今回は短かすぎたな。

からだはバキバキですが、中国夜行列車に乗ることができて、気は済んだ。満足。
おしまい。
NEXT:石家荘を日帰り観光
古都でお寺をめぐり、帰りは昼間の高速鉄道で天津へ戻りました。昼間の高速列車だと、1.5~2時間で移動可能。
天津&石家荘の旅
この旅のスケジュール
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