水俣駅からコミュニティバス「みなくるバス」にのって湯の鶴温泉へ。
湯の鶴温泉は、
・枯れたかんじがステキな温泉街
・宿泊した”温泉ゲストハウス”Tojiyaさんが居心地よかった
この記事では、熊本県水俣市の湯の鶴温泉をご紹介します。
ひなびていてステキだった。
湯の鶴温泉について
湯の鶴温泉は、熊本県水俣市にある温泉街。
湯の鶴温泉へのアクセス
水俣駅からコミュニティバス「みなくるバス」で40分。
途中で棚田がみえた。
温泉ゲストハウスTojiyaさんがかなり良かった
今回泊まったお宿は温泉旅館を改装したゲストハウス。
ゲストハウスなので、
・ゲストハウスなのでリーズナブル
・ゲストハウスだけれどシッカリ個室
・共用スペースがオシャレ
・共用スペースに気になる本が並ぶ
・温泉が本格的、泉質はもちろん最高
ただし、ゲストハウスなので
・トイレは共用
・お風呂は共用(温泉大浴場)
・タオル・パジャマは持参
・食事は自分で手配
ホテルのサービスを求める方には物足りないでしょう。
コムギにとっては、ぜんぜん問題ありません。
Tojiya
宿泊日記
Tojiyaさんは、頭石川沿いにたつ。
すんごい門構え。さすが元旅館。
わたし、こんな立派なところに泊まるんだっけ?
温泉ゲストハウス TojiyA
温泉付きゲストハウス
朝食付き¥4,500/泊(2022年6月)
Googleマップ 楽天トラベル
ゲストハウスなので、素泊まり4,500円という破格。
素敵な玄関。
冬には暖炉でも使うのかしら。
薪の山がありました。
ゲストハウスだけれど個室
ドミトリーではなく個室。
広い。
なんと、広縁まである。
窓のそとにはすぐ、頭石川。
おしゃれな共用スペース
ゲストハウスの個性がでるのが共用スペース。
とにかくおしゃれ、広い、居心地が良い。
靴を脱いでリラックスできる和のスペースも。
BRUTUSとか、&Premiumとか、
おカネもっている社会人のためのおしゃれ本が並ぶ。
読者層は絶対に、このTojiyAさんを好むと思うわ。勝手に応援する気持ちになる。
日が暗くなるとムーディーに。
コムギが宿泊した日は若い家族づれやカップルが多かったからか、共用スペースはガラあき。
ちょっとし庭があり、鯉が泳いでいた。
なんなの、このゲストハウス!
どこで過ごして良いか悩んでしまうわ。
温泉
ここTojiyaさんの最大のいいところは「温泉があること」。湯の鶴温泉のすばらしいお湯がいつでも楽しめます。
そして、入浴設備までもモダンで綺麗。
洗い場がよくわからず、かけ湯して終わる。
今日はお風呂に入ってきたし、いいんだい。
共用キッチン
食事は自炊か外食で。コムギは買ってきたお刺身を部屋で食べることにする。共用キッチンにてお皿を借りて盛り付け。
夕食は買ってきた
ひとりで部屋食ごっこ。
客・自分、給仕・自分。
津奈木温泉かえりに近くのスーパーで買ったお刺身。
美味しい。
水俣はお刺身のレベルが高い。
シメサバ。
お皿にもりつけると、テンションが上がるね。
温泉帰りにお刺身で一杯。
楽しい夜になりました。
朝食サービス
朝食はサービスでついている。
セルフスタイル。
食パンがあまり好きでない。
でもとりあえずいただく。貧乏性なもんで。
トースト型のお皿がキュート。
ヨーグルトなんて久しぶりに食べたな。
おしゃれな空間も楽しむ。
カフェっぽい。
一泊でチェックアウトするのが名残惜しい、素敵な温泉ゲストハウスでした。
ここはリピしたい。
ただ、湯の鶴温泉自体は、なんにもないのです。
来るならば湯治目的かな。
温泉ゲストハウス TojiyA
温泉付きゲストハウス
朝食付き¥4,500/泊(2022年6月)
Googleマップ 楽天トラベル
湯の鶴温泉
散策記
到着日の夕方、日が落ちるまでの1時間、温泉街を散策した。
湯の鶴温泉は、
・閉業している旅館が多い
・飲食店はほとんどない
ひらたくいえば、寂れている。
でもそこがイイ。
湯の鶴温泉中心部にみつけた鶴の像。
ゆの鶴温泉の由来は、傷ついた鶴が癒して・・という定番か!?
湯の鶴温泉とっておきのイケてる施設「鶴の屋」。モダンな店舗では、湯の鶴温泉のお土産を購入できます。綺麗なトイレも借りることができた。
何か買いたいと思ったけれど、
何も買えるものがなかった。
温泉街を歩く。
川沿いには旅館だったであろう建物が並ぶけれど、廃墟化しているところも多い。
かつては賑わっていたのかな。
可愛いポスター!
江口寿史氏っぽいなあと思ったらご本人の作品だった。
Eguchiってサインがある!
江口寿史氏は水俣出身なのですね。
営業している商店を見つけた。
岡部商店さん。
ビールを追加購入しておく。
壊れかけの橋。通る人もいないのかな。
道端には足湯施設があった。
階段をくだったら、さらなる足湯施設。
そんなに足湯する人口って多いもんなの?
赤い”ほたるはし”をわたる。
夕暮れ前に、鶴の湯温泉きってんてん棒スポットへ向かうため。
眼下にひろがる水田。
温泉街が見渡せる。
コジンマリしてるようで広いような。
いちおし展望スポットにて、棚田がみえた。
「みなくるバス」で通過した棚田が壮観だっただけに、ちょっと拍子抜け。
別の道から、歩いて戻る。
天井すらなくなった廃墟をみつける。
男子、女子ってかいてあるということは、
元・浴場施設だな。
下のフロアをのぞいてみると、めっちゃホラー!怖いい。
浴場がありました。
日が暮れる前にゲストハウスに戻ってきた。
ゲストハウス前にあるこじんまりとしたお店は「湯の鶴BAR.屋台 山鯨」。訪問時はこのお店しか飲食店は営業していなかった。
部屋飲み後にちょっと行ってみるつもりだったのに、そのまま眠っちゃったのでした。残念。
わたしは好きです、
湯の鶴温泉
閉業している旅館も多く寂れた感じは否めない。失礼ながら、ひなびた温泉街ていう表現がピッタリなところ。
でもこういう雰囲気、大好き。
観光地化された土産店がならぶような温泉街よりも、こういう場所こそ、わびさび感があってグッとくる。
私の好みが捻くれているのかもしれませんね。
温泉の質は申し分なし!同じような趣向の方にオススメしたい温泉地です。
おしまい。
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