世界遺産のまち、ビガンでの食事事情は?
ビガンを含むイロコス地方の名物料理であるエンパナーダと、大皿料理が一般的なフィリピンにて、ひとりでも大丈夫のおすすめレストランを紹介します。
目次
1.おひとりさまには厳しいフィリピン料理
3.イロコス地方名物・エンパナーダ
4.いろいろな料理をちょっとずつ。プレートメニューのあるレストラン
5.最終手段:ご当地ファミレス
6.マクドナルドもあった
7.ひとりでも大丈夫!
おひとりさまには厳しいフィリピン料理
レストランでもファミリーレストランでもなかなか困ったこと。
お一人さまだと断られるメニューが多い。
それは、とってもボリューム満点だから。
食べてみたいなあと思っていても、「2名以上」と書いてあるし、注文しても断られるのです。
GOOD FOR 2 PERSON ばっかりです。。
そんなこんなで、一人でもいけそうな料理は?と注文したら、
フィリピン版チョリソーが出てきたり。
ソーセージかよ!
足りないよ〜〜。
そんな苦境でも、なんとか食事にありつけました。
ひとり旅でのビガン食事事情をご紹介します!
イロコス地方名物・エンパナーダ
エンパナーダとは?
生地またはパン生地を折りたたんで具を包んで作る。
南米で愛されるスナック。中身の具や、あげるか焼くか、サクサクかシットリか、地域によって違うらしい。
ビガンを含む、フィリピン北部イロコス地方のエンパナーダは、フィリピンの他の地域と異なる。
北部イロコス地方のエンパナーダは、塩味の、青パパイア、リョクトウ、好みにより、刻んだイロコス産ソーセージ(チョリソ)または卵黄のフィリングで作る。生地はフィリングを薄くカリッとした生地である。オレンジ色に着色した米粉を使い、焼くのではなく揚げて作ることによる。
屋台で買えるスナック
あちこちに、エンパナーダの屋台が出ています。屋台でなくても専門店も。
常時、皮から作って、その場でジュージューと揚げられていくエンパナーダ。
ひとつから頼めるしお一人様でも大丈夫!
屋台で食べてみたよ
クリソロゴ通りの裏に、たくさんの人が寄っていくエンパナーダのお店を見つけました。
エンパナーダの人気店みたい。
入ってみることにしたよ。
注文すると揚げてくれる
食品ケースにはエンパナーダやらが陳列されていますが、これをふたたび揚げ直してくれた。
油っこそうだ・・・・!
食べる前から胸焼けが!
揚げる横では、女性がエンパナーダを作り続けます。
これがエンパナーダだ!
エンパナーダ
40ペソ(約80円)
コムギは、玉子と肉がはいっているものにしました。
想像よりも脂っこくない!
サクサク、玉子は「たまごサンドのような、みじん切りにした玉子」がたくさん入っている!
相当高カロリーだろうけれど、これは美味しいわ〜♪
テーブルは、みんなで相席。
マダムも、若い女の子たちも、おじさんも。
人気店なのか、とっても流行っていました。美味しかったよ〜!
でもまちがいなく、高カロリー!でもビガンにきたからには、イロコス地方名物のエンパナーダをぜひ食べるべき。
いろいろな料理をちょっとずつ。プレートメニューのあるレストラン
2人前以上から、のボリューム料理の傾向にあるフィリピン。
ビガンのクリソロゴ通りの北の終点にある、有名レストラン【CAFE LEONA】には、いろいろな料理をちょっとずつ食べれるプレートメニューがありました!
CAFE LEONA
CAFE LEONA
Mena Crisologo St, Vigan, Luzon, Philippines
噴水のすぐ前。
グリーンの壁が可愛らしい、とても絵になるレストランです。
夜にはテラス席ができる
日が暮れてくると、店の前にテラス席が登場しました。
この光景を見て、夜はココで食べよう、と決めたコムギでした。
夕食はテラスで
暗くなって、ヨーロッパ度が増す、クリソロゴ通り。
一人旅におすすめ!
フィリピンでは珍しい、日本人受けしそうな、「少量・多種」メニューがありました。
それが、”CAFE LEONA NATICE SPECIAL”です。
CAFE LEONA NATICE SPECIAL
325ペソ(約650円)
ちょっと割高なのは仕方ない?
フィリピン料理の定食、といったところ。
ローカル料理は、日本でもおなじみの食材でもやっぱり独特の味付け。
いろいろ食べてみたいから、この量がちょうどいいな。
フィリイピンビール、飲み比べ
フィリピンといえば、サンミゲル社の独占状態じゃないのかというくらい、サンミゲルしか見かけなかった。
「外国ビール」としてハイネケンとかは置いてあるけれど、フィリピン産って、サンミゲル社しかないの?
夜21時のバスに乗るんだから、トイレはないんだから、控えなくっちゃ・・・
背徳感を抱えながら飲むビールは、いつもより美味しい!
サンミゲル、軽くて飲みやすい。けれど、ちょっと物足りない。
アップルフレーバーとレモンフレーバー。完全にジュースです。
サンミゲル、コンプリート!
右から2番目のペールエールが一番好きでした。
日本と解釈が違うメニュー
ビールが進んで、なにかおつまみを。サッパリしたものが食べたいな
「トマト&モッツァレラ」を頼んだところ・・・
トマトの上に、小麦粉とモッツァレラチーズがのって、揚げられています!
確かに、トマト&モッツァレラには、まちがいないのだが。。
フィリピン=なんでも揚げちゃう のでしょうか!?
これはこれで美味しかった♪
ビガンの夜は更けていく。
最終手段:ご当地ファミレス
お店選びに困ったら、ファミレスも良いんじゃないか?
国内旅行やデートで行く店としてはガッカリ店に挙げられがちなファミレス。
旅行者にとったら、一般的な郷土料理はひととおりラインナップされているし、品質も安定しているし。
なにより、おひとりさまでも入りやすい。
ご当地ファミレス・MAX’s
フィリピンの有名ファミレスチェーン、MAX’s。
ここ、ビガンにもありました。
お昼時には、すごい人!
ビガンには、観光客がはいるようなレストランが少なかったこともあるのかな?
クリソロゴ通りの北の終点にあります。
丼メニューあり
ここファミレスチェーンでも、グランドメニューは大盛りがほとんど。
そのなかで、「ボウルメニュー」を発見!
Kare-kare Solo
249ペソ(約500円)
これにしよ。
カレカレは、フィリピン版シチュー。牛肉やモツなどが入ります。
ボウルメニュー、すなわち丼。
ライスの上に、どど〜んと、載っている。
でも、なんか、想像していたカレカレと違う。。。
汁っけがゼロ!
このソースで味を調節するらしい。
確かに、量は一人前でお一人様にはちょうどよかった。2人前以上のメニューは本当に大盛りなんだろうな。
味は、まあわざわざ食べるほどでもないかしら。
ビールも飲める
フィリピンではビールも注文できます。フィリピンはイスラム教国でなくカトリック教徒が90%以上の国。
飲み物が3つも来た!!
ビールと、
ビールのアルコールを薄めるための水を注文したのだけれど、なんとお茶までやってきた。
ボウルメニューにはお茶がセットになっていたらしい。
オーダーしたときに、店員さんが「!?」って顔していたのは、これだったのか・・・!
誕生日パーティーに居合わせる
突然音楽が鳴り響き、大合唱が始まった。
レストランのサービスのよう。
フィリピンでも、サプライズバースデイパーティのサービスがあるのですね。
マクドナルドもあった
旅先でマクドを見つけたら、ついつい覗いてしまいます。
ビガンのマクドナルドは大混雑。
異国のマクドでは、メニューチェックも楽しい!日本にはないメニューもあるから。
チキンメインのラインナップだね。
マクドというより、ケンタッキーのような?
ライスもセットについているし。
なつかしい、ドナルドのキャラクターもいてた。
このキャラクターたち、いまの日本ではなかなか見かけませんよね?
店内にはキッズスペースがありました。
現在の日本では都会にできたりオトナ路線にシフトしているような印象のあるマクドナルド。
ビガンのマクドナルドは、なんだか懐かしい気持ちになりました。
ひとりでも大丈夫!
フィリピンは大皿料理で一人旅には厳しい、と思ったものの、回避することもできました!
ひとりじゃなくっても、ぜひイロコス地方名物のエンパナーダは食べるべき。
胸焼け必至ですがその価値はアリですよ♪
あきらめずに、おひとりさまでもフィリピン料理を楽しもう!
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