大阪在住の会社員コムギの、
週末で行くスパルタントラベラー日記。
週末で弾丸旅行!
秋の長野編。
この記事は、小布施(おぶせ)観光編、
● 栗の木テラスで新栗のモンブランを食べる
● 北斎館で浮世絵鑑賞
● 晩年の北斎の天井画をみに岩松院へ
小布施の栗推しが凄かった。
スイーツやと北斎しかないのでは?というくらい、菓子店だらけ。ですが一生に一度は、ホンモノのモンブランを食べに行こう!
小布施駅からスタート
大阪から夜行バスで長野駅に到着。
早朝は、長野駅から歩いて善光寺へお参り。
小布施駅
小布施駅に到着。
ホームの向こうに見えるのはアルプスかな?
小布施駅のホーム内のロッカーに荷物を預けておく。
ホーム内には、果物の販売も。
観光案内所で小布施マップをもらい、観光スタート。良い天気だな。わりと田舎なはずなのに、自動車が多いな。
さすが栗のまち、小布施。小学校の名前も、「栗ガ丘小学校」だって。
栗の菓子店がならぶ、メインストリートを目指す。
栗の木テラス
まっさきに目指したのは、小布施の有名菓子店・桜井甘精堂が展開する喫茶店、栗の木テラスへ。せっかく小布施にきたんだもの、モンブランは食べて帰らなくちゃ。
桜井甘精堂 栗の木テラス 小布施店
長野県上高井郡小布施町小布施784
・Googleマップ
開店10時だけれど、開店と同時に満席。私は2順目のよう。名前を書いて待つ。待っているあいだはその場を離れてもOK。そのはずなのに、みな並び続ける。
栗の木テラスにて要した時間
10:10 到着・記名
10:45 入店・注文
11:00 スイーツ到着
11:30 退店
モンブランに90分も、かかっちゃってるね。
順番が巡ってきたのは、記名して30分後。意外と早い。店内もステキ。
せっかく並んだんだから!
貧乏根性を発揮して、スイーツ苦手なのに2個注文という暴挙に出てしまう。
モンブラン・ネージュ ¥950
エスプーマを使ったフワフワのマロンクリームが、アイスクリームの上にかかっているもの。強烈なビジュアルだわ。
ホワホワのクリームは、意外にも軽い。
新栗のモンブラン ¥450
栗の味が濃い。いままでのモンブランは、マロン風味だったのかもしれないな。
濃厚で美味しい。
一生に一度は!本物のモンブランを食べれて良かったな。
待ち時間のあいだに観光
栗の木テラスの順番待ちのあいだに、近くを散策。菓子店ばっかり!そして、どこも並ぶ。
小布施堂
桜井甘精堂とならぶ有名菓子店、小布施堂。店構えがすてき。
のれんは、栗の紋。
桜井甘精堂 北斎亭
そのほか
フルーツ農園や、すてきな小道も。
信州そばを食べ損ねる
ううー、スイーツを食べ過ぎて気持ち悪い。
口直しに信州名物の蕎麦でも食べるとするか。
十割蕎麦が美味しいと評判のお店へ。
手打そば処 かなえ
長野県上高井郡小布施町小布施731-3
・Googleマップ
すでに並んでいた。名前を書いて、しばし待つ。
でもこれさ、このままだと小布施では、食べるだけで終わっちゃいそうね。やめておこ。
正気にもどって、小布施の2つ目の目的地、北斎館へ戻ります。
北斎館
北斎が江戸から数度通ったという小布施。葛飾北斎の美術館。
強気の入館料、¥1,000。
そのせいか、北斎館のまわりにある菓子店は大行列なのに、北斎館は空いていて、ゆっくりと鑑賞できた。
北斎館
長野県上高井郡小布施町小布施485
・Googleマップ
版画作品という性質のためか、北斎の作品はたくさん残されているから、これまでも目にしてきた。だから特段にテンションは上がっていなかった。とりあえず行っておくか、くらいのテンションだった。
そんな予想は裏切られ、見応えありで大満足。行ってよかったな。蕎麦を見送った甲斐ありだわ。北斎関連本も購入。
写真撮影OK!
北斎館は、写真撮影OK。
日本の美術館だと珍しい。撮影は、記憶の補助になるから助かる。
冨嶽三十六景:
版画の工程を見よう
有名な「神奈川沖浪裏」で版画を刷る工程が解説されています。刷るのも大変な作業だわ。
せっかく実物を見るのだから、細かいところに注目を。
点描で表現された、波の青。
遠くの背景、畝は柔らかい線で。徹底したデザインに感心するばかり。
琉球八景
富嶽三十六景以外にも、シリーズがあったのですね。お恥ずかしながら、知らなかった。北斎が訪れたことのない琉球を描いた「琉球八景」。
日新除魔:悪魔を払う禁呪
日が改まるたびに描き、自身にかかる災厄を払うと信じられてきた「日新徐魔」。北斎は毎日描いていたそう。
近世怪談霜夜星の挿絵
おどろおどろしくてステキ。
富士越龍図
最晩年の肉筆画。富士を超える龍。めでたい。
岩松院へ歩く(徒歩25分)
北斎館から、岩松院へは徒歩で移動。実用実験中のキックボードレンタルを見つける。トライしようと登録を試みるけれど、通信状態が悪くて登録失敗。
諦めて歩く。
好天に恵まれ、きもちいい秋の陽気。ぶどう畑のよこを歩く。
きゃあ!シャインマスカットかしら?
おぶせ温泉だって!?
このあとは渋温泉郷で九湯巡りをするからパスだな。
岩松院
岩松院は、晩年の北斎の「八方睨み鳳凰図」の天井画があるお寺。
岩松院
長野県上高井郡小布施町雁田615
・Googleマップ
八方睨み鳳凰図
お堂の中で、見学者を集めてご住職がお話をしてくださる。「八方睨み鳳凰図」の解説も。
下絵原案は北斎だけれど、着色等は別だそう。彩色は、修復せず当時からのまま。こんなに鮮やかなまま維持されているのは、豪商・高井鴻山をスポンサーとして、画材への投資を惜しまなかったからだとか。
境内には、「カエル合戦の池」があった。小林一茶の句「やせ蛙 負けるな一茶 是にあり」の句ゆかりの池。カエルの写真がたくさん飾られていた。
かっこいい!
岩松院のオリジナル御朱印帳
岩松院のオリジナル御朱印帳は、「八方睨み鳳凰図」。うー、カッコイイ!
でももう、御朱印帳はいっぱいあるからな。購入は見送り。
参拝を終えて、小布施観光は終了!
小布施駅まで歩く(徒歩25分)
小布施駅を目指して歩く。のどかだな。フルーツがたくさん。
リンゴの木、
ぶどう。これはワインになるのかしら。
道にはみだした柿の木。
思わず、もぎたくなっちゃうじゃないか。
かわいらしいお花も咲いていた。
線路沿いを歩いて、小布施駅へ。
小布施駅を出発
小布施駅のホーム、ノスタルジックな雰囲気。
小布施のまちは、スイーツ目当ての観光客でごった返していたのに、電車を待つ客は、コムギのみ。みんな車で訪れているのかな。
このあとは、渋温泉郷へ。
おしまい。
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