ソウル seoul

【DMZ】非武装地帯ツアー《第3トンネル》かつて北朝鮮が南侵を図った地下トンネルを歩く

DMZの人形

非武装地帯(DMZ)
ソウル発日帰りバスツアーに参加

「北朝鮮の見えるスターバックス」と迷ったけれど、
北朝鮮がゲリラ部隊を送り込む目的で非武装地帯の地下に掘ったという「第3トンネル」を歩けるこちらのツアーを選びました。

  • 臨津閣ヌリ平和公園
  • 第3トンネル
  • 都羅展望台
  • 統一村(ショッピング)

撮影NG地帯が多かった。
そして、天気が悪く都羅展望台から北朝鮮は見えず。

こちらを訪れた旅

旅した時期:2025年7月
1 韓国ウォン 0.1067

非武装地帯(DMZ)
グループツアー(日本語ガイド付)
ツアー概要

  • 集合時刻:8時
  • 解散時刻:14時
  • ツアー料金:約4,400円
  • 集合&解散(ソウル駅周辺弘大入口駅

わたしはKONESTで申し込む。いくつか申込先があったみたい。どこから申し込んでも同じツアーになるならば、安い方がいいね。

非武装地帯(DMZ)
ツアー参加記

参加した時期:2025年7月

ツアー集合場所:
弘大入口駅3番出口

ガイドさんが、3番出口を上がったところで待っていてくれた。

大型観光バス

スーツケース等の預入も可能。DMZツアー後はソウル駅から移動予定だった私は、めちゃ助かった。

弘大入口駅

ツアーバスに乗車

弘大入口から乗車したのは、わたし一人だけだった。他は皆、ソウル駅周辺からすでに乗り込み済みでした。

ツアーバス車内

わたしは一人で2人席利用で快適。

シート

日本語ツアー、大盛況

ツアー申込時に「日本人の参加人数が少なければ日本語ガイドはつきません(英語ツアーとなる)」との注意書があったけれど、杞憂だった。日本人参加者で、いっぱい。そりゃ人気観光先だもんな。

バスは英語ツアーとの混載

大型バスの半分超が英語ツアーの参加者。そのため、ガイドさんが2人。交互に英語と日本語でそれぞれのメンバーに説明していく。英語ガイドさんは若く、めっちゃノリノリだった。日本語ガイドさんは年輩の女性で、ノリノリ度こそ負けているけれど、なかなかに楽しい人だった。

車窓

臨津閣ヌリ平和公園

到着。受付等はガイドさんがまとめて手続きしてくれます。

臨津閣ヌリ平和公園の建物

平和の鐘

人類平和と民族統一を祈願して造られた鐘

平和の鐘

臨津閣平和ゴンドラ

民間人出入統制区域を結ぶ韓国初のゴンドラ

第3トンネルを見学する今回のツアーでは、トンネル入場時刻が当日に指定される。今回のツアーでは、トンネルの指定時間を考慮すると臨津閣での滞在時間に余裕がなく、ゴンドラに乗ることができなかった。逆に待機時間が長い場合は、個人でゴンドラで往復しても良いみたいです。

 

どこからどこまで撮影可能なのかにビビる。(ゴンドラはOKらしい)

撮影禁止の看板

線路

線路跡

線路沿いに、平和の少女像(慰安婦像)がありました。ニュースで見かけるこの像は、155体以上あるらしい。

平和の少女像(慰安婦像)

京義線長湍駅の蒸気機関車

韓国戦争中に被爆 ・ 脱線してから半世紀以上にわたって非武装地帯に放置されていた南北分断の象徴

京義線長湍駅の蒸気機関車

銃弾跡。

銃弾跡

三菱マーク。

三菱マーク

かつては北朝鮮にもむかっていたとわかる標識。

駅の標識

バリケードにかかった、たくさんのリボン。

バリケードにかかったリボン

トッケ橋

韓国戦争当時に爆撃によって破壊された鉄橋の形を模して再現されてた眺望スポット

ツアーの自由行動中に希望者が行くことができる。入場料は自己負担。

トッケ橋のなかの建物

車両のなかを模した部屋を通過。休憩所なのかな。

鉄道車両を模した部屋

足元はこんなふう。

トッケ橋の足元

透明の床の下には薬莢がばらまかれていた。

薬莢

この橋からは制限エリアをより近くで眺めることができた。
撮影OKエリアでしたが、風景はどこまでOKなのかよくわからなかった。よって自粛。

撮影禁止の看板

自由の橋

1953年、韓国戦争捕虜 12,773人を交換するために仮設された橋

修繕中なのか、いつもなのか、渡ることはできなかった。

自由の橋

望拝壇

北朝鮮に故郷がある失郷民は、ソルラル(旧正月)や秋夕名節など家族に会いたい時には故郷に少しでも近いこの場所で先祖を追慕する

望拝壇

望拝壇

臨津閣

南北共同声明を発表した直後に失郷民たちのために建てられた建物

臨津閣

展望台からは民間人統制区域が見えた。撮影禁止!

撮影禁止の看板

撮影スポット

撮影スポット

バスで移動

次のスポットへ。

雨

雨

第3地下トンネル

ツアーの大本命、北朝鮮が非武装地帯の韓国側に侵入して堀ったという地下トンネル。脱北した測量士が通報したことで発覚したらしい。いまは核弾道ミサイルなど他の攻撃手段があるため、地下道を移動してのゲリラ戦は現実的ではないことから、北朝鮮も放棄したらしい。

第3トンネルを歩く

こちらは撮影禁止。

  • 荷物は持ち込めない。ロッカーに預ける
  • スマホも持ち込み禁止
  • 帰りの上り坂がきつく体力が必要

地下トンネルはひんやりしていて、よくここまで深く、掘ったもんだと、ゾッとした。

第3トンネル

写真撮影コーナー

第3トンネルは撮影不可でしたが、入場口近くに撮影スポットあり。兵士マネキンと撮影可能。みな交代で撮影し合う。

兵士と撮影スポット

DMZ土産

物販コーナーがありました。Tシャツ類が充実。

DMZ土産

迷彩柄が好きな私。可愛いTシャツを見かけたけれど、政治的な思想について誤解されそうだからやめておく。

迷彩柄のTシャツ

朝鮮戦争において、韓国側を支援した16カ国が参加した国連軍を讃えるワッペン。Veteran (ベテラン)って、退役軍人のことを指すのですね。

ワッペン

ミニ統一旗。

白地の中央に空色の朝鮮半島と済州島を描き、軍事境界線なき朝鮮を表したデザイン。

統一旗

外は撮影可能

トンネルの模型。

トンネルの模型

もny7うめんと

DMZのパネル。

DMZ看板

ゆるキャラ

戦車

都羅展望台

移動してやってきたけれど、全面的に撮影不可でした。北朝鮮がすぐだからだろう。

バス停留所

バスから歩いて向かいます。

  • 天候が悪く対岸の北朝鮮は見えず
  • 動画を視聴
  • 展望台には登れず
北朝鮮から飛来する「汚物風船」の余波

2024年以降、北朝鮮から飛来する「汚物風船」事件。これはガチの汚物らしい。ほんとうにひどい。そのため、展望台への入場は2025年の渡航時も制限されていた。

施設のなかから対岸の北朝鮮を見学

あいにくの曇天で、モヤがかかって見えなかった。悔しい〜。

対岸の北朝鮮のようすは動画視聴で

これがなかなか興味深かったです。いままでTVのドキュメンタリーなどでも見かけることがなかった、北朝鮮の村。韓国国境沿いの北朝鮮側に立つ建物群は見せ物であり、実際は人も住んでいない。すごい見栄っ張りだな。バレバレなのに。一面の巨大な作り物感に、驚く。肉眼で見てみたいなあ。

決意:北朝鮮を見たいから、中国の丹東に行くぞ

 今後の旅先がひとつ決まった。

「統一村」土産店

ツアーの立ち寄りスポット。このエリアの農産物やDMZ土産が買えます。

「統一村」土産店

このDMZ付近では、お米を栽培しているらしい。そしてこの豆も。お土産に勧められるけれども、植物検疫でNGなのよね。

MZ米

高麗人参。

高麗人参

おしゃれなパッケージにはいったチョコレート。

お酒もありました。

酒

ガイドさんに車内で飲んでもOKか確認し、私はライスビールを買う。

ライスビール

土産店のまえにあった小さな公園。

統一村の公園

ソウルへ

ライスビール 車窓

解散:弘大入口駅付近

わたしは乗車時とおなじ弘大入口駅で下車。ソウル駅付近での下車も可能です。

バス

ツアーバスって、楽ちんだ。
個人では行くことの難しいDMZ、学びが多いツアーでした。

おしまい。

NEXT:大邱へ

KTXでソウルから大邱へ長距離移動。
翌日は韓屋スタバへ。

 

DMZ・大邱・ソウルの旅

この旅のスケジュール

 

DMZ「非武装地帯」

第3トンネルツアー

 

大邱グルメ

マクチャン

冷麺

カルビチㇺ

タロクッパ

参鶏湯

 

大邱
Daegu

韓屋スタバ

ヒウム 慰安婦歴史館

キム・グァンソク通り 

西門市場

南平文氏本里世居地

 

ソウル
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タッコムタン@南大門

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