ウズベキスタン

ウズベキスタンが誇る超特急アフラシャブ号で高速&快適な長距離移動を!

 

ウズベキスタンの長距離移動のマップ

日本からウズベキスタンへ飛んで、国際線の飛行機が到着するのは、首都・タシケント。

首都ゆえに近代化が進みつつあるタシケントの観光はすっ飛ばして、

今回は、青の都・サマルカンドと、
中世のまちなみを残す古都・ブハラに行くことにしました。

 

約350キロ離れたタシケント〜サマルカンドへの移動は鉄道で。

ウズベキスタンの鉄道はとてもおすすめです。

  • 時間に正確
  • 乗車料金が安い
  • 素晴らしい車窓の景色

鉄道事情について、まとめてみました♪

鉄道の切符の買い方

鉄道切符の入手方法は3つ。

  1. 日本から代理店経由で入手する
  2. 現地のホテルで購入をお願いしておく
  3. 現地で直接買う
日本から代理店経由で購入する

実際は購入していないのですが、鉄道の時刻表を調べるのに利用しました。

事前に買うことも検討して、友人がチケット購入について問い合わせてくれたのですが、webサイトから申し込んで、チケット現物はホテルに届けてくれるそう。

ただ、やはりチケット料金は高い。手数料が取られるから当然か。。。

でも、確実に乗りたい列車があるのならば、多少高くても代理店経由で購入しておくことをおすすめします。

超特急アフラシャブ号は人気ですぐに完売するそう。コムギも実際に、当日&前日分は現地購入できませんでした。前々日の分をラスト2席で買えましたが。

advantour(アドヴァンツアー)
ウズベキスタン鉄道の時刻表検索にも利用できます。日本語表示あり

現地のホテルに購入をお願いする

ホテルの予約時に購入をお願いするのもアリかもしれません。もちろん、手数料は上乗せされる。

現地で直接買う

コムギは、往復分のチケットをタシケント駅にて購入しました。

実際は、ホテルから駅まで送ってくれた英語が話せるアレンジャーの男性が購入を手伝ってくれたのですが。

初見だとなかなか難易度が高いと思われます。

切符の買い方(タシケント鉄道駅)

  • 直接、鉄道駅へ行く。
  • 切符売り場(cassa、カッサ)は、駅の目の前の大きな建物。
  • 大きい建物なのに、窓口はたった3つしかない。
  • 当日券と予約分で窓口が違う
  • 購入にはパスポートが必要
  • 発券に時間がかかる。窓口での購入のみで、購入者情報を手作業で入力しているため。
  • 早めに、できれば乗車1時間前には到着しておくこと

当たり前ですが、自分で購入すると手数料上乗せされないのでかなり安く乗れます。

乗車1時間前までに、としましたが、できれば前日までに購入しておくのが望ましい。

切符購入が間に合わず乗り遅れる・・・という惨事になりませんよう、お気をつけください!

切符はこれです

特急シャーク号のチケット

乗車後にいったん回収されますが、あとで車掌さんより返却されますのでご安心を♪

鉄道駅のようす

タシケント駅

ウズベキスタンの首都・タシケント。

日本からウズベキスタンへ空路でくる場合、まずはここ、タシケントに到着するはず。

タシケント鉄道駅の切符売り場

タシケント鉄道駅の建物。

1階が切符売り場(cassa)。

タシケント鉄道駅の保安ゲート

切符をうりたら、切符売り場の建物をでて、駅構内にはいるためのゲートをくぐる。

チケットを持たないものは入場できません。

タシケント鉄道駅の入り口

鉄道駅への入り口。荷物の保安検査もあります。

タシケント鉄道駅の地下通路

鉄道のホームまでは、地下道を通ります。

エスカレーターやエレベーターなんてものはなく、すべて自分で運ばねばなりません。

アレンジャーの男性が2人分のスーツケースを運んでくれた。

ありがとう!ちなみに、ポーターサービスもあります(有料)

タシケント鉄道駅のホーム

タシケント駅のホーム。

横に写っているのは特急シャーク号。

サマルカンド駅

青の都・サマルカンド駅。

サマルカンド駅の外観

サマルカンド駅の案内板

サマルカンド鉄道駅の待合場所

駅の待合室。とても広いけれどベンチ数には限りあり。

サマルカンド駅では、発車時刻が近くまではホームに入場できないルールです。

サマルカンド鉄道駅のシャンデリア

駅には豪華なシャンデリア。ブルーのカラーリングがとっても素敵な駅舎です。

サマルカンド鉄道駅の電子時刻表

電子時刻表も、わかりやすい!

サマルカンド鉄道駅の清潔なトイレ

地下1階には無料のトイレもある。

清潔でしたよ。

サマルカンド鉄道駅のホーム

駅のホーム。

サマルカンド鉄道駅のホームで売られているサマルカンドナン

ホームでは、サマルカンド名物のナンが屋台で売られています。

買っていく人が結構いた。

異国らしさを味わえる特急シャーク号

乗る予定だった特急アフラシャブ号が完売していたので、やむなく乗った特急シャーク号。

予約は簡単にとれた。当日でもOK。
アフラシャブの満席がウソに思えるくらいに、シャーク号はガラガラでした。

特急シャーク号
タシケント駅〜サマルカンド駅
8:58-12:14(3時間16分)
エコノミー席: 58,000スム(約770円)

エコノミー席を購入しましたが、アレンジャーの取り継ぎでワイロによりVIP席・コンパートメント貸切になりました。

ワイロによる切符ランクアップ記事はコチラ

VIPシート、ものすごくよかったです〜〜!

特急シャーク号のVIPシート

特急シャーク号のVIPシート

6人1室。ゆったりした大きなシートです。

大きいテーブルもついています。

今回は2人で貸切なので、ひとり3席を使って仮眠もしました。

けっこう揺れるけれど、たいていどこでも眠れる頑丈なコムギです。

特急シャーク号のVIPシート

鏡も荷物棚もたっぷりついている。

きづかなかったけれど、TVもあるね。

車内販売でコーヒーを買った

コムギたちはワイロによるランクアップだったので、

車内販売が来たら、売り子さんのために何か飲み物を買ってあげてね

と言われていました。

車内販売のコーヒー

コーヒーを買う。2,500スム(約33円)

ノンシュガーといったけれど通じなかったみたい。

激甘ミルクコーヒーがやってきた・・・

激しい揺れで、こぼれそうなので、がんばって飲みました。

窓から広大な砂漠地帯を眺めよう

車窓から見える砂漠

午前中の列車だったので、外の景色がよく見える。

出発したタシケントも、到着予定のサマルカンドも、どちらも砂漠のオアシス都市。

2都市を結ぶこの鉄道、とうぜん砂漠を通ります。

この風景を眺めているだけでも楽しい。

ここで放り出されたら、乾燥して死んじゃうな

コンパートメントの中からでも、砂漠の過酷な自然環境が見れました。

暑くて乾燥している砂漠をながめていると、喉が乾いてくる。

ここでビールが飲めれば最高なんだけどな・・・

ウズベキスタンでは、たとえコンパートメント内でも車両内での飲酒は法律違反なのです。

電車で缶ビールやワンカップを飲むオジサンたちがたくさんいる日本の電車内とは大違いの、厳しいルール。

コムギもちゃんと、郷にならいました!

特急シャーク号

アフラシャブに乗れず意気消沈していましたが、これはこれでよかった。

午前中に乗ったので車窓からのダイナミックな風景を楽しめたけれど、夕方以降の便だったら、真っ暗で何も見えず、揺れも激しいしツライかも?

のるなら断然午前〜お昼の時間帯がオススメです♪

ウズベキスタンの誇る超特急アフラシャブ号

前々日に購入したので、復路は超特急アフラシャブ号に乗れた。

値段はシャーク号と100円くらいしか変わらないね。

超特急アフラシャブ号
サマルカンド駅〜タシケント駅
18:00-20:10 (2時間10分)
エコノミー席: 65,000スム(約860円)

アフラシャブ号、ホーム入場

超特急アフラシャブ号

シャーク号とちがって、現代的なデザインのアフラシャブ号。

アフラシャブ号の内部のようす

満席の車内

わ!満席ですね。シートも現代的です。とても清潔。

軽食とドリンク

疲れて即寝&ガン寝していたコムギ。

目覚めると、目の前に軽食とお茶(パック)が置いてありました。

クロワッサン

中身はクロワッサン!

アフラシャブ号では、ドリンクと軽食がサービスされるようです。

起きていたら、あたたかいコーヒーか紅茶をもらえたみたい。

ガタゴトした揺れはほとんどなしで、2時間爆睡できました。

これ、日本人からすると通常の感覚だけれど、ウズベキスタンでは超・革新的なんだろうな。

それなのに、他車両と乗車料金に大差ない。

アフラシャブ号だけ大人気なのもうなずけます。

鉄道での長距離移動、オススメです

シャーク号もアフラシャブ号も、どっちもおすすめです!

  • とにかく疲れているので車内で眠りたい
  • 電車の揺れに酔う
  • 一刻でも早く移動したい。
  • 夕方以降の乗車
     アフラシャブ号
  • 異国情緒を満喫したい。
  • 朝~夕までの時間に乗車
     シャーク号

という切り分けがオススメ。

今回は、チケット事情により、
往路:シャーク号で砂漠の車窓を楽しみながら(朝)
復路:クタクタなのでアフラシャブ号で曝睡(夜)

偶然でしたが、ちょうどよかったです。

ウズベキスタンの長距離移動、鉄道をおすすめします!

あなたの旅の参考になりますように。

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