
エルサレム旧市街を見下ろす、オリーブの丘。展望スポットから眺めるエルサレム旧市街は絶景です。タクシーに乗らなくても、歩いていけます。エルサレム旧市街の「ライオン門(Lion Gate)から徒歩20分くらいでした。ルートにはいくつかの観光スポットもあります。一部階段が続くので、健脚の方におすすめです。
目次 1.オリーブの丘、展望台までのアクセス 2.実録!歩いてオリーブの丘へ 3.徒歩で行くオリーブの丘!健脚ならば、ぜひトライ
オリーブの丘、展望台までのアクセス
エルサレム旧市街のライオン門(Lion Gate)から、寄り道なしで徒歩20分程度です。
オリーブの丘〜展望スポットまでの位置図
エルサレム旧市街の絶景を眺めることができるスポット、「ホロコースト・メモリアル」を目指します。その付近の道から絶景が見えます。
ついでに観光できるスポット
最終目的地はオリーブの丘展望台。その途中には他の見どころもあります。
● ライオン門
● マリアの墓の教会
● 万国民の教会
● ゲッセ・マネ
● オリーブの丘の展望スポット

治安は大丈夫?
* 夜は避ける
* できるだけ団体行動で行く
ガイドブックは「ひとりで行くな」「夕方は避けろ」と書いてある。なぜだろう。徒歩ルートは人気がなく、強盗や暴漢にあったら逃げ場がないからだそう。展望スポット周辺は観光客でいっぱいでした。
それでもやっぱり歩きたいコムギは念のため、
- 昼間の明るい時間帯に行く
 - 他の観光客についていく方針
 
なんとか無事に(?)オリーブの丘へ徒歩で行ってきましたよ。道自体は近くてなんてことないのになあ。
実録!歩いてオリーブの丘へ

ライオン門から出発
エルサレム旧市街からは、ライオン門(Lion Gate)が一番近い。

外側は旧な下り坂!
そうね、エルサレムは丘にたつ街でしたね。

しばらく歩くと交差点。車の交通量も割とあるので気をつけて歩こう。すぐに観光スポットである教会がいくつか目に入ります。近い。

エルサレム旧市街を外から見ると、こんなふうでした。イスラエル旧市街の強固な城壁が見える。

寄り道①
マリア永眠教会(Tomb of the Virgin)
イエスの母、聖母マリアが埋葬された場所と伝わる教会。
「マリアの墓の教会」もしくは「マリア永眠教会」と呼ばれている。

入り口は簡素で、地味。

マリアの墓の教会は地下教会。入り口すぐに階段を下ります。


地下で薄暗いけれども、たくさんの燭台などが煌々と灯される。

 
とても幻想的な空間でした。

寄り道②
ゲッセ・マネ(Gethsemane)
ゲッセマネとは「油しぼり」のこと。イエスが最後の晩餐を終えたあと、自分の身に起こる出来事を予感しながら祈りを捧げ続けた場所。

庭園内のオリーブの木は、遥か昔から受け継がれてきたそう。祈りを捧げる信者の方が印象的。

寄り道③
万国民の教会(Basilica of the Agony)
ゲッセマネの庭園横にたつ教会。別名「苦悶の教会」とも呼ばれる。

内部はとても暗かった。

イエスキリストが祈ったという岩の一部が置かれていた。みな撫でているのでコムギも。
ステンドグラスが綺麗でした。

徒歩でオリーブ山へ
オリーブ山はイスラエル旧市街の向かいの山。見晴らしの良い展望スポットへ。自分で歩いて向かいます。
階段をひたすら登る。
ゲッセマネの庭園の側道の坂道を登っていきます。

なかなかにキツイ。
階段が続きます。

ひたすら続く階段。
止まらずに登ったら確かにすぐ到着するんだろうけれど、一気には歩けないのではないかしら。

ふと目を横にやると、オリーブ畑が。そう、ここは「オリーブ山」でしたね。

有刺鉄線が、「イエスキリストの茨の冠」に見えてくる不思議。

車道に出る。あとは車道沿いに歩くのみ。Mt.of Olives(オリーブ山)の看板も見つけたよ。シンプルで迷いません。


大きい車道を通っていけば、すぐに到着します。

展望スポット到着:
大きい道路沿いを道なりに歩くと、エルサレム旧市街の絶景が見渡せます。
城壁に囲まれて、ここが「要塞」の役割を持つ歴史的な場所であったことを改め感じます。奥に見える近代的なビルが残念だけれど。

入場できなかった岩のドームもよく見えます。

手前に見えるのは、ユダヤ人のお墓らしい。

ビッチリ、並んでいます。石棺です。ユダヤ人のお墓って初めて見ました。ひとつのお墓あたり面積を擁するなあ、とゲスなことを考えてしまいました。

エルサレムの国旗がヒラヒラなびいていた。

絶景です。

手前にみえる金色のドームをいただくのは、マグダラのマリア教会。
入場可能期間が火曜日&木曜日の10時から12時の2時間ずつのみという観光難易度の高い教会です。もちろん、いけませんでした。

PM17時、夕暮れてきた。

礼拝のお知らせ、アザーンが流れてきた。
暗くなる前に下山しろとガイドブックに書いてあったな。後ろ髪を引かれつつも、急いで下山を始める。治安の悪さは感じなかったけれど、こういうときは従わねば。
坂道を下って徒歩でエルサレム旧市街へ
帰りは、近道ルートで帰ることにしました。

黄色の破線の道を歩いて帰りました
コムギの他には若いカップルと本格的なカメラを持った男性などが歩いていた。

坂道の傾斜がものすごくて、滑り台なんじゃないかと思うくらい。思わず手すりに捕まります。

横は墓地。塀の小窓から墓地を覗けます。

入場できなかった「マグダラのマリア教会(Church of Mary Magdalene)」の金ピカ屋根の姿も見える。

日が暮れてきた。ほんの15分ほど前までは展望台にいたのにね。

ライオンゲートに到着する頃には真っ暗。あっというまに日が暮れる。

そしてシャバット期間の夜だったので、人通りはかなり少ない。確かにこれは危ないかも。

オリーブ山へいくときは、明るい時間帯にいきましょう!
徒歩で行くオリーブの丘!健脚ならば、ぜひトライ
いかがでしたか?ライオンゲートからならば、オリーブの丘も遠くありません。ついでに「聖マリア教会」「ゲッセマネ」「万国民の教会」も寄り道できるので、観光効率も良いですよ。オリーブの丘から、エルサレム旧市街の絶景を眺めよう!
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