ブルネイの首都、バンダル・スリ・ブガワンの夜は暗い。
夜遊びと食事をかねて、夜にはにぎわうナイトマーケットへ行こう。マーケットの規模が多く、ザ・モールにも近いガドン地区のナイトマーケットがおすすめ。
アジアのナイトマーケットのなかでは異色!?ブルネイ独特の雰囲気も楽しめますよ♪
目次
1.アクセス
2.ナイトマーケットの雰囲気は?
3.屋台ではこんなものが売っている
4.充実のナイトマーケット、唯一の不満点は?
5.ブルネイの夜ごはんはガドン・ナイトマーケットで決まり!
ガドン・ナイトマーケットへのアクセス
ガドン地区にあります。
ブルネイ随一の規模を誇るショッピングセンター、”ザ・モール”からすぐ。徒歩5分くらい。
アクセス
ガドン・ナイトマーケット
Simpang 37, Bandar Seri Begawan, ブルネイ・ダルサラーム
ホテルのサービス、シャトルバスで向かう
コムギは、宿泊したホテルのシャトルバスでナイトマーケットまで連れて行ってもらいました。
らくちんだ。
2泊3日のブルネイ滞在中、3夜とも通ったほどおお気に入り。
いついっても大にぎわい、人気のマーケット!
ナイトマーケットの雰囲気は?
アジア各国には夜な夜な賑わうナイトマーケットがありますが、ブルネイのナイトマーケットは、一風ちがっていた。
なんだか、とても整然としていた。
オープンでクリーンなマーケット
コンクリートの開放的な建物の中に、お店が並ぶスタイル。
雨が降っていても、お店も人も大丈夫。
人も多いけれど、天井も高くて開放感があるし、通路もとっても広い。
なんだか、アジアっぽくないぞ・・・!?
キャンプ場の炊事場みたい
中には炊事場もついています。
各店舗あたりひとつくらい設置されていた。
衛生環境はバッチリ。
これまた、東南アジアっぽくないような・・・?
イートインスペースあり
屋台で食べ物を買うと、基本的にはすべてテイクアウト用として渡されます。
ですが、通路脇にはたくさんのイートインスペース(といっても、アルミの簡易テーブル)があるので、誰でも利用できます。
屋台でたくさん買い込んで、みんなでワイワイ食べるのがスタンダードな楽しみ方のようです。
毎晩、店じまいする
お店は、閉場時間なのか、21時になるとまばらになってきた。
毎晩その都度、お店じまいするみたい。
お店は、もぬけの殻!
ちゃんと、椅子も台に上げられているので、掃除もしやすそう。
きわめて衛生的な、ブルネイのナイトマーケット。
屋台ではこんなものが売っている
たくさんの屋台が並ぶガドン・ナイトマーケット。
お店も多いし、人も多いし、とにかく賑わっています。
食べ物の種類は何パターンかで、似たようなお店も並びます。価格も、たぶん、さほど変わらない!?
BIGサイズのジュース、日本で見かけないフレーバーも
とにかくいちばん驚いたこと、それは、ブルネイのジュースのBIGなサイズ。
BIGサイズだけれど氷もたっぷり入っているので、とても冷たい。
売り方も大胆。大きいタンクに入ったジュースをカップに入れてくれる。
そして、なんだかわからない、奇妙なフレーバー。
ゼリーやタピオカは、なんとなくわかるのですが。。
トウモロコシが入ってる!
さすがに、驚いたわあ。
チョコミントかな?と思ったら、ドリアンだったり。
ドリアンのドリンクは、BIGサイズジュースの通常価格1ブルネイドル(約80円)の2倍、2ブルネイドル。高級ジュースに属していた。
同じく、高級ジュースの、ココナッツ・シェイク。
いろいろ変わり種があるなか、冒険できないコムギです。
思ってたよりも甘さは控えめでした。おいしかった♪
揚げ物が多い
揚げ物屋さんがとても多かった。
その場で挙げていくけれど、どんどん積み増していく。
甘いドーナツも惣菜と一緒に並ぶ。
揚げ物カテゴリが同じだからかな?
うーむ、胸焼けしそう。
豪快なチキンが人気
イスラム教が国教のブルネイでは豚肉が食べることができません。そのせいか、チキンのお店がたくさんあった。
チキンはBIGサイズが基本。
煙をモクモクだしながら、焼いてくれます。
陳列されているチキンを選んだら、もういちど炙ってくれる。
コムギもちいさめの手羽元を食べたよ。
そのままではBIGサイズなので、ぶつぎりにしたうえで渡してくれる。甘酸っぱいソース付き。
これで4ブルネイドル(約320円)。
タコヤキも売っていた
大阪のソウルフード、TAKOYAKIも売っていた。
イスラム教はたしか、「ウロコのない食べ物」はNGだったんじゃなかったっけ??
タコもNGなんじゃなかったっけ?
とおもって調べたら、上記NGなのはイスラム教のなかでも、シーア派ということ。
ですが、タコがはいっているかどうかは謎のまま。誰か、食べてみてください。
ド派手なカラーのお菓子
スイーツもうっている。とにかくカラフル!
カステラ?スポンジ?
マーブルカラーが毒々しいです。
フローズンも派手なネオンカラー。
正体不明のお菓子もありました。
メルヘンチックで可愛いね。
米麺・チャ―クイティオの人気店
米麺を炒めた料理、チャ―クイティオ(Char Kway Teow)の人気屋台がありました。
レジを済ませたら、番号札を渡されて待つしくみ。このガドン・ナイトマーケットで唯一行列ができていた店。
他の店が人気がないわけではなくて、注文を受けてから好みどおりに作るので時間を要するってこと。
といっても迅速な調理。
前に4人くらいいたけれど、注文後に出てくるまでは5分程度でした。
4ブルネイドル(約320円)。すごいボリューム!
コムギは、よくわからないから「スペシャル」と書かれたやつにしました。
そして、「Spicy?(辛いのにする?」と聞かれたので、スパイシーにしてもらった。
エビと、小さな貝の身がたくさんはいっていた。きっとこれがスペシャルたる所以なのだろう。
見つけたら食べたい大好物”サティ”
東南アジア版。串焼き、サティ。
1本で1ブルネイドル(約80円)。
注文したら、タレをつけて炙り直してくれる。
9月のマレーシア、ジョージタウンで食べた羊のサティが美味しかったことを思い出し、羊にしたよ。
羊肉は好物です。ちょっとくせのあるところも好き。
ですが、マレーシアでも、ここブルネイでも、羊はとってもムッチリしていて、独特の羊臭が薄い!
美味しいです!鳥より断然おすすめ。
10本くらいは余裕で食べれそう。
100円以下で食べれる!驚きのチープ飯、ナシカトック
ナシカトックは、ブルネイの有名チープグルメ。
ナシ=ごはん
カトック=ドアをコンコンたたくこと。
ごはんを求めてドアをノックする人に安価で提供する簡単ファストフード。それがナシカトック。
なんと、これで1ブルネイドルなんです。約80円!
ナシカトックは、
ライス、チキン、サンバルソースが基本らしい。
これひとつでお腹いっぱいになりそうなので、選ぶのは諦めた。
お金持ちブルネイでのチープ飯。ネタとして経験すべきだったかな?
危険!ドリアンゾーンあり
広いナイトマーケット。
ある地点を超えると、ヤツの臭いがする・・・
大量のドリアンが売られています。
ドリアンの、山・山・山!
なかなか強烈な臭いですね。
南国っぽさをかんじます。
充実のナイトマーケットの唯一の不満点は?
食べても美味しい♪
注文も簡単!
ひとりでも気楽♪
そんな楽しい、ガドン・ナイトマーケット。
唯一の不満点は、ビールを飲めないこと!
禁酒国ブルネイではアルコールが一切買えません。
3日間、一滴もアルコールを飲まないのなんて、いつぶりかしら(遠い目)
ビールのかわりに、BIGサイズの甘いジュースを飲んでいました。
禁酒よりも体に悪そう!?
こんなにビールに合いそうなお料理なのに、この国ではビールと組み合わせることが叶わないなんて。。
切なかったです。郷に入らば郷に従え!で我慢しましたが、やっぱりビールがあったら最高だったなと帰国した今でも思っています。しつこい?
ブルネイの夜ごはんはガドン・ナイトマーケットで決まり!
ガドン地区のナイト・マーケット。
規模も大きく、明るく賑わっていて冷やかすだけでも楽しいよ。
指差しで注文できるので、言語に自信がなくても買いやすいし、一人旅ならチョコチョコいろいろ食べることができる屋台は重宝しますよね。
ガドン・ナイトマーケット、ブルネイ旅での夜ご飯におすすめです。
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