フィリピン

【旅の行程&費用】週末海外ひとり旅《ラワグ・パオアイ・ビガン》ルソン島の世界遺産をめぐる

 

世界遺産ビガンの風景

この記事では、フィリピンへの旅の
スケジュールと費用を記しています

フィリピン、ルソン島北部
ラワグ&ビガンへ

航空券を買ったあと、旅行会社勤務の知人に「マニラは、めっちゃ治安が悪い。やめときな」と脅される。そんなに危ないの?

びびった私:マニラから離れて、比較的安全そうなラワグ&ビガンへ行くことにした

旅の概要

旅した時期:2018年9月
日本とフィリピンの時差:日本よりマイナス1時間
1 フィリピン・ペソ2.08円

この旅のスケジュール

1日目:大阪KIX→マニラMNL(空港泊)
2日目:マニラMNL→ラワグLAO、ラワグ観光、ラワグ→ビガン(ビガン泊)
3日目:ビガン観光、移動:ビガン→マニラ(車中泊)
4日目:マニラ観光、マニラMNL→大阪KIX

日本からマニラへの往復航空運賃:
31,400円

大阪⇒マニラ
直行便
・大阪(関西)-マニラ(セブ・パシフィック航空)

マニラ⇒大阪
直行便
・大阪(関西)-マニラ(セブ・パシフィック航空)

マニラからビガンへの移動は飛行機で。(別料金)

マニラ⇒ラワグ(+7,488円
直行便
・マニラ-ラワグ(フィリピン航空)

この旅で訪れたところ

ラワグ LAOAG
葬儀の行進

フィリピン式の葬儀を見かけた

パオアイ PAOAY
パオアイ教会 サン・アウグスチン教会の正面

世界遺産、パオアイ教会ことサン・アウガスチン教会

ビガン Vigan
昼間のビガン、クリソゴロ通り

世界遺産の街、ビガン。スペイン統治時代の街並みが残る

Day:1
金曜日(出勤日)

関西国際空港

2018年9月、台風21号上陸し閉鎖していてからはじめて行く関空。完全復旧していました。

関空

まだ休業中の店も

フライトは通常通りに戻っていますが、関空の一部の店舗はまだ休業中。

愛する「551蓬莱」は休業中だった。

関西空港の551蓬莱は閉店中

海鮮焼きそば、食べたかったよう。

551蓬莱の海鮮焼きそばが美味しい

関空ならば、551蓬莱レストラン一択!

プライオリティパスで無料の「ぼてぢゅう」はオープンしていた。混雑していたので今回はパス。

関空のぼてぢゅうは営業再開

Flight:大阪→マニラ

セブ・パシフィック航空
大阪(関西)-マニラ
flight time:4時間10分

21:15
関西国際空港 (KIX)

今回はCebu Pacificの飛行機。乗るのは初めて。

はじめてのCebu Pacific

Cebe PacificはフィリピンのLCC。LCCではありますが、Peachと違ってターミナル1からの出発なのでストレスはなく。

私にとっては、LCCかどうかよりも、ターミナル1かどうかが重要なのです(関西空港出発の場合)。

関空のターミナル2、嫌いだ。

Day2:
土曜日

0:25
ニノイ・アキノ国際空港(MNL) 

フィリピンの首都マニラ、ニノイ・アキノ空港に到着するのはちょうど日付が変わった頃。

ニイノ・アキノ空港へ到着

およそ4時間のフライト。
フィリピンは日本から時差マイナス1時間です。

空港泊:ニノイアキノ 空港ターミナル3

ニノイ・アキノ空港は24時間営業ですが、ラウンジも空いていない。ターミナル3の椅子で眠りました。

ニイノ・アキノ空港は混雑

明るいし、なかなか寝付けず。。でも寝ましたけれど。

ニイノ・アキノ空港で眠る人々

頑丈な自分の体を嬉しく思うけれど、それと引き換えに女性として色々なものを失っている気がする。

6:00 朝食

誰にも起こされませんが、なんとなく起きてしまう。

ニノイ・アキノ空港のフードエリアは24時間営業。座席数もたっぷりある。

ニイノ・アキノ空港のフードエリア

何を食べて良いかわからないので、血迷って、中華系のレストランチェーンへ。

ニイノ・アキノ空港 Chawikin's

フィリピンっぽさは、皆無。

シャトルバスでターミナル2へ移動

国内線に乗り換えるべく、ターミナル2へ移動。

ニノイ・アキノ空港のターミナル間はシャトルバスがあります。

ニイノ・アキノ空港のターミナル間シャトルバス

搭乗券必要、Phillipins Airlineの国内線発着するターミナル2は、約30分に1本でした。

時間が近づくと、係りの人が名前を呼んでくれます。

シャトルバスは約20分程度。おどろくことに、滑走路を通る。

ニイノ・アキノ空港の移動中も楽しい

小型ジェット機とか、整備中の飛行機とかも眺めながらバスは走る。

飛行機を移動手段のひとつとしか捉えていないけれど、これは楽しいぞ!

Flight:マニラ⇒ラワグ

フィリピン航空
マニラ-ラワグ
flight time:1時間00分

11:15
ニノイ・アキノ国際空港(MNL) 

Philippins Airlineで、首都マニラからルソン島北部の都市、ラワグへ。

フィリピン航空

約1時間のフライト。

機内食の軽食

Philippins Airlineは国内線だし1時間程度だけれど、軽食がサーブされましたよ♪

ふだん乗るのがLCCばかりなので戸惑います!優しさに慣れていない。

12:15 12:45
ラワグ国際空港(LAO)

飛行機は約20分遅れてルソン島北部の街、ラワグへ到着。

ラワグ市街へはバイクにサイドカーがついた乗り物、トライシクルで向かいます。

トライシクル

シンキング・ベルタワー

市内を観光。

ラワグのシンキング・ベル・タワー

少しずつ沈んでいってるとか

ラワグはさほど見どころはなく、早々に移動。

14:30
ジプニーでラワグからパオアイへ

目的地、ビガンへ行くまで、パオアイに寄り道。パオアイへはジプニーで向かいます。

ラワグからパオアイ:45分

ジプニー

 

ラワグ市街は少し渋滞していたけれど、それ以外は快適!

15:15
パオアイ到着

ジプニーに「パオアイ教会(サン・アウグスチン教会)行きたい」と伝えておいたので、目の前で降ろしてもらえた。

パオアイ教会の裏側

世界遺産・パオアイ教会

うわーすごい!
さすが世界遺産。この風格よ!

感嘆していたら、これは裏側でした。

パオアイ教会 サン・アウグスチン教会

こっちが正面。世界遺産指定も納得。

パオアイ教会 サン・アウグスチン教会の正面

16:10
パオアイからバタックへ

世界遺産・パオアイ教会を見たら、この旅の目的地、ビガンへ。

ビガンへは、ラワグからバスが出ているとのことですが、いったんラワグへ戻らずにバタックという街へ行く。

バタックへはトライシクルで

トライシクルで移動。

「ビガンに行くバスに乗りたいから、停留所まで連れて行って!」とお願いしたので、バス停は事前に調べていなかったけれど連れて行ってもらえた。

いちいちラワグまで戻らなくても、バタックへ行くほうが時間も距離も節約できますよ。

Partusのバスで移動
バタック→ビガン

バタックからビガンまで:約2時間

トライシクルでバタックにつくとちょうど、ビガン行きのバスがやってきていた。

快適という評判の高いPartusのバス!出発間際で乗れた〜。

Partusのバスの車内

嬉しい。この路線は1時間に1本らしい。

待たずに乗れるなんて、奇跡!

Partusのバス車窓から見える夕日

車窓を眺めながら夕日を眺めたり。

あー疲れた。

18:00
ビガンに到着港

PARTASのビガン・バスターミナル到着。

 PARTASのビガン、バスターミナル

フィリピンでは同じエリアでも、バス会社ごとにバスターミナルが違うのでややこしい。

ビガンのスーパーマーケット

スーパーは近代的

ちょっとスーパーに入っていたら、あっというまに日が暮れた。

今日、何も食べていないことに気づいて、フライドチキンのお店でテイクアウト。

大人気フライドチキン

というか歩きながら食べましたよね。。。

今日、朝から何も食べていなかったもの!チキンひとつ20ペソ(約40円)。カラッと揚がっていて美味しかった。

19:00 チェックイン

今回は、物価の安いはずのフィリピンでは高価なホテルに宿泊。といっても、外資系リッチホテルではない。

地元の名士の邸宅が博物館兼ホテルになっている、というところ。

邸宅ホテルに宿泊

Villa Angela Heritage House
¥7,488/1泊
26 QUIRINO BLVD., Vigan, 2700 Philippines
Googleマップ
Booking.com(予約サイト)

邸宅ホテルの個室

邸宅に泊まれます!ベッドが3つある

知ってから、ぜひ泊まってみたかったのです。

夕食を食べに市街へ

ホテルからは徒歩3分、世界遺産指定されている「クリソゴロ通り」へ。ビガンはとても狭いエリアです。

クリソゴロ通り

スペイン統治時代の建物が現存するエリア。

クリソゴロ通り ビガンの世界遺産

イメージしていたフィリピンと違う。
ロマンティック!

クリソゴロ通り 世界遺産

どちらかといえば陽気な南国であることを忘れる、不思議なロマンティックさ。

まだ観光客は押し寄せていないのか、21時を過ぎた頃には、とても静か。

幻想的で素敵!

レストランで夕食

フィリピン料理を食べよう、カネには糸目はつけないぜ・・!

張り切ったものの、ひとり客には厳しいラインナップでした。なかなか注文させてもらえなかった。どれもボリュームあるよ、ひとりでは厳しいかもね、これはどう?

フィリピンの料理

提案されたお料理だけでは足りなくて、追加注文することに。

Day3:
日曜日

早起きするつもりが、携帯もったまま寝落ち・・。いそいで朝食へ。

9:00
ホテルの大食堂で食事

本日の宿泊客はわたしひとり。すてきな邸宅の食堂でモーニング。優雅だ。

ビガンの邸宅で優雅な朝食

朝食後、大広間でお昼寝

この素敵な邸宅の大広間で、私は眠った。

邸宅の大広間

あれだけ寝ていたのにもかかわらず、朝食後も大広間でゆったりウトウト。

邸宅で過ごす午前

ため息しかでない

フィリピンは暑いのですが、家屋の中にいると風が入ってきてとても気持ちいい。

チェックアウト

クリソゴロ通りへ

昨晩に通ったクリソゴロ通りへ再び。車乗り入れ禁止で、馬車は通っている。

昼間のビガン、クリソゴロ通り

ここ、ビガンのクリソゴロ通りは、いままで馬車がとても似合う石畳の通り。

おみやげ物屋さんも、たくさん。

ビガン、クリソゴロ通りの土産物屋さん

昼のビガンも、これはこれでステキ。

ビガンは小さな街で、クリソゴロ通りの町歩きをメインとして、見どころを回っても1日でいいかな。

ベル・タワー

トライシクルで約5分のベル・タワーへ。

ビガンのベル・タワー

党の上からはビガンが見渡せます。

ビガンのベル・タワーから見た風景

バスターミナル

飛行機は首都マニラまで1時間と楽なのですが、なんせ、ちょうど良い時間がない。

せっかく来たならば、めいっぱい、ビガンで過ごしたい!と思い、帰りは夜行バスでマニラへ戻ることにした。チケットは日本でネット予約。

夜行バス

バスで移動:ビガン→マニラ

夜行バスは、満席で狭くて、なぜか映画が放送されていて、音楽もうるさく、なかなか過酷でした。

夜行バスの座席

座席は狭くて椅子も硬い、最後は満席に!

でも、寝たけどね!

Day4:
月曜日(祝日)

04:45
マニラ到着

マニラのバスターミナルに到着。朝4:45。

マニラは治安が悪いと聞いていたのでかなりビビる。
寝ぼけてるしさ。

たしかに怖いわ・・・

照明があまり点かないため、ほんとうに薄暗いのです。でも、早朝から動き出す人々も多く、想像していたよりも怖くない。てか、暗くて見えないだけで大通りを歩けば人がたくさん歩いているし、いたって普通です。

フィリピンのバスはわりと時刻に正確だった

アジアあるある、ゆるい時間管理のイメージを抱いていましたが、バスの出発時刻も到着時刻も定刻通りで、むしろ驚いた。

05:15
高架鉄道Cubao(クバオ)駅出発

マニラを走る高速鉄道に乗って空港へ向かう。朝5時すぎだというのに、車内はひどいラッシュ。みんなこんな朝から働くのですね。働き者だな。

高速鉄道

ラスト1駅、ようやく空いてきた

06:00
バスターミナル到着

高架鉄道のLINE3、Tafe Avenue駅すぐのバスターミナルから、空港へのループパスが出ている。今回はそちらを利用することに。

エアポートループバス

朝6時から運行と聞いていたのに、6時を過ぎても発車しないバス。出発せずに、全員降ろされた!英語の説明ももちろんないから、理由は不明。

時間の余裕がないかたは、やめたほうがいいかも。

06:30
バス出発、空港へ

次のバス、来た。ほっとする。空港までは20ペソ(約20円)。安い。

エアポートループバスの車内

約10分でターミナル3へ到着。

こんなに近いのならば、タクシーでも良かったかも!?
でも、ローカルの乗り物にのるのは旅ならではで楽しいだよね。

朝食:MAX’Sでフライドチキン

マニラでも安全と言われている空港、ターミナル3で朝食。朝っぱらから、フライドチキンを食べる。

max's フライドチキン

ビガンでもあったファミレスチェーン、max’sへ。

ビガンのお店よりも高い気がしました。少なくとも、ビールは。

朝からビールを飲む、3連休を大満喫。

マッサージチェアでうたた寝

ターミナル3の4階に、電動マッサージチェアを発見。

ニノイ・アキノ空港のマッサージチェア

このマッサージチェア、30分で110ペソ(約220円)。

ペソも余っているし、横になって熟睡できたらいっか〜♪と思い、トライ。

ニノイ・アキノ空港のマッサージチェアはなかなか痛い

悲報:痛すぎて眠れなかった

眠たいのに痛くて眠れない・・・拷問の一種ではないかしら。

どうやら、私は左足のどっかのツボに起因するどっかに疾患があるらしい。

ラウンジ
SKY VIEW LOUNGE

フライト3時間前、出国後にラウンジへ。

ニノイ・アキノ空港のSKY VIEW LOUNGE

ラウンジ
PACIFIC CLUB LOUNGE

ニノイ・アキノ空港のPACIFIC CLUB LOUNGE

Flight:マニラ→大阪

セブ・パシフィック航空
マニラ-大阪(関西)
flight time:4時間15分

14:55
ニノイ・アキノ国際空港(MNL) 

Cebu Pacific

定刻通り、出発。

20:10
関西国際空港 (KIX)

関西国際空港

おしまい。

週末海外
フィリピン(ラワグ、ビガン)
女子ひとり旅を終えて

なかなかわんぱくに過ごした旅。

  • 空港で眠る
  • 夜行バスに乗る

思ったこと:アラフォーの私、こんな無理ができるのは今だけかもしれない・・・

ニノイ・アキノ空港で眠る人々

体力の続くうちに、いろいろ飛び回っておこう!

あらためて思ったフィリピン旅でした。

ビガンの街で遊ぶ子供たち

イエーーーイ!

 

 

フィリピン3日間の旅
ラワグ・パオアイ・ビガン

この旅のスケジュール

 

ラワグ
Laoag

はじめてのフィリピン

 

パオアイ
Paoay

世界遺産の教会

 

ビガン
Vigan

世界遺産を歩く

ビガンでごはん

ヘリテージホテルに泊まる

 

フィリピン

マニラで空港泊
@ニノイ・アキノ空港 Terminal3

フィリピンの夜行バス

ご当地スイーツ

 

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