舞鶴サンセットクルーズ乗船記!
●艦船+夕焼けにロマンを感じる
●日没の国旗降納が見れる
舞鶴だからこそ、
夕暮れ時だからこそ!
特別感でいっぱいのクルーズでした。
舞鶴サンセットクルーズについて
チケットはWebで予約し、赤れんが2号間の受付で引き換えました。
サンセットクルーズ ¥1,700
日中便の「海軍さんのクルーズ」は¥1,500なので、少しアップ。
夕焼けが見れる
天候次第ではありますが、船から夕焼けを眺めることができる。
自衛艦旗降下を船上から見学できる
艦船乗組員には朝8時と日没時、自衛艦旗を掲揚、降下するミッションがある。このサンセットクルーズでは、
「自衛艦旗降下」を船上から見学することができるのです。
夕日そのものよりこっちの方が目玉だと個人的には思う。
サンセットクルーズ乗船記
乗船日:2023年4月
17:30
船着場にはすでに行列
良い席で見たい。クルーズ船は席に左右されがちだってね。
30分前から並べば一番乗りかなと思ったけれど、甘かった。すでに行列だった。
船には「海の京都」のフレーズ。
舞鶴って京都府だったね。
後部デッキ右側を陣取る
係員のかたに尋ねたところ、「船は反時計回りで進む」とのこと。岸に近い「右側」を陣取ります。正解!
18:00 出航
壁みたいなふたつの艦船は、掃海艇。
掃海艇(そうかいてい)とは、機雷撤去の船。
606 掃海艇 「はつしま」
688 掃海艇「あいしま」
ふたつの掃海艇は木材とFRP(強化プラスチック)製。
鉄だと磁気を帯びて爆発するため、機雷撤去をミッションとする掃海艇には使用されないのだそう。
沖にでていくと夕日が綺麗だ。
夕日と艦船、ロマンティックだわ。絵みたいだわ。
「戦艦テメレール号」の世界観だわ。
ちょっと違ってた。
新日本海フェリー乗り場。小樽まで行く船着場。
クレーンに釣られた船。
はるかかなた、沖合に位置する巨大な艦船がいた。
175 護衛艦「みょうこう」
イージス艦「みょうこう」だった。
「みょうこう」は、舞鶴にある2台のイージス艦のうちのひとつ。
奥にみえるのは、舞鶴クレインブリッジ。
もっと近くでみたい!
八角形のレーダーも見えた。あれが「イージスの目」!
ジャパンマリンユナイテッドもあった。
舞鶴は駆逐艦の建造が得意なのだと、朝参加したツアーで聞いた。
海上保安庁の船「えちご」もいた。
ドック
巨大なクレーンと3つのドック。
艦船がドック入りすると、門が閉まり中の水は全て抜かれるのだそう。へえ!
ハワード・O・ロレンツェン
白くて大きな船がいた。
アメリカ空軍の船。
ハワード・O・ロレンツェン号。
2023年3月に舞鶴に入港したんだって。
グレーで壁みたいな日本の艦船と違って、白くて高貴な雰囲気。
目立ってる。目立って良いのか!?
このブラウン管みたいなのがレーダーで、ミサイルを追跡するらしい。
現在アメリカと中国しか所有しないそう。
そんな船が日本に配備されているなんて、やっぱり北朝鮮の弾道ミサイルと関係があるんだろう。
YO38 油艦
「YO」とつくのは油を補給する油艦。
824 ミサイル艇「はやぶさ」
232 護衛艦「せんだい」
赤外線レーダー搭載。
151 護衛艦「あさぎり」
「せんだい」の奥は「あさぎり」。
118 護衛艦「ふゆづき」
181 護衛艦「ひゅうが」
巨大。長い。
最大11機のヘリを搭載できるらしい。でもサイズがたりず空母には改修できないらしい。
とにかく巨大。
船の中に船がある〜!
18:20
日没の国旗降納スタート
クルーズ線は「ふゆづき」「ひゅうが」のよく見える位置に停泊し、セレモニーに備える。
ラッパが鳴って、その艦船も一斉に、船尾の旭日旗を降下していく。
隊員の人たちが、クルーズ船にむかって挨拶してくれたよ。嬉しい。
クルーズ船は、セレモニー終了後も旋回してくれた。じっくり艦船観察を楽しめた。
ライトアップされる港
日も暮れて旗も降納され、クルーズ船は港へ戻る。
ライトが一直線になりますよ!ときき、乗客みんなで撮影。
艦船のライトも綺麗だな。
これ、なんだろう。
これが何なのか、最後までわからずじまい。
4301 多用途支援艦「ひうち」
港付近に停泊していたのは、多用途支援艦「ひうち」。
「ひうち」が「海の金太郎さん」と呼ばれるのは、2万トン級の船を引っ張ることができるから。
海からみる赤れんが倉庫。ライトアップされていた。
18:35
船乗り場へ到着
すっかり、真っ暗だ。
おまけ:船内
船内は居心地が良さそうでした。
右側が見やすいけれど、左側席を考慮して旋回してくれたり、撮影タイムを設けてくれた。
「至誠に悖るなかりしか」!!これ、某ドラマでみたやつだ。
山本五十六の手ぬぐい。このデザインいいな。
南極大陸の砂。南極って氷じゃないの?砂があるのん?
クルーズの船長さんは、任務で南極に行ったことがあるそう。そのときの砂だろうか。
舞鶴サンセットクルーズに乗船して
ラッパの音が響いたあと、自衛艦旗降下をみることができるのはサンセットクルーズならでは。感激した!
夕日×艦船の組み合わせも素敵だったな。
運航日限定のサンセットクルーズ、おすすめです。
おしまい。
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